今日は久しぶりの
快晴で、気持ちが良かったね
木曜日はT学園の療育デー。
遊び(ワーク②)の時間、手探り遊びの課題をやってるところだよ
今日は、前回よりも早く探し当てることが出来ていたけど、
一つハズレてしまった。
哲の顔色はあれよという間に急変し、すぐに
「もう、一回」と再度の挑戦を申し出る。
泣きたい気持ちを必死に堪えていたけど、隠しきれずに 涙目に。
でも失敗した時の気持ちの立て直しは、以前より断然早くなって来てる
哲、頑張ってるよ
そして、今日からまた、新しい課題が入って来たよ。
“じゃんけんあそび”
哲はまだ、じゃんけんのルールを理解していないけど
少しずつ、こうして遊びながら覚えて行ってくれたらいいなと思う。
休憩の時間。 スキンシップの多いS先生。
21㎏ちょいの哲を軽々持ち上げ、高い高いしてくれる。
「重くないですか
」と訊いたら、30㎏くらいまでは大丈夫とのこと。
さすが、20代
ヤングメンだわ~
「隠れろ~
」 むぎゅ~
今日の哲は、S先生の姿が見えなくなると先生の後を追う姿が見られたり
他のお友達がS先生の手を引っ張って連れて行くと
「俺の先生なんだよっ
」と言わんばかりに、S先生を連れ戻しに行ってたよ
お友達と一緒に、たまご体操も頑張りました
このあとは母子分離。
ママはピアカンで、哲が今“濡れてしまった事をとても気にしている時期”だという事を
新主任のK先生に相談してみた。
その前に・・・・
服や靴が濡れて、それを気にしている哲に対するママの対応は
服がビッチャリ濡れてしまった時は着替えさせるけど、
少しくらい濡れたくらいなら「濡れてもいいんだよ」とか、
「すぐに乾くから我慢しな」と淡々とした態度で言い聞かせてた。
ママに訴えても聞いてくれないと悟った時の哲は
濡れている事がすんごく気になっているにも関わらず、
「もう濡れてないよ」と、逆に気遣って そう言うようにもなった。
“濡れてしまった事”をとても気にする哲。
精神的には、“濡れてしまった事”に対して不安を掻き立てられている状態にある。
話を聞いて下さったK先生は、仰った。
こんな時にこそ、子どもの信頼をGETするチャンス
だと。
哲が濡れてしまったと訴えて来たら、先ず共感してあげることが大事。
「濡れてしまって気持ちが悪いね~。着替えようか。」と言って着替えさせてあげる。
着替えさせてあげられる状況下にない時は
「ごめんね。今は着替えが出来ないんだ。あとで着替えようね。」と言ってあげる。
そうしてあげることによって、
《この人は僕の気持ち悪さや、辛さをわかってくれる人なんだ
》
という事を感じてくれるようになる。
確かにそうだよね。
置き換えてみると、自分だって困っている時に我慢するばかりじゃ辛いよね。
気持ちを汲み取って貰えたり、共感して貰えたりすると
それだけでも気分がグッと楽になれたりするよね。
けど、親だって人間だもの。 訴えがあった時にタイミングが合わなくて
思うように対応してあげられない時もあるし
気分的に構ってあげられないって時だってある。
K先生はこうも仰った。
お母さんも無理をしないで、出来る時にしてあげればいいと。
そっかー
それならママにも出来そうだわ
先生から受けたアドバイス、しっかり胸の中に入れておこう
療育の帰り、
久しぶりに
航空公園に行って来た。
博物館の大型映像館で、オーシャンオアシスという映画を観て来たよ。
若干大人向けの映像だったので、哲は途中で厭きて来てしまったようだけど
自分の口に手を当てながら、声をひそめて
「これは何をしているの」とか、質問して来たりしてた。
映画館慣れして来たのかな。
哲が場をわきまえて話をしようとしている姿が見れて、ママは嬉しかった。
兄ちゃんになったね
帰り、今日は
天気がいいので まだまだ
家に帰るのは勿体無いっちゅー事で
近所の川原へも立ち寄ったよ
欄干のない橋。
ここの上に立つのは腰の引ける哲。
この橋、生活道路としてママはいつも1BOX
で走り抜けているんだよ。
大雨の日は冠水したりして、ちと怖いんえ
いつものように石投げをして遊んでいた哲だけど、
濡れた砂が手に付いたことが気になり始めて、グズグズ・・・
なもんで・・・・・・・
ええーぃ 面倒くせぇ
ちょびっと濡れたくらいで、そんなに気になるんなら
いっその事、
川に入っちまいな
哲は「いいの
」って顔をしてたけど、ママはもう腹をくくったよ。ぐわはっは
ほぅ~ら、見てみて~
こうなったらもう、濡れてることなんて、全~然、気にならない子ちゃんよ~
お~っほっほっほ
(←バカ母)
に帰って、シャワシャワ~~
哲もごっ機嫌~~
しかし・・・・しばらくしてみて、ふと気づいた。
しまった
今日の療育で先生から聞いた話、実行してなかったな、と・・・・
けど、チャンスはすぐに到来
シャーワー上がりにジュースで一杯やってた哲が、
ジュースを服に溢してしまった事を訴えにやって来た!
心得を胸に、心を落ち着かせて 哲に話しかけてみる。
どうせなら、哲の好きなエドはるみさん口調で言ってみよう
「あらま~。服が濡れちゃったの
濡れると気持ちが悪いよねぇ
でも、ちょこっとしか濡れてないから、ママがフ~フ~して乾かしてあげる。
ほらかしてみ、フ~
フ~
フ~
」
心得を実行するママが気持ち悪かったのか?
哲はちょっと照れくさそうに
「やめろよ~~」と言って、走って逃げて行ってしまった・・・・・・
共感を得たからか?、ママの態度が気持ち悪かったからか?は定かではないが
哲はそれっきり、濡れた服のことには触れて来なかった。
ぐふふ
これからもこの手を使って行くべし