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ミケランジェロカフェ番外地

tickle of the original feeling

キングコング対ゴジラ(夏休みこども映画館2014)

2014-07-27 12:20:01 | 映画
フィルムセンターの夏休み恒例の企画「こども映画館」に息子と行ってきました。
7月25日の上映は、表題の「キングコング対ゴジラ」と「ウルトラQ 1/8計画」。

『ウルトラQ 1/8計画』
上映後には、何と主演の桜井浩子さんがゲストで登場。撮影当時の様子を語ってくださいました。
桜井さん演じるユリちゃんが身長20cmくらいの小人になってしまうお話で、
ガリバーが巨人の国に紛れ込んだような世界と、ガリバーが小人の国を訪れたような世界の両方が繰り広げられます。
小人のユリちゃんが、巨大な電話をかけるシーン、あの電話は当時は発泡スチロールではなく石膏で作られたそうで、かなり重かったそうな。
しかも受話器を置くときに破損したらしく、「よく見ると壊れてます(笑)」と。
巨大な鉛筆で「さようなら」と書く場面はリハーサルなしの本番一発撮りでたいへんな思いをしたそうです。

桜井さんはちびっ子たちに「怪獣が出て来る話じゃなくて、ごめんね~」とおっしゃっていましたが、
むしろ怪獣回より面白いんじゃないかと思いますし、息子も「人間が怪獣みたいだったね」とかなりおもしろがってみていました。


『キングコング対ゴジラ』
ゴジラシリーズ3作目。
まだまだ怖いゴジラかなと思っていたら、100%エンターテインメント。
冒頭からキングコングもゴジラも姿を見せて、サービス精神満点でした。

序盤はいきなり東宝のサラリーマンコメディが始まり(笑)
奥地からキングコングを無理矢理つれてくる企業のボスが有島一郎なので、悪辣な感じとはほど遠く、
なさけないアホっぷりを振りまいて笑わせてくれました。

全体的にお話はゆるい感じでしたが、特撮は心行くまで楽しめる力の入れっぷり。
子どもと楽しむゴジラとしては最高ではないかと思います。


センターの方の解説が入ってとても良かったです。
この日は撮影関連の話が多かったです。ゴジラのような特撮映画の現場がどのようなものか等、
クイズ形式でお話してくださいました。

うちの子は、どうやって撮るんだろうとか、どんなしくみになっているんだろうとか、
そういう方面に興味がある子なので、このような解説があるのは嬉しいです。


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