難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

国際福祉機器展

2012年09月29日 00時40分37秒 | 健康と食事
久しぶりに参加したが、聴覚障害者というより、難聴者対応機器の出展が多かった。
Bernafonのブースには試聴の行列が出来ていた。骨伝導補聴機器、携帯用磁気ループ、同アンプ、おしらせランプなど各種の聴覚障害者用警報機、拡声機能付き電話機、地デジの音声を手元で聞くスピーカーなどの展示もあり、熱心に参加者が質問していた。

NICTのブースでは、プラスヴォイスが遠隔コミュニケーション支援システムの展示、デモをしていた。手話通訳だけで字幕がなかったので説明はよく分からなかった。
手書き電話のアプリが発表されていた。12月よりAppstoreで販売されるそうだ。フリーハンドでもタイプでも書けるので、これは普及するのではないか。

ラビット 記

【遅延】京王線遅延、振り替え輸送実施中。

2012年09月26日 08時03分43秒 | 健康と食事
京王電鉄運行情報に関するお知らせです。

【京王線 遅れています】西調布~調布駅間で緊急電力設備点検の為、京王線は一部区間で運転を見合せておりましたが、5時27分に全線で運転を再開いたしました。振替輸送をご利用下さい。

今後の情報は、以下のURLを参照ください。
http://www.keio.co.jp/j/

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人工内耳と補聴器による聴覚補償の特徴。

2012年09月22日 23時50分27秒 | 難聴一般
人工内耳の問題点について、一部のろう者が指摘しているが、人工内耳や補聴器による聴覚補償自体に元々大きな利点と制約があることを理解すべきだ。

それは、聴覚によるコミュニケーションであることに起因する。聴覚でコミュニケーションするということは空気中を伝播された音のエネルギーを脳に伝えられた信号を脳が処理するということだ。それが「聞く」ことになる。

利点として、空気中を伝播することから、離れたところにも届く。しかし、遠方ほどエネルギーの減衰が大きい(小さくなって聞こえにくい)。また、周囲の外乱(ノイズ)の影響を受けやすい。
音信号は、その周波数の波形が様々な情報を持つことが出来る。音で言えば音色(ねいろ)、声で言えば声色(こわいろ)、音韻、強弱、抑揚、連続/断続、などだ。これにより、自然の音、動物類の鳴き声、音楽や声楽、歌、多様かつ豊かな情報を持たせることが出来る。
電話が声だけで、きちんとコミュニケーションツールとして成り立っているのは、十分な情報が伝達出来ているからだ。

人工内耳と補聴器ではインプットされた後の信号処理が異なるが、その音の信号自体が音源のまま届くようにしなければならない。
なぜなら、何らかの影響を受けた音は人工内耳、補聴器の音信号処理に負荷がかかり、脳内処理にも負荷がかかるからだ。
人工内耳と補聴器の持つ様々な信号処理機能は、脳に届けられる音の信号を出来るだけ脳で処理しやすいようにするためのものだ。

人工内耳の音処理プログラムは、まず人の声を優先的に聞き取れるように処理している。コード化法に幾つか種類がある。また音声の周波数帯だけ強調したり電話は声だけだが立派にコミュニケーションが成立するのは、声に多くの情報が含まれているからだ。、周囲のノイズレベルを下げる機能もある。一部、音楽を聴くプログラムやコード化法が開発されている。幅広い周波数帯の音を入力しようとするものだ。

一方、人工内耳を装用した場合の限界は、電極による信号が入力されるので、後迷路を通じて入って来た音、声と違うので、脳の処理能力が発達するのに時間がかかることが上げられる。
補聴器の場合の限界は、感音性難聴の場合、音の処理自体が困難なので聞こえるけれど分からないという状態になる。

「人工内耳は聞こえる?」と聞かれた装用者はたいてい返事に困ってしまう。聞こえる時もあれば聞こえない時もあるからだ。
※整理が不足気味だが、考えたことを記しておく。

ラビット 記



生放送字幕に関する研究

2012年09月22日 23時35分04秒 | 放送・通信
○追手門大学国際教養学部紀要第5号抜刷2012年1月30日発行。東日本大震災に関するテレビ報道番組のリアルタイム字幕の分析。福島孝博

○電子情報通信学会 信学技報HCS2011-27、テレビ生放送番組の字幕の評価に向けての基本調査、福島孝博、fukushima@res.otemon.ac.jp

ラビット 記

1ヶ月半後の糖質オフの現状。

2012年09月22日 12時37分41秒 | 健康と食事
1ヶ月半ぶりにカレーライス。それもカツカレーを食べた。カツの衣、カレーのルー、ライスと糖質ばかりだが、目標体重を下回ったので食べてみた。

ホテルにあった組成体重計で体重が61.0kg。数字はうろ覚えだが、体内年齢が25歳。BMIが20幾つ。基礎代謝量が1569kcal。内蔵脂肪率が5%とか出たのは自分でも驚いたのは覚えている。

ライスは残した。

ラビット 記

京王線運行情報メール220931

2012年09月22日 09時43分56秒 | 日記(つぶやき)
2012年09月22日09時38分42秒
"京王電鉄"が送信したメールを転送します。
>京王電鉄運行情報に関するお知らせです。
>【相模原線 運転見合せ】9時29分頃、稲城駅構内で人身事故の為、相模原線は上下線で運転を見合せています。振替輸送をご利用下さい。運転再開は10時30分頃の予定です。
>今後の情報は、以下のURLを参照ください。
http://www.keio.co.jp/j/
>このメールの内容に関してのお問い合わせはご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。
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>KEIO MOBILE NEWS
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中小企業、非営利団体の情報保障

2012年09月19日 10時24分49秒 | 障がい者制度改革
中小企業や個人事業者に雇用された難聴者等も多いが障害者差別禁止法で、聴覚障害者の情報保障として、手話通訳や要約筆記、文字表記、字幕が義務つけられた場合、負担が大きい。

過度な負担として、配慮義務を免除するのではなく、国や地方公共団体は補助金制度を設けて対応させるべきだ。

交通バリアフリーでエレベーターやホームドアなどが設置されている鉄道事業者等も国土交通相や自治体の支援を受けている。
放送事業者も字幕放送や手話放送の制作には国の補助金で拡大させてきた。

学術団体等の非営利団体、機関等も同様の対象にする。

ラビット 記

全国統一約筆記者認定試験の受験が増加?!

2012年09月16日 13時04分44秒 | 要約筆記事業
地域生活支援事業(情報支援等事業)/平成24年度予算/とりネット/ 鳥取 ...
平成24年度から養成事業を実施した要約筆記者養成研修の修了者及び補講を修了した要約筆記奉仕員を対象に、要約筆記者登録試験を実施し、合格者を県「要約筆記者」として新たに派遣者名簿に登録する。
この試験及び登録等業務に係る経費を要求する ...
http://db.pref.tottori.jp/yosan/24Yosan_Koukai.nsf/ef66f4bf59e12b10492578e60018079d/2ae24f5cd1e6233049257a61002357f2?OpenDocument

人工内耳装用児の一般学級での様子。

2012年09月15日 20時22分35秒 | 難聴一般
東京医科大/聴覚・人工内耳センターのフォーラムで、大東文化大学の斉藤友介先生の報告はGreeの報告を紹介しながら、日本でも東京医科大学と共同で研究を始めているというものだった。
5、6歳児が中学、高校と進学するにつれて、言語力がかなり向上したa群、ある程度向上したb群、ほとんど向上しないc群に分化すること、a群が4割もないことが報告された。

なぜなのか、教室あたりの生徒の数も違うし、手話やキャプションサービスの有無などの差が影響しているだろう。これには、大きな問題意識を持たざるを得ない。

ラビット 記

糖質オフ食事はカロリーはあまり気にしません。

2012年09月15日 09時33分49秒 | 健康と食事

昨日で糖質オフ食事を始めて1ヶ月経った。
この1週間は肉料理が続いた。昨夜はすき焼きの残り。これに焼き豆腐が入っているが別に厚揚げと冷ヤッコと、豆腐は結構な量は食べている。

今朝はライトツナ缶で豆腐、野菜、ツナを卵で閉じてみた。カロリー三分の一という溶けるチーズを振りかけたら、ピザの臭いが。実はチーズの臭いは好きではないので、グリーンタバスコと十味唐辛子をかけてしまった。

昨日は、ある区の通訳派遣事業の打ち合わせに行った。

ラビット 記

2回目 「聴覚障害者の精神保健福祉を考える 対談・分科会・シンポジウム」(実施予定)

2012年09月14日 07時38分50秒 | 難聴一般
聴力障害者情報文化センターが精神保健相談支援研究事業の一環として、
2回目「聴覚障害者の精神保健福祉を考える対談・分科会・シンポジウム」を実施予定。

12月9日(日)9時45分~17時
港区障害保健福祉センターヒューマンプラザ

「対談・分科会・シンポジウム」の内容案。
1.対談 野澤克哉氏・藤田 保氏
2.分科会 ①相談支援実践例  ② 情報保障問題
        ③疾病・障害の理解と家族の対応
3.シンポジウム
「精神障害を併せ持つ聴覚障害者が住み慣れた地域で
暮らすために、障害者総合支援法に期待するもの」
・コーディネーター
 日本精神保健福祉士協会常務理事 大塚淳子氏
・シンポジスト
 東京都の精神保健部署担当者
 精神科医 片倉和彦氏
 日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会会長 稲 淳子氏
 東京手話通訳等派遣センター  等
 
以下、協力団体の依頼中。
全難聴、全日本ろうあ連盟、中難協、東聴連
日本精神保健福祉士協会、
日本聴覚障害者ソーシャルワーカー協会
港区聴覚障害者協会 
東京聴覚障害者社会事業協会 たましろの郷・手話通訳等派遣センター
東京愛育苑 金町学園
東京盲ろう者友の会 東京都盲ろう者支援センター

今年の10月大フォーラム中止。 国際会議に注力。

2012年09月13日 21時20分57秒 | 障がい者制度改革
◆1◆ 今年の10月大フォーラムについて
    太田修平事務局長からの手紙です

10月末の日比谷での大フォーラムのとりくみについて
太田修平さんからつぎの手紙が届きましたのでお知らせします。
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みなさまへ  ~より強い連帯した運動をつくるために~

「今年の10月大フォーラムはどうなっているのか?」「いつやるのか?」などの問い合わせを多くいただいております。

障害者総合支援法の生煮え状態、基本合意の軽視、そして差別禁止法を実現させ、障害者制度改革を今一歩推進させなければならない現在の状況の中、今年も10月の大フォーラムを行っていく意味はあると思われます。

そのため、昨年同様、わが国のほとんどすべての障害者団体が連帯するJDF(日本障害フォーラム)のレベルで、大きな集会を開ければと、関係する方々とさまざまな調整をしてきました。しかし、つぎの大きな問題と課題が明らかになりました。

1)今年、10月末から11月上旬にかけて、ESCAPRI、APDF(アジア太平洋障害フォーラム)の国際会議、DPI(障害者インターナショナル)アジア太平洋ブロック会議など重要な国際会議が韓国のインチョンで連続して開催されます。これを成功させることは権利条約実現のためには大切なことです。

2)昨年は10月28日に、JDFとして骨格提言に根ざした障害者総合福祉法づくりを確かなものとするためのテーマで一致してとりくみました。
ですが、自立支援法が成立した10月31日をめぐっては、さまざまな意見とおもいがあり、10.31をとりくむことが連帯
を強めることにならないと思われます。

以上を話し合った結果、JDFとして今年10月のフォーラムの開催は困難であり、これまでのフォーラム実行委員会に参加した団体(JD、DPI、ろうあ連盟)としても断念せざ
るを得ないとの判断にいたりました。

運動を停止する考えは、これまでのフォーラム実行委員会に参加した団体は、どこも持ち合わせていません。むしろ、障害者権利条約の批准をめざした制度改革をJDFをはじめ多くの団体やみなさんと連帯して運動を展開していく重要性をますます認識しているところです。

このような観点に立って、今年末から来春にかけ、JDFレベルで差別禁止法制や骨格提言の実現などのテーマで大きな集会を開くべくはたらきかけていくことにしました。その他にも、全国各地の仲間の思いを受けとめたさまざまなとりくみ(地方フォーラム開催など)も模索しています。

たいへん厳しい情勢・状況を十分に認識し、さらなる強固で幅広い連帯した運動を展開することを強く決意しています。

みなさまのご理解といっそうのご協力をよろしくお願い致します。

                  2012年9月12日
      10月大フォーラム実行委員会 
事務局長 太田修平

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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。
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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
  ニュース 2012.9.13 第263号(通巻371)
  http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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