市況
■株続伸(23511)。「きょうは9月末の配当権利付き最終売買日にあたり、配当再投資に絡んだ先物買いが入るとの期待から引けにかけて上げ幅を広げた。日本時間28日の米国株価指数の先物が堅調だったことも買いを誘った。日経平均は上値が重くなる場面もあった。米国が中国半導体の中芯国際集成電路製造(SMIC)に対し輸出規制を設けると伝わり、米中関係の悪化が相場の重荷となった。東エレク、アドテスト、信越化など半導体関連が下げた。傘下の半導体メモリー会社が上場延期を発表した東芝も安かった。東証1部の売買代金は概算で2兆7082億円。売買高は14億6267万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1892と、全体の約9割を占めた。値下がりは251、変わらずは34銘柄だった」。■債券軟調(利回り上昇0.015%)。「日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)が投資家の売り意欲の高さを示す結果と受け止められ、売りが優勢となった。日経平均株価が午後に入り上げ幅を広げたのも相対的に安全資産とされる債券の売り圧力となった。日銀が28日実施した国債買い入れオペでは、残存期間「5年超10年以下」で応札額を落札額で割った応札倍率が3.66倍と前回(23日、2.37倍)を上回り、3月中旬以来の高水準だった。残存期間「25年超」も応札倍率が上昇し、債券需給の緩みを警戒した売りが出た。超長期債では新発40年債利回りは前週末に比べ0.020%高い0.655%と、7月上旬以来およそ3カ月ぶりの高水準を付けた。日銀オペの結果に加えて「9月は利回りが低下基調だったほか、月末と期末が重なるとあって持ち高調整の売りが出やすい。需要の乏しさを示した前週の40年債入札を受けた売りも続いている」(国内証券の債券ストラテジスト)との声が聞かれた。中期債も売られた。新発2年物国債の利回りは前週末比0.010%高いマイナス0.150%、新発5年債利回りは同0.010%高いマイナス0.110%を付けた」。
(為替)105.26-105.59のレンジ。17時は105.34近辺。ユーロは122.50/1.1627近辺。
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