今日も、浄土真宗本願寺派 堺・圓龍寺の法話が届きました。
『近頃、傑出した若者たちが現れている。
百パーセントのちからを常時、維持している状態を保つことが名人とよばれるが、普通の者と感覚を異にしていると思われる。
まちがわないというのがほとんど百パーセントだから、それで安心した答え(結果)だとはいえないというわけである。
たしかにほとんど百パーセントそのものだということでなく、ひょっとしたらまちがうかもしれないということが、0、0001パーセントぐらいはふくんでいるのだとなれば、うかつには答え(結果)がだせないということになる。
私たちの生活は、たしかに忙しくなっているけれども、それを理由にそうした不安にとらわれ、わずらわしいと突き放し、いい加減なところでものごとをうけとったり、考えたりしている。わずか0、0001パーセントであるにちがいないが、それを加えないかぎり、百パーセントにはならない事実を生活の上で忘れてはならない。』
龍大カレンダーです。
5月の雀さん