切り替え、切り替え！

熱田高校サッカー部は、本日、インハイ愛知県大会決勝リーグ２戦目を戦いましたが、中京大中京高校に１－３で敗れ、全国大会出場を決めるには至りませんでした。

やはり、というか、さすが中京大中京高校ですね。素早いパス交換、ポストプレー、正確なシュート、固い守備。どれを取っても一級品であり、この点は、熱田高校も太刀打ちできる部分はほとんどありませんでした。
しかし、ここ数年、インハイや選手権で、中京大中京高校と対戦した場合は、４～５点は必ず取られ、しかも得点できない、といった完敗状態が続きましたが、今日の熱田高校は一味違っていたように感じました。

昨日の東学戦のように、前半を０－０で凌げば、何かが起こるかも知れないと期待しましたが、最初の10分が肝心な所、早々に中京大中京高校が先制点を奪い、その後も、まるで真綿で首をしめるように、ジワジワと熱田高校の戦力を削いでいき、前半終の終盤にも２点を立て続けに取りました。いつもの熱田高校ならば、この３点で戦意喪失、ズルズルと沈んでいくところ、前半終了間際に右サイドからのＦＫの流れから、ペナルティエリア内で上手く合わせ、素晴らしいゴールを奪いました。

後半も、中京大中京高校の攻守にわたる洗練された動きに、熱田高校は、なかなか反撃のチャンスを与えてもらえませんでしたが、それでもサイドを鋭くえぐる熱田高校らしい攻撃や、大きなサイドチェンジから、相手ＧＫと１対１に持ち込むなど、随所でキラリと光る場面もありました。ＧＫを含めた守備陣も、最後の一線を越えさせることなく、無失点に抑えたことは評価に値します。

このように、結果的に１－３と敗れはしましたが、以前のように「ぶっ倒された」というイメージはなく、実力差が少し縮まったのではないかと感じたのは管理人だけでしょうか。

本日の各対戦を終わって、どのチームにも全国出場のチャンスが残ったようです。６月６日の最終戦が全ての運命を決めるのです。この１戦目、２戦目を通じ、熱田高校が全国大会に出場するに値するようなチームに育ってきたのを実感することができました。
全国出場できるかどうか、いろいろなシミュレーションをあれこれ考えていても面倒くさいので、次の岡崎城西高校戦に80分以内ですっきり勝って、自力で全国大会出場を決めてしまいましょう。

選手諸君、この１週間で、２戦戦ってのいいイメージを体に刻み込ませ、逆に上手くいかなかったところはしっかり立て直していこう。そして、全国一の応援団、熱田を愛する人々に包まれて、夢に向かって前進していこうではありませんか！

絶対全国熱田！
ガンバレ！熱田高校イレブン！