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埼玉県幸手市・権現堂堤の桜

2010年04月11日 | ユニバーサルデザイン

春らしく暖かくなったり、冬に逆戻りしたり、今年のお天気はとても不安定。身体がついていけず体調を崩している人も多いよう。でもひとつだけうれしいことは、桜が長持ちしていること。おかけで今年は2週にわたってお花見を楽しみました。



昨日は、埼玉県の幸手(さって)の桜を見に行きました。堤沿いには満開の桜、そして一面の菜の花畑。桜のうすいピンクと菜の花の黄色がとてもきれいです。

幸手市は久喜市の近くで、埼玉県の北東部にあります。今まで知らなかったのですが、幸手市は桜のまちとして知られているそう。中川沿いに権現堂堤という土手があり、大正時代に桜が植えられたことが始まりだとか。



その桜の木が戦争の頃に伐採されてしまい、昭和24年に新しい桜が植えられたそう。今でも当時の桜が約1000本残っていて、千本桜と呼ばれています。地元の人たちが桜の季節以外も楽しめるようにとアジサイを植えたりして、今ではアジサイ、彼岸花、水仙など四季折々の花が楽しめる公園になっています。

権現堂堤の満開の桜には、地域の人たちの思いや活動が反映されています。小さい頃から見てきた風景を子どもたちに残したいという地域の人たちが、NPO法人幸手権現堂桜堤保存会を結成し、行政と一緒に桜の保存をされているそう。

住民の思いや努力が実り、桜の名所としてたくさんの観光客が訪れています。私もそのひとりですが…。 NPOは、平成19年度の花の観光地づくり大賞のフラワーツーリズム賞を受賞されています。



菜の花畑の一部には歩道があり、歩けるようになっています。
堤にもゆるやかな道があるからだと思いますが、
フラットで車いすの人やベビーカーもたくさんいました。



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