かんげきろぐ

その他諸々、おぼえがき。
武士ロックフェスティバル、信長さんが出てくる方が上手。
蘭丸くんが出てくる方が下手。

幻の城2階席

2015-10-24 15:10:42 | 観劇ログ

20151017 1300
・舞台「幻の城~戦国の美しき狂気~」
  EX THEATER ROPPONGI 2階席


RENT、幻の城、RENT。っていう。

一日一観劇三日連続。
気力もたなくて寝ちゃったよ何見てたんだっけ…(快眠)か、
頭大混乱何見てたんだっけ…(疲労困憊)になるかかなと、思っていたのですが。

何の問題もなかった。楽しかった。


いい声やな~ってうとうとしかけた瞬間はありました。
好きな声がすきな空間で流れたら、ゆったりふわふわいい気持ちに。なるよ。そりゃあ。

開き直り。


どっちの作品も面白くて、観て良かった。
どっちも初見じゃなかったのでちょっとばっかしの心の余裕があったのも大きい気がします。
初見はどうしても、できるだけ目に映るもの全部脳内に入れたい!ってぎらぎらしてしまうから。






そんなわけで連続観劇のスケジュール。
RENTは2日分だいぶ前から決めていて。

幻の城のスケジュールが発表されて。
あー、時期被ってる…って思って。
千秋楽はRENTだし、幻の城はとりあえずその前のお休みに…って決めて。

その前のお休みに観劇して、あ、好き。ってなって。

どうしよう…観たい…遠目で観たい…上から観たい…って気持ちでぐらんぐらんして。
2階席がプレイガイドで購入できるんだ…って何回かサイト見て。

観たいな…う~ん…う~ん…って思っていて。


気が付いたらコンビニにいました。



勢いって怖い。














2階席、絶対面白いです。
めっちゃ面白かったです。

幻の城、2階席、おすすめです。



舞台に近い席から見つめる迫力も好きだし凄いし楽しいんだけど
オペラグラスでのガン見はまた違う世界な気がします。

動の迫力と、静の迫力というか。
視界が狭まる分、見えてる範囲、世界への集中力が高まる。上がる。

自陣側の誰かのお討死、とか、寝返った、とか哀しい報告聞くたびに歪む顏が凄くて。
活きてる時の秀家さまの格好いい表情が苦悶に歪むの、すごい集中して観れた。

オペラグラス本当にありがとうってなりました。

前回もうちょっと観たかった感があったゼロモードの拡樹くん、
じゃなかった秀家さまも、今回がっつり拝見できたような気がしています。
甚八くんの半生振り返りというか告白タイムの前半、秀家さまのお顔、ゼロモードに見えた。

これ!観たかった!めっちゃ観たかった!!って、地団太踏みたかった。心の中で踏みまくりました。



ここら辺は、待ち構えててオペラグラスなしで観たんだけど。

槍の殺陣、恰好よかったねぇ。
前の席から見てもかっこいいな~って思ってたけど、槍のとこは上から見た方が素敵度増してた。
なんか、凄さが伝わるというか、綺麗だし、格好いいし、凄いし。

これこの角度から堪能できるの幸せかもって、ほんとに思った。

槍の殺陣がある役また観たい!です!鼻息!!



大坂城はちょっとてっぺんが切れて見えてました。
あれはね、1階席から見上げたのがかっこいいです。
落ちてく大坂城も、前回の方が心にくるものがあった気がします。





敗者の美学。

観劇終わってから頭に浮かんだ言葉の意味を時々ちょっと考えているけれど、
上手くまとまらないのでまたいつかメモりたいなと思います。



おしまい!

幻の城

2015-10-12 23:03:18 | 観劇ログ

20151010 1300
・舞台「幻の城~戦国の美しき狂気~」
  EX THEATER ROPPONGI 1階前方席

20151010 1800
・舞台「幻の城~戦国の美しき狂気~」
  EX THEATER ROPPONGI 1階前方席



マチソワ観劇してきました。

カーテンコールでキャストさんを見上げる形になる前列の迫力…。凄かったです。
遠目から全体観るのも好きだけど、この、前列の迫力はまた別物だなと。
俯瞰して観れてない感もあるのでもう一公演増やしたかったような。うーん。

どんな席でもその席だから観れる面白さがあるなぁと分かってきたような気もするけれど。
複数回観るなら色んな席で観たいという欲は消えそうになくて。

贅沢な悩みだなぁ。




こどもみたいな感想だけど。
みんなあの殺陣よく覚えはったなぁ、と。思いました。まる。

大人数で、一対一とも限らなくて、自分たちがやってるすぐそばで別の人たちがやってるっていう。
ちょっと間違えてしまったら何が起こるん…って思って、思ってしまって一瞬震えました。
きっとちょっと間違ってもフォローし合える強さがあって、その上であの迫力なんだろうなとも思うし。
単純にすごかったです。ふぉおおおおって、なりました。


鈴木拡樹くんの宇喜多秀家さまは圧巻でした。

なんだろう、舞台幻の城、面白かったです。本当に、観に行って良かった。
キャストさんのビジュアルにきゃーきゃーして、殺陣の格好良さにわくわくして、
青少年組の悩み全開の熱い青春物語にひゃーってなって、
大人組の老獪さと熱さにぞくぞくしたり、本当に楽しくて。

その中でも秀家さまの狂人さはなんか特別で、異質で、面白かったです。
押し付けがましさじゃなく、説得されるんじゃなく、狂った人だった…。
原因がよく分からない怖さがありました。

あと、指がつりそうだなって見てました。
大坂城に入ってからもやってはったような、あの指。

体操とかスケートとかテレビで見てるとよく聞くけど。
指先まで神経ビリビリに通ってる演技ってああいうのなのかな。
吸い寄せられるというか食い入るようにというか、目がいきました。


すごい贅沢をいうって分かってていうけど。
気力精力ゼロモードの秀家さまシーンがもうちょっと観たかったなぁ。
一瞬ずつ、お、ゼロモードきた…!?あ、もうプラス…。
って何回かそう思うタイミングがありました。


最初の殺陣と、捕らえられるシーンのお顔が表情がとても好きだったので。
DVD、あそこはマルチアングルでドアップも入れてほしい。です。鼻息!

最初の殺陣、本当に格好良かったですよね。誰か賛同して…!
格好よさを魅せるためのシーンだと思うし、そういう意図も大きいと思うけど。
本っ当っに!格好良かった!!よ!!!

ダンテさんの殺陣でめっちゃ動けるんやすごい…!と思ったんだけど
その動きとはまた違う種類だった気がします。
なんだろう、和物の格好よさというか。凛とした殺陣。というか。

これ生で観れるの幸せすぎる…!って2回とも思った。


拡樹くんあの赤似合うなぁ。
秀家さまだからなのか、艶が、凄い。
若さはじける色気ぷりっとは違うし、妖艶ともまた違うんだけど、渋い艶。

つやじゃなくてえんの方の艶っていうのが合ってるのかな。
ブロマイドもめっちゃ素敵なのはー幸せ。




気になったとこことメモ。


寿里さん。本多正純さま。
殺陣が、おおおお!ってなりました。
大きい人の殺陣って感じがして、観てて感動した。
穏やかな普通のシーンの喋り方とか、トーンとかも好きなんだけど。
そういうところが素敵な役者さんだと思ってたんだけど。
今回の殺陣シーンめっちゃ恰好良かったなぁ…もっと観たかったです。
遅いんじゃなくて、ゆとりがあるっていうか、シュパッて動きつつ、ぐん!ぐん!どーん!って。

語彙力。


北代高士さん。番長さん。望月銃之助さん。
ビジュアル最高でしたよね…。めっちゃ似合ってた。元海賊の船頭さん。
原作読んでイメージしてたのより若くて明るくて元気っこキャラで最初びっくりした。。。
んだけど、でもその勢いがなんか必要な明るさというか軽さというか、すごくいいなと思いました。
もう一つのお名前が出ないことで削られる雰囲気というか、重みがなくなって、
銃之助さんよりくんって感じで、でもそれがとても、舞台に合ってたような。


染谷俊之さん。染くん。霧隠才蔵さま。。。さま?
やばい。やばすぎる。才蔵くんめっちゃ好き…!
あのクールな表情たまらんね。言い方とかも、きゅんきゅんした。
いや本当にもう。きゅんきゅんした。2回言う。笑。
助六さんに見せる被っただけの笑顔から瞬間に変わる真顔たまらん…。好き。
1回目で気付けたので2回目観劇のソワレはそこめっちゃガン見しました。

原作76ページの冒頭5行ぐらいの真田さんの気持ちの文章、ちょっと好きで。
才蔵くんがそういうお顏してるように見えて、解釈違いかもしれないけど一人で嬉しくなりました。

原作で好きって思ったとこが表現されるとやっぱり単純に嬉しくなりますね。
キャストさんが好き、この舞台が好き、とか、そういうのとはまた違う好きさ嬉しさだなと思います。

殺陣もね、忍びの者だから?かな?
飛んで回ってって感じ。飛んでた。回ってた。身軽だった。
染くんがクールな役を演じはるのをまた観に行けたらいいなと思いました。


海というか船で戦になってる時に舞台装置を支える役の人たちにちょっときゅんとした。
動かしてない時は戦におびえてる演技しててコミカルでかわいらしくて。
でも動かす時はいざ!ってまじめな顔しはってぎゅって支えたり、動かしたりしてるのが。
おおお!ってなりました。ああいう役の人ほんま好き…。
舞台面白い!ってなります。


パンフレットのクロストークが面白かったです。
読んでから観劇して私は良かったです。
ネタバレはしてたけど。
あ!ここか…って、ちょっとにやってしました。




お化け屋敷がとても得意でないのです、と前置きして。

270、271ページの表現というか、演出というのか。
もうちょっと客席の想像力を信じてくれるやり方なかったんかなと。
あれは、とても、うーん。うーん。

リアリティ増すなぁ…怖…と、なんのために要るの怖い…は、違う。絶対違う。




生きることに迷うってド定番の青春な気がしていて、
舞台観た直後は青少年のきらきらぐるぐるが眩しいなぁという印象が強かったけど、
何歳になったってそういうことで立ち止まる時はあるよなぁと、今になって思ったりしています。

だからどうなんだという話でもなく。

原作と舞台と合わせていろいろ考えて、
観れて良かったなぁと、終わってからも思えるのが楽しいです。




まだ上演中だし。
収録日すら終わってないけど。

DVDはやく届かないかなぁ。
映像の良さでも、幻の城、また観たいです。

最遊記歌劇伝Reload

2015-10-02 22:36:19 | 観劇ログ

20150923 1200
・『最遊記歌劇伝-Reload-』
  サンシャイン劇場 1階後方席


最遊記歌劇伝を観てきました。

観劇と観劇の間が短くて、気持ちがちょっとふわふわせかせかしています。
楽しかった~いいもの観た~…次!次の作品は…!って。

たくさん舞台が詰まっているのは秋だからかなとも思いますが、
観劇できていない舞台のことも考えると自身のタイミングのお話ですね。

2015年は芸術鑑賞の秋になりそうです。



Reload。
原作連載中に読んだのが最初だと思います。
前作Burialを観た後原作揃え直して読み返しているのですが。

面白いねぇ。最遊記。
最遊記歌劇伝と合わせて。

面白いです。



前作日帰りできる大阪で観れたため。
大阪無いんだ…というのが今回最初の感想でしたが。
結局今回も日帰りで観劇してきました。

関西関東だもの。半日以内のご用事なら。
日帰り余裕ですよね。そりゃそうでした。

感想おぼえがき。というかただのメモ。
ふわふわせかせかな心持ちの収め方を教えてほしい。
楽しかったと楽しみがつまりすぎてぐるんぐるんしています。


悟空と坤くんがとても好きでした。
2人で歌ってるとこ可愛すぎる。

お兄ちゃんって呼ばれて照れくさそうにして全力で喜ぶところとか。
悟空じゃん!!!って。思いました。

鯛造くんじゃなくて悟空だった。
最初に見た作品が最遊記なのですが。
別作品で観た彼とはもう、別の人でした。

役者さんってすごいね。


三蔵さまのお歌が素敵でした。
あ、玄奘の方の。拡樹くんの方の三蔵さま。

拡樹くんのお歌、高めの音出してる時の歌い方というか声が好きで。
別作品でいうと麗羅とか瞬くんとか蘭丸くんとか。…作品じゃないしね。脱線。

そういう意味でも最強の玄奘三蔵のお歌でした。最強。最好。
ほんっまに好きです。今作の歌声。歌い方。あー…迸る何か。


光明三蔵さまのお歌はもう別格ですよ。
前日にニコ生拝見してから生観劇だったのですが。
劇場で聞くお歌はもう、本当に、震えました。

川見つけるとこの件好きです。
歌劇伝の光明様ですよね。
みかしゅんさんの光明さま。


春を生きる者へ凄かった。
みかしゅんさんと拡樹くんの。
2人のひとつずつの声の重なり方が。
すごくすごく好きでした。

これもニコ生より生観劇の方が心にくるものがありました。
心というか、肌にくる感じがする。
音はやっぱり生の方が強い気がする。

映像はニコ生と生観劇どっちもよかったです。
どっちも、あ、ここはこっちが好き、がありました。


あとハヤブサ四兄弟のお歌。
最初っから最後まで可愛いんだけど。
立ち位置にシュタタッて移動する三…じゃない太郎兄さんが好きです。

歌劇伝だからって言われたらそりゃそうなんですが、
やっぱり歌うんだ?踊るんだ?っていう原作キャラが
歌うんだ…踊るんだ…!楽しい…!!ってなるのが好きです。


前作でも思ったし。
今作でも思ったし。
何回でも思うし。

何回でも言うけど。


サントラ出ないかなー。
どうかなー。



ヘイゼル編はあるのかな。
もう決まってるのかな。

そして次は西に来てくれるといいな。

西の会場ならもう全通したい勢いで。
信頼と期待を寄せている舞台です。最遊記歌劇伝。


期待値高めに、楽しみに。
お待ちしております。



さて今からニコ生チケット使ってきます。