Graceのスピリチュアル日記

ささやかな日常とスピリチュアルな出来事。その中で得た気づきなどを楽しくシェアする日記。

 熱田のお水って…? (常陸参り その2)

2008-08-14 11:19:42 | Weblog
2008年8月1日  天気晴れ 朝から暑い。

自宅から熱田神宮までは車と電車で1時間ぐらい。朝から気合を入れて出かけた。
カレンダーを見ると、その日は日食だった。8月1日なら正解だったのだと納得する。

神宮に着く。駅の目の前に神宮の森が広がっている。
てくてくと歩道橋を渡り、本殿はこっちの方だったかなぁと見当をつけながら進む。
(それにしても、お水って?! どうすればいいんかなぁ…? 熱田に神水って聞いたことないしな。
ペットボトルのお水買って、そこに神様からのエネルギー入れてもらえばいいのかな…)


神様からの指示って、宝探しのキーワードに似ている。いつものことだが、一言二言で後はしーんのことが多い。
それによって私が、色々調べたりすることでの恩恵。つまり、その土地や神社の由緒とか神様たちのプロィールを知ったり、
悩んだり、考えたりする過程が必要なのかな、と思ったりはするが、もっと詳しく教えてくれたら楽なのになぁと言うのが本音。
お陰さまで、日本の神様たちのことに、少しずつ詳しくはなってきた。最初は殆どな~んにも知らなかったし、失礼ながら
神様なんていないって思ってたからね。


さて境内に入ってきた。さすがに神宮だし夏休みだしで参拝の方が沢山。神主さんや巫女さんの姿もやたら目につく。
(神社の人にお水のこと聞いてみようかなぁ。でもあんまり妙なこと聞いて変な人って思われるのも嫌だし…。)などど考え
しばし立ち止まっていると、青い袴の神主さんが目の前を通り過ぎていかれた。

(あ~行っちゃった。やっぱり聞きづらいよな。池しか見たことないし…。)

すると、再び今度はこちらの方に赤い袴の巫女さんが歩いて来られる様子。
(これって多分、聞かないとダメってことだな…)と感じたので勇気を出して声をかけた。

「あの、変なことを聞きますが、熱田にご神水ってあるのでしょうか?」
巫女さんは首をかしげている。(ああ、やっぱり変だった?!)

すると、おもむろに考え考えこうおっしゃった。
 「ご神水はありませんけど水神さまならあります。目の神様です。ご本殿の脇の細い道を
ずっと真っ直ぐ森の奥へ進んでいただきますとございます。」 

(えええ~!!! 驚愕の事実! 水神さまがあるなんて初耳!名古屋で生まれ育ったのに、親からも親戚からも友達からも聞いたことない。)


「水神さまがあるんですか! それでそこでお水は汲めますか?」

巫女さんは再び首をかしげ沈黙ののち、「飲めはしないですけれども…。汲むというのは…。」  

「ともかくお水はあるんですね!飲むわけじゃないですので。ちなみに境内でペットボトルのお水を買える所はありますか?」

「清め茶屋にあったと思いますが…」 

「どうもありがとうございました。」


きっと巫女さんにしてみれば、飲むわけでもないのにお水を欲しがっている、相当妙な人との妙な会話だっただろう…。
それでも教えてくれて、ほんとにありがとうだ。


お辞儀をして足早に清め茶屋をめざす。確かこっちにあったはず。と進んでいくと池の隣に茶屋あり。自販機も並んでいる。
頭の中に『クリスタルガイザー』という言葉が響く。クリスタルガイザーあるのかなと思って見てみると眼の前の自販機の中に
ズラリあった。
(これを買えっていうことね。)
チャリンチャリンと百円玉を入れ2本買う。本数の指示は、行き先変更で2本に減っていた。 
(よし!まずは水神さまに行ってみなくては!水がどんな具合にあるのかわかんないし、ほんとの湧き水なのか、キレイかどうかも…)


ズンズン森の小道を進んで行く。小さいお社を2つばかり通り過ぎる。
と、つきあたりっぽい所が見えてきた。お社の脇に下へ降りていく階段があるようだ。子供連れの家族について歩いていくと、
はたして立派な水場があった。
まるで予想してない形状だった。
畳1帖より少し広いくらいの大きさだろうか。きっちり四角い長方形のかたちで、底を平らに手の平くらいの丸い石で
敷き詰めて作ってあり、中央にサッカーボールくらいのオニギリ型の石が突き出ていた。
人々の様子を見ていると、みんなひしゃくで水をすくってはその石にかけ、手を合わせる。それがここのお参りスタイルのようだった。
水は湧き水に違いなく、水場の奥からさらさらと流れ出ており、折りしも木漏れ日がスポットライトのように光を投げかけていて、
水場をキラキラと輝かせていた。 
(ここでいいんじゃん!ここなら汲める。水もきれいだし。よかった!!)  と早速人々の後ろで目立たぬようにまず、
クリスタルガイザーのお水を小川に奉納させていただき、誰もいなくなったところでお祈りしてからサッと水を汲ませていただいた。
とてもキレイなピンク色の光が降りて来ていて、水に注入されているのがわかった。このお水が常陸に必要だったのだとハッキリわかった。

お水がゲットできたのでホッとして、本殿にご挨拶に向かう。
水場の様子次第では、本殿でお祈りしてクリスタルガイザーにエネルギーを転写してもらおうと思っていたので、
参拝が後になっていた。
お社は工事中で全く霊験あらたかでなく、神様と繋がれるかちょっと不安だったが大丈夫だった。 

(お水をいただきました。これを持って常陸へ行って参ります。どうかよろしくお願いします。)と申しあげると、

『常陸のこと、行くことに決めてくれ、まことにありがたく思う。そなたのことは、私たちが必ず護る。必ず護るから心配せぬように』
とおっしゃられた。

必ず護ると強くおっしゃっられたのが少し気になったが、その時は、
電車の乗り継ぎとかがスムーズにいくように取り計らって下さるぐらいのことなのかと思ってあまり深く考えなかった。

2~3日後にはそれが甘い考えだったことを思い知らされる。

神様は必要ないことはおっしゃらない。 私は強く護られることが必要な事態に巻き込まれて行った…。      つづきは明日

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