ガードマンに囲まれ平壌いり
フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が11日午後、平昌冬季五輪が開催される韓国に到着した。仁川国際空港で報道陣の取材に応じた羽生は、現在の状況や、16日にショートプログラム(SP)、17日にフリーが行われる男子の競技に向けた心境を、次のように語った。
−−今の足の状況で、どういう思いで練習してきましたか。
出られない試合もたくさんありましたし、非常にもどかしい気持ちでもいましたけれども、できることとして、陸上のリハビリだとか、治療だとか、そういうことを必死にやってきました。実際にこうやって試合の場に来られたことがまずうれしく思いますし、また、これからこの地でしっかりと調整して試合に向けてやっていけたらな、というふうに今、思ってます。
−−このオリンピックは2連覇がかかっています。自信は。
もちろんそういう気持ちは少なからずありますし、自分にうそをつかないのであれば、やはり2連覇したいというふうには思ってます。ただそれだけが目的ではないので、しっかりとその試合というものを感じながら、また自分の演技というものを出しながら、ここのオリンピックというものをしっかり感じていきたいなと思ってます。
−−SP、フリーにどんな4回転を入れたいですか。
現地で調整して、それから決めようと思います。構成の選択肢はたくさんあると思いますし、周りの状況とかもいろいろ考えながら見なきゃいけないというふうに思ってるので、しっかり作戦を立てながらやっていきたいと思います。
−−今のコンディションは何%ですか。
そうですね。まだ滑ってないのでわかんないです。ただ、団体戦を見ていましたけれども、どの選手よりも一番勝ちたいという気持ちが(自分には)強くあると思いますし、どの選手よりもピークまで持って行ける伸びしろがたくさんある選手の一人だと思ってるので、しっかり頂点というものを追いながら頑張っていきたいと思います。(毎日新聞引用)
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