ハル家のベジフル日記

ハル家の住民のお世話係を担当してます♪
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復活!!KULA SHAKER(クーラ・シェイカー)

2008-01-17 03:49:02 | アーティストのライブレポート♪
夢のようです。
99年に惜しまれつつも解散したイギリスのバンド、KULA SHAKERのライブを見に、恵比寿のリキッドルームへ行きました。



(恵比寿リキッドルーム。意外と地味ですぐにはわかんなかったです。)

もう二度とあの音楽を耳にすることはないと思ってたので本当に感動しました。
けっこう、今興奮してます。
王様も数見たライブの中でだんとつ一番良かったと申しておりました。
すごいかっこいいライブでした

私が彼らに出会ったのは、ちょうどOASIS(オアシス)がビートルズの再来といわれて大フィーバーを巻き起こしてた頃。
歌詞が全編サンスクリット語のマントラで構成されている「ゴヴィンダ」という
ミュージッククリップ
をMTVで目にし、当時若かったのもあり、ものすごい衝撃を受け、その後CDを買いあさり、ミュージックビデオを録画しまくったものでした。
インドの古典音楽と60年代のサイケデリック&ヒッピーカルチャー音楽を融合させたような趣向の音楽は当時とても新鮮なものでした。

某有名女優&俳優のご子息として生まれたボーカル兼ギターのクリスピアン・ミルズは、年少期に母親の影響で連れられたロンドン郊外のクリシュナ寺院でインド・ヒンドゥー教文化を知り、その後デビュー前に旅をしたインドで、インド文化への傾倒を深く強めこのような音楽が誕生したと一般的には言われてます。
クリシュナ寺院とは、ビートルズのジョージハリスンが帰依したことで知られるハレ・クリシュナ教の教団の教会です。(ヒンドゥー教の枝分かれの教団だそうです。)
ウッドストック時代のヒッピーたちから絶大な支持を受けていた教団です。
なぜこんなにくわしいかというと、先日ナショナルジオグラフィックチャンネルで「ヒッピーと音楽とファッション」に関する特集番組を見ただけのことなのですが、あの番組からクーラシェイカーへとつながるとは自分でもびっくり。
クーラシェイカーにはまってたときは、ハレ・クリシュナ教がなんたるかは知ろうともしてなかったので単語でしか記憶にとどめていなかった。
KULA SHAKERというバンド名もハレ・クリシュナ運動を指揮する有名な方の名前にちなんでつけたものらしいです。

96年にデビューし、99年に解散。
市場に出されたアルバムはたった2枚。
解散の理由がこれまたおもしろく、よくある「音楽性の違い」などでは全くなく、宗教色が濃かった為ゴシップ好きのイギリスのマスコミからいいようにネタにされ、バッシングを受けたことと、その影響にプラスして超・完璧主義者のボーカル:ミルズの製作へのこだわりすぎですべての制作活動を維持する資金がまかなえなくなったことによる苦渋の解散というのがファンの間でささやかれている理由です。

2006年に「Revenge of the King」で再結成し、2007年に発売された「STRANGEFOLK
」というアルバムを引き下げワールドツアーを開始。
それが今回のライブです。
ちなみにワールドツアーすべてのチケットがすでにソールドアウトされているところからも彼らの人気の高さがうかがえます。

彼らのホームページを開くと、エンドレスでアルバムの視聴が流れるのでご興味のある方はどうぞ♪



ちなみにこのミュージッククリップもけっこうおすすめです♪

このアルバムのジャケットからしてものすごい私の好み。
同じ世界観。いや。それはちと大げさかな?
私が発する波長の延長線上にある・・・例えば音楽だったり、美術、書物、友人のふとした言葉、偶然であった人間、動物などに出会うと途端にものすごいアドレナリンがアップしてしまう私。(周りに居る人が、なに?なんなの?どうしたの?とひいてしまうので、ここ数年は感情を抑えるのが精一杯)
たぶん、その一点は大人になりきれていないままの状態なのでしょうが、それでよかったー。ずっとこの感情を忘れないでいたいなーと切に願います。

つけっぱなしにしてお部屋のバックミュージックにしてもなかなかいい感じです。
復活後のアルバムは以前よりマントラ色は濃くないですがところどころで神秘を感じます。

定番ですが、思わずTシャツ買っちゃいました。外人サイズ?なのでSでもでかかった。

            


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