平成23年11月13日(日)
天気 晴れ
時間 8:00~16:00
活動フィールド 九州森林の日植樹in桜島
年間最多爆発回数を更新し続けている桜島での植林活動。
途中、事務局とのやり取りでおよそ500名の参加者で送迎バスの手配が大変との情報もあり、
(灰神楽の中にわずか2本ずつの植樹)案の定、実際の植樹は10分もあれば終わってしまった。
しかし会場がすごい、桜島は湯平展望所からの眺めが一非番勇壮ですごいと思っていたが、
更にその奥(山頂に近づく)場所は土石流を塞き止め、一杯になった土砂を一生懸命に
ユンボなどの重機械で掻き出したものを押し広げて植樹会場に仕立てた所。
もしもこの日が雨だったら・・・、もしも東風だったら・・・、
当然のように今年の爆発回数を上積みする南岳の爆発があって、
鹿児島市街地が灰神楽になるような状況だったら・・・・・!!!!!。
そんな心配を全部吹き飛ばしてくれるすばらしい天候に恵まれて“九州森林の日植樹in桜島”が実施された。
標高400m地点に造られた、植林地は瞬く間にガレ場に強いスーパーグリンさつま(松)、
シャリンバイ、ヒサカキの3種類。1000本がみんなの力で植えられた。
参加して驚いた事
①トンビは油揚げが大好き、人の集まる会場でも標的に気づくと舞い降りて掴んで飛び去るのだ。
2回のシャッターチャンスがあったが失敗、デジカメでは無理?
この日指笛がうまく鳴ったので夢中になった小学生のため息を切らしながら鳴らしているとやはり飛んで来た。トンビでの驚き。
②桜島のおばさんたちはマスクもせずに街路樹(つつじ)のツル取り。
「御苦労さんです、おばさんたちゃマスクもせんでしごっしな?」
『はい、免疫を高めかたじゃっと・・・』との返事には驚いた。
火山灰/・・・酸性、石英などの鉱物で堆積すると大量の雨に土石流となって一気に斜面を下ってくる!
灰が人の体だけでなく家畜や野生の動物の肺に積ってしまう。塵肺の心配がある。
そんなこと心配していては生活できんということ?????。
昼食後のイベントではシンガーソングライターの福井静のコンサートや
各ボランティア団体が出展したブースでの展示物、遊具、工作会場が賑わっていた。
急な坂に息を切らして登った植樹会場で 植えてニッコリ!
桜島 を描く
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糸鋸で絵を切り抜く
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紙やすりで磨いて 記念品
頑張る人形作りにナイフの使い方を習う子供たち