かんげきろぐ

その他諸々、おぼえがき。
武士ロックフェスティバル、信長さんが出てくる方が上手。
蘭丸くんが出てくる方が下手。

ペダステIRREGULAR

2015-11-08 17:19:45 | 観劇ログ


20151101 1200
・舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~
  梅田芸術劇場メインホール 1階後方席



ペダステ!






行きたい理由なんて、それだけで十分だし。
観劇してきました。



開演前に設置されてるスロープが舞台に対して斜めに置かれてて
その時点でなんか巻ちゃんぽい!尽八ぽい…!ってじわじわ興奮してました。

なにがぽいなのか、こういう時に突き詰めて考えてはいけない。


あと開演前に落ちてゆく空のlive vocal版が流れて鼻がつんとした。
曲がかかり始めて早めの段階だった気がするんだけど
だからまだ一曲一曲にあ、って思って聞き入ってる時間帯で。

いやそのタイミングで、この曲、選んだ人、ちょっと…!って思ってた。笑。
まぁEternal Roadだったら頭痛呼ぶ勢いで泣いてたと思うから。

絶妙なセンスだと思いました。しみじみ。


ペダステ名物というかなんというか、冒頭のダイジェスト部分で泣きました。
今まで観たペダステ思い返してじんわりというよりは
今始まったこの舞台への期待値があがってふりきれてはじけとんで泣いた。

んだったかな、記憶が遠い…。


物語全体は、レースどーん!というより、
繋ぐためのシーンを大切にされてるのかなという、そういう印象。でした。

3年生から後輩たちへ、はもちろんだし。
3年生が卒業してからのその先も、そうだし。

今の3年生が、今の彼らになるまで、も。

原作の中の後輩からも、原作の外のたくさんの人からも。
憧れられて尊敬されて、愛される人たちな理由というか。

原作で読んだときと同じくらいもしかしたらそれ以上に、
今回主役2人のそういう、後輩を持つ先輩の格好よさというか
そういう部分がじんわり伝わってきたような。


小越くんの坂道くんも坂道くんだった。
ハンドルの持ち方がちゃんと坂道くんだー!って嬉しくなりました。
とても可愛らしくてきゅんとしました。
庇護欲くすぐられる?ていうのかな。



なんか、全体的にわちゃわちゃしてた。
その雰囲気をめいっぱい満喫してきました。
楽しかった。


大きい画面、というかDVDじゃない形で観たペダステが野獣覚醒と3日目TWNで。
生舞台で、同じ空気で観たのは3日目TWNのみで。

なんというか、こう、ペダステの中でもあれだと思うのですよね。
涙と汗の成分が強いというか。

今回は、楽しさ成分が多かった気がします。


パズルライダーさんだけでセリフ付きの空間があったり。
役付きキャストさんもばんばんスロープ移動担当されてた気がするし。
モブもたくさん。たくさん。

追いきれなくてわーってなったけど目も心も楽しすぎてわくわくした。

すごい色んなとこでわちゃわちゃ楽しくて、目が足りません!って。
いや本当にもう、DVD何回観ても新しい発見がありそうです。期待。あ、ブルーレイ。



ライビュ観たかったなぁ。
のんびりしてたら最寄映画館SOLDOUTでした。

のんびり注意。

RENT大阪

2015-11-03 14:49:40 | 観劇ログ

20151016 1900
・RENT
  森ノ宮ピロティホール 前方席

20151018 1300
・RENT
  森ノ宮ピロティホール 後方席


三回目で、落ちました。
RENT!わあ!!って、なりました。


初回、自分で席選べたので欲張って前の席を取って。

すごいなーって思ったし歌いいなーって思ったし楽しかったんだけど、
お話というか世界観がいまいち理解できなくて。
熱さに勢いに圧されて推されて興奮したけどなんだったんだ…?
すげぇのが来て、通り過ぎてったんだけど…みたいな。

2回目は好きなシーンとか歌とか分かるようになって、期待したり新しい発見もありつつ
結局馴染めない世界観に近付けた気がしないまま。

歌好きだし役者さん素敵で、見応え感じて嬉しくて。
登場人物も理解できる人とできない人とでもみんな面白くて、それだけで十分なんだけど。

なんとなく、なんとなく。
へーそういう世界もあるよねーうん。って感じだった。


愛かー、好きだよねみんなー。
みんななんて人はいないけどー。
って遠巻きから見ている感じを自分に思い込ませてた。

RENTの世界観になじめない自分がすごく良くないもののような気がして、
私にはまだ早かったのかなーとか思っていました。



2.5次元じゃなくて、歴史ものじゃなくて。
ちょっとだけ昔の現代の話。アメリカの話。

異空間でもないし、リアルでもないし。
そういう時空になじめない自分の価値観。

よく分からないけどそこに引っかかっていた気がする。



そういうのが3回目でどうでもよくなった。

3回観てもあるあるな世界だなとは思ってない。
でも、その違和感がどうでもよくなりました。


千秋楽パワーとかそういうことなのか。
3回目の正直とか魔法とかそういうことなのか。

よくわからないけど。


帰り道の私、ちょっと菩薩みたいな顔してたと思う。


すごい、しあわせで、穏やかな気持ちだった。
なんだろう、あの空間でお芝居を観れたということがとても嬉しくて。





本編終わってすぐスタオベに。
普段の舞台だとカーテンコール2回目…3回目?まではあかんよなぁってなんとなく思ってるけど。
そういうのなんか全然頭になくって、
わぁ!めっちゃ!しあわせ!ありがとう!シュタッ!(立ち上がる音)って感じだった。



ミミちゃん。

初回観たSoweluちゃんが演じていたミミがとても好きで。
大阪1回目もSoweluちゃんでとても嬉しくてやっぱり好きで。
でもジェニファーさんのミミもとっても好きだった。

Soweluちゃんの歌声は力を感じるというか必死感がすごく好きで
ジェニファーさんの歌声は綺麗で甘くてうっとりする感じだった。

あー…どっちも好き。あー好き。
パワフルで繊細で生きてるって感じがしました。
ミミちゃん大好き。

RENTの登場人物、理解できないと言いつつみんな好きなんだけどその中でもかなり好き。

ジェニファーさんお顏小っちゃくてびびった。
オペラグラスで観てた時に堂珍さんロジャーとお顔くっつけるとこで
あまりにちいちゃくてひっってなりました。

良い方のひっだよ。



Spiさんも好きです。

あ、Spiさんじゃないか、ベニー。
お歌も素敵だし好きで、プラス、ベニーの立ち位置がすごく好き。

初回からしっくりきたキャラ2人のもう1人。
上手く説明できないけどベニーのやってることとか言ってることって納得できる。
そうだよね、そうするよね、そう言いたいよね、って思った。

マークとベニーの立ち位置が共感できるっていうのは。
ちょっと冷静に考えると激しさ足りない人生感だな私とか思うけど。

そう思ったんだし仕方ない。いいのさそれで。



マーク。もうあれです。ナンバーワンです。

村井良大くんが演じた役ということももちろんあるし。
彼がやらなければ今回のこのタイミングでRENTを私は知れなかったし。

そういう、作品の外からの要因も大きいです。もちろん。


でも、外からじゃなくて、誰がやったかとかじゃなくて。
マーク・コーエン。すごい、すごくいいなと思います。

絶対いるもん。こういう人。


2回目観た時。

ロジャーと喧嘩して、お前は逃げてる!って責め立てられたときに。
なにからさ!って言い返すとこ。

あぁああああぁぁあああ!ってなった。
その時の声というか雰囲気というか顏というかもう全てがもう、素敵だった。
全力で泣いた。全私が泣いた。

村井良大知ってて良かったってなった。
だって知らなかったらあのなにからさ!は聴けてないし興奮もできてない。
あれ思い出すと今でも鳥肌立つ。すごいすごいすごい(無限大)、好き。



What You Ownの冒頭のマークソロだったみたいです。
前回のブログで私が曲名分からずに好きって言ってたのは。

お歌、回を増すごとに素敵になってた気がする。

初回と比べると大阪2公演は生バンドさんとキャストさんの声のバランスが好きな感じになってて。
声が聞き取りやすくて、それでっていうのもあるのかもしれないけど。


千秋楽のお歌は皆さま鳥肌だった。

千秋楽に対する謎の期待とかその期待が作る空気感って。
やっぱりあるのかもしれないなと思いました。


シアタークリエで貰ったチラシを読んでいて。
なんだかじわっとくるものがあって幕が上がる前に泣きそうになってしまって。
こりゃいかんと冒頭オペラグラス使ってみたのだけれども。
オペラグラス使うと集中力上って涙止まりそうな気がするから。
でも全然効果なかったです。

マークの最初のセリフでもううあぁあぁあああってきて。
最初のRENTで泣いた。普通に泣いた。

オペラグラスは泣かない用じゃなくて涙隠す用だった。


一幕泣きすぎて二幕はちょっと冷静な気持ちになりました。

冷静というか。とても穏やかな。
あー、いいなぁって。
すごい、幸せな作品を観させてもらってるんやなぁと。




良大くんの作品終了後のブログのこと。

彼が作品が終わった時に更新するブログの言葉は毎回とても素敵だなぁと思います。
観劇した人に、余韻にひたらせてくれるというか。
丁寧で幸せな気持ちにさせてくれるというか。

ブログもだし、ビジュアルボーイの日記も好き。
良大くんのビジュボ日記の素晴らしさについては
たくさんの方が知っててこだわりの好きポイントがあると信じてるので
そういう方の集まりをこっそり覗いてできれば隅っこに座らせて頂いて
その好きポイントについてじっくりお話聴きたいです。
脱線。


この人に演じてもらえた作品はいいなぁって思う。
そういう作品をこれからも拝見できたらいいなぁと。



なんだかんだ脱線しつつ書いてみたけど。
上手く全部の気持ちを捏ねて丸めて成型するのって難しいなって思います。
気持がたくさんあればあるほど、難しい。パン屋さんってすごい。

RENT、また日本で上演されたら、観に行きたいって今はとても思います。


のーでぇぃばっとぅでー♪

ラヴ・レターズ

2015-11-03 09:41:16 | 観劇ログ

20151031 1500
・『ラヴ・レターズ』
  パルコ劇場 前方席


2015年は芸術の秋だから。
ハマりたての勢いの怖さだから。

村井良大くんの朗読劇、出演者お二人。
声、めっちゃ聴けるやん!堪能したい~。

という気持ちで、観劇してきました。



はい、堪能できました。

歌ってる時がとても好きだけど、喋ってる時のお声もいいなぁ。
ほっぺた緩む気持ちで耳からしあわせになってきました。



一幕といい二幕といいお衣装も素敵で。目も幸せだった。
武田梨奈ちゃんのお衣装も可愛くて。

すごい可愛いカップルだったなぁ。

カーテンコールではけてく時、アンディーがメリッサをエスコートして行かれたのですが。
なんだかとても可愛すぎてほのぼのしちゃってによによが止まりませんでした。

二幕のお衣装でエスコート付カテコだったの、いいなぁ。
あの感じは二幕の格好が合ってた気がする。

一幕のお衣装でエスコートがあったらそれはまた可愛かったかもしれないけれど。
一幕の時はそれぞれ歩いて行ったのが、合ってた気がするから。なんとなく。



内容は、昔の恋愛小説に出てきそうな出来事いっぱいというか。
ねっとりどろどろ重さが印象に残りそうな、でもよくある男女のあれかなというそんな気も。した。
純愛っていったら純愛だけど、思うように生きてやることやってしっぺ返しも食らって、
そう生きたらそうなるよねって思ったし、驚きは少なめの展開だったような気がします。


読み手のお二人の声というか立ち姿というか座り姿というか、
若さとか綺麗さとか爽やかさが前面にたってて、すごい、さらっと受け取れた気がします。

良大くんの声はもちろん、梨奈ちゃんのお声もかわいらしくて。
後はお若いお二人でウフフ…、じゃないけど、何言ってんだ、上手い言い回しが思いつかないけど、
若々しくて優しい空気だなと思ったのでした。


良大くんの仕草がお話に入りやすかった要因な気がします。

最初から最後まで椅子に座って、本、というかお手紙を読んでるんだけど。
表情だったり手振りだったりなんやかんや、椅子に座った上で表現される仕草が。
読んでるお手紙の内容や感情に自然に乗っかってて、惹き込まれました。

読書感想文みたく固めに書いてみたけど、いや、あれですよ!ここは興奮ポイントです!!
さらっとね、さらっとしはるんですよ。
首振ったり、足組んだり、表情とか!もうほんまさらっと!かっこいい!語彙力!

スーツ、シャツ、ネクタイがグレー系でくつが黒で統一されてるクールな感じに見えてて
足組んだ時にちら見えする靴下の色が!かわいすぎた!とてもとても無限大、きゅんとしました。

あの靴下ちら見えしてる姿勢のブロマイドが欲しい。真顔。


梨奈ちゃんは最初あんまり動かず読むスタイルなのかなと思って観てたけど、
途中からどんどん表情が変わって、やっぱり表情に合わせてお話が入ってくるなと思って。
目線がお手紙で、気持ちうつむき角度で見える笑顔あれめっちゃ可愛い。良きです。とても。

朗読劇でも、多少動きがあった方が私は好きなのかもしれない。



どっちが多いんだろう。朗読劇と呼ばれる作品、他のも気になってくる。
いろんな朗読劇を観に行きたくなってきました。