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Dynamic Amweica~アメリカ旅行5

2006年02月24日 | Weblog
今日でラスベガスともさようなら。治安がよく、とても過ごしやすかった。迎えのバスは8:10ころやってきた。車内に入ると・・・仰天びっくり、シートがすべてロングシート、横向きのシートが前から後ろまでずっと続いているのだ。こんなバス乗ったことない。朝から感動である。新感覚の座席で空港を目指す。前回はリムジンと、なかなかよい送迎をしてくれる。途中いくつかのホテルで客を拾いながら、空港には8:40ころ到着。昨日でラスベガスで開かれていたコンベンション(このおかげで一泊5000円の追加料金を取られた)が終了ということで空港は非常に混雑。アメリカウエスト航空のカウンターの前にも長蛇の列。われわれの航空券はe-ticketと呼ばれるもので、自動チェックイン機が使えるそうだが、マイレージをカウンターで貯めてもらいたいので、そのまま並ぶ。チェックインは無事にすみ、出発ゲートに。ここも長い列。途中係員がいて、航空券をチェックする。と、われわれの航空券にはLANE9の文字。それを見た係員は一番左側の列に行けと指示する。飛行機の時間がぎりぎりなので、優先レーンに通されるのかと思い、LANE9に並ぶ。確かに一般とは違ったさらにあまり人の並んでいない左のレーンに通される。これはラッキーと思ったが・・・なぜかやたら進みが遅い。そしてなぜかほかのレーンにはないセキュリティーチェックの機械が置かれている。そう・・・セキュリティーチェック強化レーンであったのだ!一人ひとり順番に、機械に通される。空気砲みたいなのが身体の上から下まで吹き付けられる。異常なものを持っていないかチェックしているのだろうか。そして最後に手荷物検査。係員に荷物を預けると、中身を細かく検査する。なにやら丸いシートを取りだし、携帯電話などの電子機械をチェックしている。こうしているうちに、飛行機の出発時間は刻一刻と近づいている。やっと全員のチェックが終了。あわてて搭乗ゲートに駆け込み、なんとか間に合わせることができた。アメリカウエスト航空のチェックインカウンターの係員にかかれたLANE9、無作為抽出なのだろうが、日本人の学生が不審物をもっているわけがない!ほかに小さな子供連れの親子が選ばれていたりと、もう少し怪しげな人を選んでもいいのではないだろうかとおもってしまった。初日の成田空港に引き続き、またもやとんだVIP待遇をうけてしまった。

定刻より少し遅れて、ラスベガス空港を離陸。次のロサンゼルスには約1時間のフライトで到着。ロサンゼルス空港ではターンテーブルからは預けたスーツケースがなかなかでてこなかった。治安が悪いと聞いているロス、空港から自分の荷物に気を配る。迎えの車は、バン。ほか5人と2人のグループと同乗し、計10名でロサンゼルスの半日市内観光へ。ここはもうカリフォルニア州。人口はここも増加しているとのこと。新大陸発見時からの西部開拓精神がいまでも残っているのではないか。アメリカ全体の人口も増加傾向だが、これは白人が増えているのではなく、ヒスパニック系の人が増えているらしい。移民の国とは聞くが、このような実態はしらなかった。ロサンゼルスの人口も、メキシコとの国境が近いためもあって、白人が3~4割ほどしか住んでいないらしい。アメリカの東海岸のほうから来た人は驚くらしい。「英語が通じない」と。

最初の見学地はサンタモニカビーチ。ANAのCMでもやっていたが、白い砂浜がきれい。夏でも海水の水温はあまりあがらないらしく、風が涼しいという。今日は冬なので、もちろん誰も泳いでいるわけはなく、砂浜にいる人もまばら。日本の海岸のようにごみはほとんど落ちていない。波もそんなに高くなく、穏やかなビーチである。

次にシボレーヒルズ、センチュリーヒルズなどの高級住宅街を通りながら、ビバリーヒルズを車窓見学。確かに高級そうな店ばかりが軒を連ね、走っている車も明らかに高級車。日本の高級住宅街とは格が違って、金のつぎ込み方が半端ではなさそう。ここら辺は治安もよいだろう。

まもなくして、チャイニーズシアターに到着。建物前には、ハリウッド映画スターたちのサインと手形や足形が敷き詰められている。中にはドナルドダックの足形も。最初はミッキーで試してみたが、実際足形をとってみるとただの丸になってしまったため、急遽ドナルドダックが抜擢されたという。隣にはコダックシアター。アカデミー賞が行われる会場で、ちょうど数週間後にアカデミー賞が行われるとの事で、少し準備が進められていた。柱には、各年度のアカデミー賞の映画タイトルがはめ込まれているが、なんと数十年先までの枠が設けられている。そこまでアカデミー賞は続けられるのだろう。コダックシアター近くの広場からはあの山の「HOLLYWOOD」の白い巨大な文字が遠めに見える。ハリウッドに来たことを実感するが、少し遠すぎる・・・。

ここで遅めの昼食にガイドお勧めのモンゴル風焼きそばを食べることに。飲み物と白米がついて8ドル。皿を渡されて、肉や野菜を自分の好きな量だけ取る。取り放題。最後に店員にその皿を渡し、焼いてもらう。味はなかなかおいしい。なぜこんなところで、モンゴル、と思ったが。ここにはおなじみのDFSが入っていたが、いつもどおりなにも買わない。免税といっても高いものしかおいていないからだ。

チャイニーズシアターでの観光を終え、ホテルに向かう。予定していたKAWADAホテルがスプリンクラーの誤作動で水浸し、使用不可、とのことだったので急遽変更、メイフェアーホテルに宿泊することに。ダウンタウンの7thストリート付近。なぜこんなところに、と嘆きたくなるような場所にホテルはあった。なんでもアーノルドシュワルツネッガーのトゥルーライズの映画に使われたという。自分も観たことある映画だが、どこが使われたのか分からなかった。

部屋に入るとびっくり、広い。もともとはツインとシングルの部屋だったのだろう、中のドアでくっつけられていて、ひとつの部屋として使われている。シングルの部屋にはソファーとテレビが備え付けられていて、快適に夜が過ごせそう。バストイレも二つある。なんとも贅沢な部屋に当たったものだ。と、感動していると、内線。ツアーでロスから一緒になった人からで、これから隣のコインランドリーに行かないか?とのこと。

したのロビーで待ち合わせて、コインランドリーに行く。大規模なコインランドリーで、地元の人たちで込み合っている。が、白人が見当たらない。全員有色人種。低所得で、洗濯機が自宅にないのかもしれない。使い方がわからないので、近くのおばちゃんに尋ねると笑顔で答えてくれる。隣のスーパーでカードを購入の上、そのカードに1ドル単位で機械でチャージ、各洗濯機、乾燥機に通すというシステムだった。カードはICチップつき。無事にあいてる洗濯機を見つけ、洗濯物を放り込む。26分との表示。その時間にダウンタウン方面に歩いてみることに。フリーウェイの橋を超えるとダウンタウンのオフィス街に出た。一気に雰囲気が変わる。白人も見られるようになり、車の通りも多くなった。10分ほどしか歩いていないのに、この変化に少しびっくり。地下鉄の駅を、アジア系の人に尋ねて確認してから、また戻る。ちょうど洗濯が終わっていて、次は乾燥機。25セントだった。相変わらずの賑わいぶりで、子供も多く見受けられた。

隣のスーパーで買出し。夕食は部屋で・・・とのことでカップラーメンとパンを買うことに。カップラーメン、でかい。そして香草の香りが結構する。味は日本とは少し違っているが塩風味、まずくもなく特においしくもなく。パンはぱさぱさしていて、日本のパンとはこれまた少し違う。小麦粉を食べていることがよりリアルに伝わるパンであった。また飲み物にストロベリージュース。甘い。とてつもなく。日本ではあまり飲んだことのない味。と、貧相な食事を終え、寝ることに。とその前の、快適な、ソファーがある部屋で連れの人との会話が楽しかった。



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