花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

卯月(4月)の予定

2008年03月31日 | 予定
東京は、ただ今桜満開
そのほかにも、我が家のご近所では、
もくれん、ヤマブキ、ボケ、ツバキなど様々な花が咲いている。

ただこの季節花粉で悩まされてる方も多いかと思うけれど
10代のころから春となると高級テッシュをかったり
新しく出た鼻炎薬を購入したり、アレルギー性鼻炎に悩まされていた私。
今年は、ほとんどその鼻炎症状は出てこない。
が・・その鼻炎より前から症状のあった蕁麻疹と同じような症状が起きる。
当時、なにかにぶつかると真っ赤に腫れてしまい、かゆくてしかたない。
球技で顔にボールが、あたろうものなら顔が真っ赤に虫に刺されたように腫れ上がる。
そんな状態に再びなっている。
蕁麻疹がかゆくて・・気づかないうちに無意識にかいてしまい、かきこわし状態に。無意識ゆえこまったものだ。

さてそんな肌状態の春。
4月の予定
きみがいた時間 ぼくのいく時間
 キャラメルボックス

SE・M・PO 
今拓哉さん・泉見洋平さん・辛島小恵さんという好きなレミゼ出演者のほかに
四季出身者・宝塚出身者が多いいことがきになったこと
愛華みれさんは、病気降板。残念なことながら、役者さんは前向きに。

カラミティ・ジェーン
小林十市さん出演!それだけで、購入。
しかしこの舞台時間帯が、働いてる者対象じゃないような。

トライアンフ・オブ・ラヴ~愛の勝利
どうなんでしょうねえ。朝海ひかるさんの出演する舞台はチケット取れにく過ぎ!

四月大歌舞伎
久々の仁左衛門丈の弁慶!三津五郎丈の富樫でみたかったなあ・・独り言

風林火山
どうでしょうか?

レベッカ
女性2人がどうなんだろう?というちょっと不安がよぎる

ハリジャン
松緑丈の小劇団出演

DIAMOND☆DOGS 2008 -SWAN-
ゲストがいなく、キャパ数が多くないということで

コンサートライブ
角松敏生さん・港幸樹さん・石井一孝さん


鹿島 香取 

2008年03月30日 | 旅行
写真は、『香取神宮』
平安時代に「神宮」の称号で呼ばれていたのは、延喜式神名帳によると伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の三社だけらしい。

その一つ『香取神宮』に行ってきた。
創建は神武天皇の御代18年と伝えられ、祭神は日本書紀の国譲り神話に登場する経津主大神(ふつぬしおおかみ)。

本殿・中殿・拝殿が連なる権現造の社殿は、鹿皮のような色をした桧皮葺の屋根に黒塗りというどっしろとした造りだった・・が日曜日、雨降りだしてきた。
3時前というのに曇り空で寒かった。
桜を見ようと立ち寄ったがさほどのんびりせず。
先に立ち寄った小見川城山公園より咲いているのかな?
小見川城公園には、初代幸四郎誕生の地という表示も。
初代松本幸四郎は小見川の人ということだそうだ。

 週末久々アウトドア活動だったが、寒さに負けてしまった。

土曜日 友達の魚釣りに付き合う。魚釣りの場所は、鹿島港近辺。
こんなところよくいくなあ・・というような
釣りのために作られたような場所と何箇所か時間を変えていったが
この日は釣果1匹という寂しさ。
まあ周りの人たちもほとんど釣果は良くなかったようだ。


そして2日目は、花見を決め込んだが・・
これもちょっと寒い。
都内は、桜満開の週末だったが、鹿島~香取は、6,7分咲き
来週末がおすすめかも。



大野靖之 ココロノオンドトオナジウタ

2008年03月29日 | コンサート
28日 金曜日
グローリア・チャペル キリスト品川協会

品川駅から御殿山ヒルズへ雨のなか歩いていく。
御殿山ヒルズのあたりも桜が見所という気もするが・・
雨だと花見というのはもうパス。とにかく初めていく
『グローリア・チャペル キリスト品川協会』に向う。

モダンな協会というところか。
結婚式はもちろんだろうが、天井の高い教会の中は
照明もしっかり用意されており
コンサート会場にはもってこいなにか?

『大野靖之』今までまったく知らなかった名前。
なのに、会場と、プロフィールに書かれていた
児童擁護施設や、学校を回ってのライブをメインに活動しているということに「歌う道徳講師」なんてことに惹かれて、チケットを購入した。

会場・・思っていたより年齢層が高い。
それに驚いたのは、ご夫婦で来てるといった雰囲気のペアーが多かったことだ。

彼は先日深夜らしいがTVで彼の活動が放送されたことがあったそうだ。
1982年生まれで、ファンもご本人もやっちゃんと呼ぶ。

若いんだか、落ち着いているのだが・・MCもしっかりして、
作詞・作曲を手がけ、ギター・ピアノを指揮こなす。

今回アコスティックのバックアーティスト4名がついた

歌が上手い!ってことはない。
でもメロディそして彼の歌詞はメッセージは強い。。

『頑張れなんていえないよ』という歌
そう頑張っても頑張っても・・というちょっとくじけそうな時に
頑張れ・・って言われたら落ち込んだりするから、「頑張れって難しいよね」という。だから「良く頑張ったね」といってあげるようにしてるということを大野靖之は歌っていた。

『つもり』
知ってるつもり、知ってたつもり・・愛していたつもり・・思っていたつもり
役に立っていたつもり・・・
そう「つもり」だけ・・でも本当は?
とこれまたそうつもりであって本当はどうなのだろう?ということは多い。

彼の歌声は、河村隆一のようでもあり・・もっと誰かに似てるよな
写真で見ると年以上に見えるが、ライブでは・・可愛い男の子、ジャニーズ系。

今時の生徒といわれる年ごろの子達が好むのかも。
現在は、アルバムも発売されて積極的にいろいろな場所で歌ってるようだ。

帰り途中・・年寄りふけてるのよね・・と聞いてたファンらしき方が。
落ち着いてるということだろうか?
フジテレビ『NONFIX』に出演時は
「歌う道徳講師 大野靖之 ~子供達に届け!心の温度と同じ歌~」ということだったそうだが。
頑張ってる青年だった・・どこまで行くかは未知数?
僕が今 出来ること
大野靖之
ユーキャン

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陽だまり/頑張れなんて言えないよ
大野靖之,木村真也
ユーキャン

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先生はストリートミュージシャン―「歌う道徳講師」の命の授業
大野 靖之
日本文芸社

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未完成のパズル
大野 靖之
ベストセラーズ

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お花見

2008年03月28日 | きまま
27日 サンシャイン劇場
『君がいた時間 僕がいく時間』2度目の観劇
先週とうって変わっての観劇が続く・・元気な私も反省しきり
昨日の『CLUB SEVEN』大丈夫・・と思っていれたけれど
無謀だったかなあ・・
へたばっています。


今都内のいたるところ・・美しいソメイヨシノがいたるところで咲いている。
そんな桜はさておき・・
上の写真は警察庁前の歩道にある小さな植え込み花壇(?)夕方6じの撮影

下は、街路樹のこぶしの花

昼休みに撮影

さらに・・これは「みつまた」

紙をつくる材料になる
国立印刷局の回りに植えられている


CLUB SEVEN 5th

2008年03月27日 | 舞台いろいろ
ステラボール 26日初日
得チケ購入にて出かけた。

今回の出演 
玉野和紀 東山義久 西村直人 原知宏 阿部よしつぐ
樹里咲穂 星奈優里

得チケの席は2階席C列。以前1階の後方で見たが、遠目にはなってしまうが
ステージ全体は2階席のほうが見やすい。
1回席は客席がフラットゆえに前の人が視線の邪魔になってしまった。
2階席は、3列だが段差がかなりあるため、前の人が身を乗り出しても邪魔にならない。前方は招待か、関係者が座っているような感じだった。

CLUB SEVEN・・はじめて見た時の楽しさから比べると見慣れたせいもあるのか、「すっごい」「とっても」という言葉は「面白い」の前につかない。

今回は、東山義久出演ということでダンスシーンが多く取り入れられる。
たしかに・・メンバーの中でダンスを見せることにおいては東山義久が光っている。
また3枚目シーンも多く、今回東山義久樹里咲穂という関西弁でしっかり話す2名がいたせいなのか、ほかにも関西出身いるのかな?
関西弁使用での会話がやたら多かった。

でもそのなかで、楽しいっていうエンターテイメント性は、西村直人かなあ・・
もう「CLUB SEVEN心得てます」という雰囲気を感じる。
また、同様に参加してるD☆Dのときより、活躍が光る原知宏。
ほんとうにすっきりした体型になってしまって、もはやデブキャラなんて嘘のよう。
CLUB SEVENといえば・・西村直人・原知宏が私の中では固定してきたかも

ところで、今回の流れ・・DVDで見せてもらって・・「こっぱずかしい」と
いってしまった「真夏の夜のロミオとジュリエット」になんだか似てるように思えるシーンがあって、2階後方という席もあって一人笑ってしまった。
だってでてるのがあの「真夏の夜のロミオとジュリエット」の東山義久ゆえ・・かぶってしまう。

また、マネキンが動き出すといったパフォーマンス場面では、
こういう作品多いなあ・・・
ありすぎるゆえ、これまた以前みた海外のかたのダンスパフォーマーと見比べて
やっぱりあそこまではいかないよね。なんて思ってしまう。

ダンスを見るきっかけになっただろう『CLUB SEVEN』
そのおかげでいろいろ見るようになって・・
見る前から、8500円が高く感じてしまった。

それで得チケでたら買おうと決め、5000円しない値段での購入
十分満足いったステージとなった。


モリー先生との火曜日 

2008年03月26日 | 芝居
ラジオドラマで知った『モリー先生との火曜日』
そのドラマを聴いてからこのノンフィクション小説との出会いで
いろいろな面で毎日の生活ちょっと考えるようになったというのが、
大げさすぎるわけでなく、ふと毎日起こる生活のなかで考えるヒントとなる。

原作は、アメリカのミッチ・アルポム「Tuesdays with Morrie」
日本では
日本放送出版協会(NHK)から「モリー先生との火曜日」として販売されてる。
スポーツコラムニストとして仕事に忙殺されているミッチ
そんな彼がTV番組で見かけた学生時代の恩師モリー先生。
モリー先生はALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。
このALS有病率は10万人に5人程度で、難病に指定されている。
女性よりやや男性に多く、中年以降に発症。病気の正確な原因は解明されていない。また治療方法も見つかっていないようだ。
普通このような病気にかかってしまったら・・
落ち込んで、ふさいでしまうのではないだろうか?
生きることに対して放棄してしまうのでは?と不安になる。

だがモリー先生は違っていた。死に直面しているのに違っていた。
そんなモリー先生の言葉がミッチによって書き綴れて行く。
ミッチ自身が、まず変わっていく。


今回この作品が音楽朗読劇で舞台化された。
たった1日だけの公演。
どうしても行きたいと願って手にしたチケットだった。

東京文化会館小ホール 3月25日(火曜日)

上野公園明りがともってちょっとはやい夜桜見物をしゃれこみ会場にむかった。
桜・・桜も咲いている時の美しさがある一方散りゆく時の美しさは見事なものだ。

会場にはALSの患者らしき方もいらしていた。
ホールではALSの紹介やら、介護医療器具とでも言うのか、日立製作所で研究開発されている装置が展示もされていた。

なんだかそれを見てるだけで・・なんだかみんな頑張ってるんだよね・・いや頑張ってるというのでなく助け合ってる・・そこには愛がいっぱい。
早々に入り込んでしまったかんじだった。

我が家も、父がなくなり現在、気丈で元気いっぱいだった母が、なんだかんだと
病気にかかり・・どうしていいのか?とミッチの状態なのかもしれない自分がいる。

会場の照明がおとされ、小原 孝のピアノ真部 裕のバイオリンで
芝居が始まっていった。
なんだかその時点で涙腺はや決壊。はやすぎだ~。
なんだか思いっきりはずかしくて、どうせ暗いんだ、ハンカチで拭わなければわかるまい・・早々そんな状態だった。
光枝 明彦、モリー・シュワルツ教授・・ガウンを着て登場
今 拓哉 ミッチ・アルボム ・・ブレザージャケットにベージュのパンツ。
そして紅一点井料 瑠美 ジャニーン・アルボム ロングドレスでオーガンジーのストール

もう・・はや決壊状態ながら・・舞台の素晴らしさの中、
我家族のことが思い浮かび・・学校時代の恩師も気になってくる。

人間・・生まれてくれば、いつか死ぬ。
それはごく自然はこと。君だけが特別なことはない。
今死んでも大丈夫? 家族というのは・・・

私などが。文字にするとへんに重々しくなるけれど・・
まあとにかくご一読あれ。
そして機会があればぜひこの舞台の再演をご覧ください。

なんだか・・ちょっと雰囲気違いすぎるけれど
言葉にならない・・痛みも・・・『カフェソング』
そして知ってる人は、はや○○才
虹の地平を歩み出て・・影たちが・・ってなんだか急にでてきてしまった
『虹と雪のバラード』

なんなんでしょうねえ・・
いや~ブログもなんだか・・・へん。
文章にならないのが、今晩の状態。

普及版 モリー先生との火曜日
ミッチ・アルボム
NHK出版

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Tuesdays With Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest Lesson

Broadway Books

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ABC News Presents Morrie Schwartz: Lessons on



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ヤマトタケル 2

2008年03月25日 | 歌舞伎
右近タケル1回 段治郎タケル2回と3階からの観劇をしたものの・・
段治郎タケルを見た後どうしても、
右近タケルが見たくなったのは、前回公演の時も同じ。
ただ前回は最後右近タケルを見ることならず・・。
今回、もし東宝のミスサイゴンの製作発表が当たっていたら、
いかなかったかもしれない「ヤマトタケル」右近タケルの千穐楽。
製作発表外れたであろうと、演舞場の切符購入したのは、1週間前。

それも・・1等席。悩んだ末に、普段なら5~7列目を買うのに
1列目があり、見たい右近、猿弥ピンポイント観劇決め込んで
上手側ながら1列目を購入。

ヤマトタケルを1階で見たのは、20年以上前初演以来のこと。
さらにかぶりつきと・・私の中では異例中の異例。
だが・・感動というのとは違うのだが、
見終わってこれでしっかり消化できたという満足感があった。

いつもなら歌舞伎の新聞評でさほど首を傾げない方の文章で
今回・・この人見たのかな?と思ったのも今回の観劇を誘引した。
実は、前回見た時に思った『ストイックで激しい思いを秘める右近のタケル
哀愁おびた貴公子の段治郎のタケル、主演二人の相違が劇の印象を変える』と書かれていた。
でもこの新聞評を見た時、今回のヤマトタケルで、ストイックで激しい思いを秘める右近のタケルとは感じなかったのだった。ストイック・・前回はたしかにそうだった。でも今回は、もうすこし表情があり、父親への思いも伯母やタケヒコに素直に出していたのではないか、やはり男性ゆえ女性をこのみ、みやず姫を愛らしく見る表情など・・ストイックか?と私の思うところ今回やはり違って見えた千穐楽だった。

私自身が、前回と違って見えた右近・段治郎の大きな違いは
2幕で富士山の登場とともに現れたタケルとタケヒコの関係だった。

父親に疎まれているのかもしれないが、そうは思うまいというタケルに
最初はイヤイヤながらあなたに付いてきたが、付き合うほどにあなたの魅力に惹かれるというタケヒコ。
この2人の会話が、右近がタケルのときは、タケルが兄貴分、その兄に従うのがタケヒコ。
そして段治郎がタケルの時には、タケルが武将で良き参謀がタケヒコ。

それゆえ、ヤマトタケルが負傷し、最期を迎えるまでの2人の関係も違って見えた。
段治郎・・今回のタケルでは、?ということもなく、感情移入しすぎだ~と思うこともなかったが・・
タケヒコでこんなにこの人悲しんでしまうんだ。と感じたのは、
タケルの死を見取り顔がくずれそうに悲しむ姿だった。
その前に、2部の最後も、弟橘姫の最期、船上の後ろにて嘆き悲しむタケルを見て
泣き出しそうなタケヒコに、こちらが驚いてしまった。
陵前でヘタルベが、抑えきれずに大和を毒づき、悲しみにくれるのを、私だってどうにもできないとヘタルベに声もかけられない状態に思えた。

この辺・・右近タケヒコは・・それはわかるでも、これからを考えようとポジティブな兄貴的表情を出す。

タケルとタケヒコ二人の関係が、今回Wキャストによって違って見えたのが一番の印象だった。

私は、市川右近が大好きということはない。
だが、ヤマトタケルを演じる時に、改めてこの人のタケルがすきなのかも。。と
表情、表現・・とくに手先、腕先、決まりのポーズが、舞踊で身についているのか
見ていて気持ちいいのだ。
今回かぶりつき最大理由は、陵から登場するヤマトタケルの舞姿だ。
どうしてもこれがそばで見たかたというか、人の頭越しに見れなくなるのがいやだった。

あの舞を見れたことで今回・・大満足なのである。
さらに・・どちらかというと大好きだ~役者さんの猿弥さんもそばで見れたし・・
24日の夜は、この役今期新橋では今日で終わりというヘタルベの弘太郎やタケヒコの段治郎が舞台前にでて特別に礼をしてくれたが・・猿弥の皇帝・・右近タケルに膝をついてのご挨拶。このときばかりは・・まじめな顔の段治郎・・顔が緩んで噴出した。
やっぱり猿弥だ~。この人器用すぎる!!
皇帝は・・もうすこしほんとうは先だろうなあ・・と思ってしまうが。
熊襲タケルでみたかったなあ。
前回ヤマトタケルに殺されるシーン・・大好きだった。
かっこよかったんだよなあ・・重さがあって。最後の雄叫び
今回熊襲タケル頑張ってるけど軽かったなあ・・衣装も軽そうだったし。
(前回もこんなに軽そうにみえたっけ?・・軽くなったとは聞くけれど。)
若手が成長ともいえるけれど・・
やはり、脇を固める人がこのお芝居でもいたらもっとよさそうに思うのだけれどとつい。

ヤマトタケルの最期の言葉あれがほんとうに・・なにか澤瀉屋にのしかかるようで・・そうならないためにも・・猿之助ほんの少しでもよいから舞台への復帰を願う。

8月には、澤瀉『二十一世紀歌舞伎組」の面々で再び「新水滸伝」をルテアトルで上演するようでチラシが出来ていた。
澤瀉屋また国立の研修生の会にはでないのか。
古典を学ばないと・・いくら新しい歌舞伎をみにつけれても。。と勝手に思ってしまうのだが。

最後に最前列ながら・・両隣ヤマトタケルお初観劇だった。
さあ、この人たちまた見にくるのかな?
なんだか来なそうな雰囲気もあったけれど・・。
わたしなんぞこの今のブログの最初はまさにヤマトタケルがきっかけ?
澤瀉屋一門そんなに好きじゃなかったのに(苦笑)


狂言劇場 その四

2008年03月23日 | 古典芸能
世田谷パブリックシアター
『子盗人(こぬすびと)』能楽囃子『唐人相撲(とうじんずもう)』(Aプロ)

舞台劇述としての狂言と見出し(?)がついている『狂言劇場』
世田谷パブリックシアターの芸術監督・野村萬斎の企画による「狂言劇場その四」
また、世田谷パブリックシアター10周年記念としての最後となる。

先日有楽町朝日ホールで上演された狂言は、能楽堂以外で行われる舞台形式の舞台
(舞台上手に四方の舞台があり、橋がかりが下手に設けられる)
だが、世田谷パブリックシアターの場合、劇場の中央に舞台が作られ、橋がかりが2本もしくは3本設けられるというオリジナル舞台になる。

今回も、まず2本の橋がかりになっていた。
ロビーでパンフレットの販売があったが、もらった本日の出演者の書かれているチラシにはこれといった解説はない。
ただし、前もって配布されていたチラシには簡単なストーリーが書かれていたわけだが。
最初の『子盗人』
いつも元気な赤ちゃんゆえ乳母が目が離せないが、今日は、めずらしくおとなしくしている。
そこで、このまま寝かせておこう。と赤ん坊をひとり寝かせてその場をはなれる。そこに遊びこんでお金のない男が、盗み目的で、裕福な家に忍び込むと・・なんともかわいらしい赤ん坊が、寝ていた。
思わずその可愛さに気をとられて、盗みに入ったのも忘れて・・という狂言。
解説がなくても楽しい。また赤ん坊の可愛さたるや、憎めないものだ。
なんとも微笑ましい『子盗人』。解説なくても楽しくなる。

そのあと、『能楽囃子』が演奏されるが・・これがわからない。ここちいい響きだけれど・・どんな時に?演奏されるものなのか?
大鼓 亀井広忠、小鼓 鵜澤洋太郎、太鼓 大川典良 笛 成田寛人
パンフレット必要だったかも・・でも買わなかった。

その後休憩がはいり『唐人相撲』
これたしか、和泉流だと「『唐人相撲』(とうじんずもう」で大蔵流だと「『唐相撲』((とうずもう)」と。
以前、関西の大蔵流茂山家の狂言でみただけ。
面白かった!・・それしか覚えていないのだけれど・・
日本の相撲取り(関取)が日本ではもう相手がいないので、唐にでかけて相撲をとろうということになり・・
 総勢40名の唐人が、派手な衣装と派手な道具で登場する「狂言相撲」。皇帝の気品と軽妙な「楽舞」も。さらに、皇帝や通辞の話す唐音(とういん)という架空の狂言中国語が使われる。
なんじゃこりゃ・・とばかりに笑いいっぱいになる空間。
見た目で楽しみながら・・・、耳では唐音??。
でもとにかく相撲をしているわけで・・
この唐人のなかには、一般公募で合格した人たちも出演されているとか。
みんなで楽しもう・・という世界だった。

野村萬斎・・狂言の世界では、人気者。先ごろNHKで放送された「鞍馬天狗」でまたまた人気が上がったらしい。
NHKの子供番組にも出演し、なんやかんや意欲的。
新しい狂言もこなし、能楽堂では、古典そのものの出演。
いろいろなこともあるのだろうけれど・・この人の舞台は好きだ。

もう行かない!と決め込んだ蜷川演出の舞台だが、
5月野村萬斎出演に尾上菊之助出演が気になり・・
『わが魂は輝く水なり』行くことにしている。


三月大歌舞伎 夜の部

2008年03月23日 | 歌舞伎
今日はよいお天気でした・・って、劇場の中でほぼ半日すごしていた。
歌舞伎座夜の部・・20日の昼が異常だったのかなあ。
いや昼はイマイチでやはり話題性の高い夜の部にお客さんは集中か?
幕見の多さにびっくり。

メインは『娘道成寺』らしい。
23日も開演前には、藤十郎の奥様扇千景さんが、
にぎやかにお客様をもてなしていた。
ちょっと前まで、国会中継でしゃんとしていたお姿とはやはり違う。

この奥様ありきであの若々しい藤十郎ありきか?
今回、還暦こえて、喜寿こえて。。と誰もが若々しい。
『鈴ヶ森』
17歳の白井権八。この数字の並びを反対にしてさらにという芝翫権八。
この役は普段若手が歌舞伎登竜門かのように演じることがあるが、
70過ぎて、20代位に比べても刀裁きうまい。
刀~って振りで、ポーズもきまる。、
また今月長兵衛は一役の富十郎の張りがあって、口跡がよく、どっしりした構え。
二人のやり取り・・思わず雀100まで踊り割れず・・じゃない
が、若き日に覚えただろう『鈴ヶ森』
若さいっぱい・・脱帽。
段四郎の飛躍もたのしい・・。
まさか・・そんな配役だった。

『京鹿子娘道成寺』
いやあ~。若い、そしてかわいい。白拍子花子。
喜寿でこの若さはすごい。あぜんぼうぜん。
それ以外のなにものでもない・・
みんなこれを見に来るのもわかる。
さらに今回上方というが・・そこははて何処?と
良くわからない。
この『京鹿子娘道成寺』博多座でも踊るのかな?
ただし、團十郎の押戻しがつくのは、ここ歌舞伎座だけか?

『お祭佐七』
これは・・良いのか悪いのか?
江戸っ子の気風の良さに、気の短いところ・・
さらにちょとばっかし、おっちょこちょい・・ってr
菊五郎演じる佐七はかっこいいのだが・・
最後、恋仲だったいくら小糸を殺したあと・・どうも
小糸が死に損か?とストーリー的には、面白くない。
昨今の『キレル』とはちょっとちがいうけれど、
いくら気が短くてもねえ・・。

だからこの作品なかなか上演されないのか?と。