癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

◆小渕優子氏「経済産業相」辞任・・・・・「輝く女性の目玉」が目玉焼に!

2014年10月21日 13時16分45秒 | 政  治

    

山谷えり子氏の国家公安委員長兼拉致問題等担当相就任は規定路線だ。山谷氏は安倍首相に極めて近く、8月18日には安倍首相の母の洋子氏と共にモンゴルを訪問している。第一次安倍内閣では教育再生担当の総理補佐官に任じられ、「お友達人事」と揶揄されたこともある。

だが山谷氏は党内では北朝鮮による拉致問題対策本部委員長、拉致議連では副会長を務めるなど、ずっと拉致問題に携わってきた。秋には北朝鮮から調査リストが提出され、何かしらの動きがあると見られている。山谷氏は「拉致担当相の最適任者」と言われている。

確かに「不正」であることは、容易に知ることができる。問題とされた明治座観劇会について、「小渕優子後援会」の2010年分の政治資金収支報告書ではその会費として373万円を集めていると記している。

一方で同報告書と関連団体の「自民党群馬県ふるさと振興支部」は明治座に1688万円支払っていることを示しており、差額の約1316万円が宙に浮いていることになる。

翌2011年についても、観劇会の会費徴収と支払いの差額が1326万円も存在する。これらが事実だとすると「利益供与」として公職選挙法違反に、記載ミスだとすると政治資金規正法違反に問われる可能性がある。どちらに転んでも違法という、まさに絶体絶命の状態だ。

さらに「東京ドーム巨人戦観戦ツアー疑惑」や「下仁田ネギ疑惑」もある。「こんなにボロボロと出てきては、大臣辞任だけではすまない。議員辞職しなくてはいけなくなるかもしれない」--。関係者からこんな声も聞こえている。

これまで大臣に不祥事があった場合、「大臣辞任」をもって火消しできたことが多かった。経産相辞任後の会見は小渕氏が深く反省している様子が明らかで、まずはうまく乗り切ったと見ることはできる。しかし、果たしてこれで幕引きになるだろうか。

身体検査が甘かった

小渕氏辞任に合わせるかのように、松島氏も法務相を辞任した。同じ日に2人の大臣、しかも重要閣僚クラスが同時辞任するとは前代未聞。安倍政権に対する影響は必至と見られる。

そもそも今回の改造人事については「何かが起こりそうだ」との声が出ていた。理由は身体検査が甘かったからだ。

一般的に大臣に就任する前には、金銭トラブルや異性問題などがあるかどうかがチェックされる。ところが丁寧にチェックしていては、候補者がいなくなってしまう。そこである程度は目をつぶった。小渕氏はその中でも「最も安全な牌」とみられていた。

それにしても小渕氏は、どうしてこんなミスを犯したのか。辞任会見で判明したことは、彼女が政治資金の取り扱いについて直接チェックしたことがなく、簡単な報告を秘書から受けるだけですませていたことだ。

その代わり、亡父・恵三氏の時代から秘書を務めた折田謙一郎中之条町長が責任をとって辞任した。結局小渕氏は「お飾り」にすぎず、現実の責任から隔離された存在であったわけだ。

議員を辞職したとしてもリベンジは可能

辞任会見で小渕氏は「政治団体とは関係ない外部から弁護士や税理士などの専門家を入れて、客観的な調査をしていただく」と述べている。直接の明言はなかったが、今後は政治資金の流れについては自ら目を通すことになるだろう。

これを機に小渕氏が政治家としてそして人間としてひとまわりもふたまわりも成長するならば、決してムダな経験にはならないだろう。たとえ議員辞職をして出直しても、小渕氏はまだ40歳。政治家としてのやり直しは十分に可能だ。

実際に似たような前例がある。松島氏の後任として法相に就任した上川陽子氏だ。上川氏は2000年の衆院選で、党本部が戸塚進也氏を公認したにもかかわらず出馬したことが反党行為と見なされ、自民党を除名された経歴を持つ。

除名された者が政党に復帰するのは容易ではない。ましてや閣僚に抜擢されるのは異例だ。そのような上川氏を新たに閣僚に据えたのは、安倍晋三首相からのメッセージなのだろうか。

いずれにしろ、政界はまさに「人間万事塞翁が馬」。小渕氏も挽回の機会を掴むチャンスは十分にあるだろう。 vcbv

    蓁

父の時代から政治活動に接し外観だけを見て来たような気がする関係政治団体による政治資金の不透明な支出等ドロドロした政治の裏は見て来なかったようだ・・・・・
しもたねぎ・帳簿不記載となれば逃げようがない、それにしても秘書・会計士等のバックアップ無さに驚きだ。週刊新潮に隙を突かれれれば何の回答が出来ないはずだ・・・・全容の解明を図り処置し出直す必要があろう…颯爽と頭院して来る姿を期待したい、、、