支部会員の吉田弘氏は、日立支部仲町教室において、12月12日、14時20分に、夢のまた夢、6ラウンドを全て35点となる完全パーフェクトの偉業を成し遂げました。スポーツ吹矢のレジェンドの誕生の瞬間を我々は垣間見ることができました。この記録は、スポーツ吹矢協会でもいまだに達成されなかった傑出した偉業と言えるでしょう。連続パーフェクトは、これで終焉ではなく、連続すること8ラウンドまでパーフェクトが続きました。この偉業は、当分破られることがないと思っています。
日立支部の忘年会も終わり、今年の掉尾を飾るスポーツ吹矢のトピックスと言えるでしょう。吉田氏自らのストレッチゴールを達成された偉業を湛えたいと思います。
スポーツ吹矢でとてつもないレジェンドが我々の教室から生まれました。今まで6ラウンドを吹いて、パーフェクト(1ラウンド満点35点)を連続して5回出した強者を拝見してきましたが、遂に、6ラウンドパーフェクトが達成された。この6ラウンドパーフェクトの意義は、全国大会や青柳杯などの正式競技会は、1ラウンド5本の矢を吹き、それを6回吹いて競技が行われているからです。
6ラウンドを吹いてパーフェクトを出すことは、30本の矢全てを7点枠内に当てることで、点数からみれば210点になります。野球に例えれば、9回を27人全員を三振にする完全試合に匹敵する大記録であります。6ラウンドパーフェクトが如何に大変であるかは、実際に吹矢を吹いて試された方であればその難しさがお分かり頂けることでしょうが、1ラウンドで5本の矢を吹いて7点の枠に1本の矢も入らないこともまれではないスポーツ競技であるからです。
この快挙は、全国のスポーツ吹矢人口約3万人が待望している大記録でありますが、今まで誰一人として達成していない傑出した偉業といえます。この6ラウンドパーヘェクトは、とてつもない大記録といえますが、我々の関係しているスポーツ吹矢教室で隣で吹いている方がそのレジェンドを達成したのです。この栄光は、永遠にスポーツ吹矢の歴史の1ページに刻まれることでしょう。
大記録の証
偉業を成し遂げた吉田弘氏
6ラウンド完全パーフェクトを出した吉田弘氏
偉業を見届けた方々 偉業を見届けた方々
大記録を目前にして
大記録が達成する経過は、2ラウンドのパーフェクト達成を記録し、3ラウンドもパーフェクト、吉田氏は変わることなく集中力を高め、坦々と偉業に挑戦していた。4ラウンドも最後の矢もど真ん中7点を射止めパーフェクト、5ラウンドもパーヘクトが続いた。的台は同じものを使って6ラウンドの最後の矢が放された。上記写真に見られるように7点で2本がダブり、その他の矢も7点を捉えていた。完全パーフェクトの瞬間であった。この連続の記録は延々と続き、8ラウンドまで記録を伸ばしました。記録は9ラウンドに入り、4本目の矢が5点枠に入り、連続記録は8ラウンドで終了した。
この快挙を我が支部だけに保留しているだけではと、支部長が本部協会の広報担当者に働きを掛け協会新聞への掲載やスポーツ吹矢ギネス登録制度などを構築するために検討する機会に取り上げられようとしております。今回の快挙は、スポーツ吹矢協会の歴史を動かそうとしていることも事実です。非公式では6m、8m部門での練習において6回パーフェクトがでているようですが、最高位の10mでの6ラウンドパーフェクト、増して連続8回のパーフェクトはスポーツ吹矢で前人未到の大記録であることに間違いありません。
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