面白い形態です。スコアとCDが一体化しています。
(おそらくいろんな作曲家もやってそうだけど)他人の曲のスコアを眺めながら音を聴くというのはとても楽しい作業で勉強にもなります。時には自分の作曲技法のアイディアにもなったりもします。
明らかに聴きながらスコアを眺めることを期待しているのですが、西村朗のヘテロフォニーへの試みを行った習作(実際には習作どころではないのですが)を四つの形態で聴くことができます。個人的には四曲目の「ヴァイオリンとチェロのためのヘテロフォニー」がお気に入りです。
自分自身もこの手法は大好きで最近だと吹奏楽曲「三つの日本民謡集」の「木曽節」の中で試みたのですが時折(偶然)見せるポリフォニックな響きが出てくれるのが面白いところであります。ただヘテロフォニーって言えるのかどうかはいつも疑問でどこかで読んだ「不即不離」や「ずれ」の方がしっくりします。
僕の蘊蓄(うんちく)はさておき、是非購入してはいかがでしょうか。多くの方が購入してくれれば他の作品もCD付きになるかもしれません(笑)。
全音、応援してます。
★★★☆☆
(おそらくいろんな作曲家もやってそうだけど)他人の曲のスコアを眺めながら音を聴くというのはとても楽しい作業で勉強にもなります。時には自分の作曲技法のアイディアにもなったりもします。
明らかに聴きながらスコアを眺めることを期待しているのですが、西村朗のヘテロフォニーへの試みを行った習作(実際には習作どころではないのですが)を四つの形態で聴くことができます。個人的には四曲目の「ヴァイオリンとチェロのためのヘテロフォニー」がお気に入りです。
自分自身もこの手法は大好きで最近だと吹奏楽曲「三つの日本民謡集」の「木曽節」の中で試みたのですが時折(偶然)見せるポリフォニックな響きが出てくれるのが面白いところであります。ただヘテロフォニーって言えるのかどうかはいつも疑問でどこかで読んだ「不即不離」や「ずれ」の方がしっくりします。
僕の蘊蓄(うんちく)はさておき、是非購入してはいかがでしょうか。多くの方が購入してくれれば他の作品もCD付きになるかもしれません(笑)。
全音、応援してます。
★★★☆☆
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