ふらんす・エトランゼ

ワーホリで学んだフランス生活での素朴なギモンと発見

愛国心の強い?ストラスブール人

2006年05月01日 | ストラスブール生活

Parlement_europeen_002_1 ゴールデンウィーク真っ只中のニッポンですが、フランスも5月には祝日が何日かあります。多い年で4日!もこの5月に祝日が重なったりした年もあったそうな。

年によって違うのは宗教絡みの祝日は毎年違う日に設定されるので、5月になったり6月になったりするのです。でも、5月8日「第二次世界大戦終戦記念日」この祝日だけは毎年同じ日です(当たり前か…)。

←写真はストラスブールにある欧州議会(EU国会)。

普段は物々しい警備に、一般人の見学は不可なんですが、この日だけは毎
年一般市民に開放されます。(その代わり物凄い人・人・人ですが。)

会場は馬車や風船、それからEU国旗のペインティングサービス等など、ちょっとしたお祭り騒ぎです。

去年はちょうどEU憲法の是非を問う、国民投票の直前だった事もあり、あちこちで憲法の素晴らしさを説くビラ、CDまでも配られてました(苦笑)。

その甲斐あってか?結果的にこの憲法を否決したフランスですが、ここストラスブール周辺は圧倒的に賛成多数だったという結果です。

昨今、論争さかんな「愛国心」ですが、国の将来を憂い「No」と言うのも愛国心。
でも、ストラスブールの人々はその複雑な歴史から、政府や指導者への信頼が厚いようです。
当時の「偉大なる将軍」のお陰で60数年前彼らは自由を手に入れたのですから、当然といえば当然かもしれません。


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広島の某高校の生徒が原爆で亡くなった佐々木貞子さんのお話を英語のスライド上映してました。遠い祖国を思い出してか、思わず感涙・・・?



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