【ニューヨーク時事】米アラスカ州の北米最高峰マッキンリー(6194メートル)で宮城県勤労者山岳連盟(仙台市)登山隊の日本人5人が雪崩に巻き込まれ、4人が行方不明になっている事故で、現地のデナリ国立公園事務所は17日朝(日本時間18日未明)、4人の生存が絶望視される上、二次災害の危険が大きいことから捜索を打ち切ると発表した。
同事務所によると、16日の捜索で、唯一助かった扇等さん(69)=仙台市泉区=が転落したクレバスの底(約30メートル下)に、4人と扇さんの体をつないでいたロープの端があるのを発見。掘り出そうとしたが、周辺の雪や氷が崩落する危険が大きいため断念したという。
同連盟によると、行方不明になっているのは、宮城県涌谷町、加藤慶昭さん(64)▽同県加美町、須田正子さん(50)▽同県大崎市、鈴木道子さん(56)▽仙台市青葉区、鈴木玉雄さん(63)。
捜索現場
捜索打ち切りにより、4人は絶望的と思われる。
マッキンリーと言う世界の峰高を征するベテランの集団、遭難を覚悟しながらの走破とは思うが残された家族の心境を思いやると・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます