映画を観た～おっぱいバレー～

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月亭可朝





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ストーリー＆解説：1979年、北九州市の公立中学校。新任教師、美香子は赴任早々、男子バレー部の顧問になった。しかし、部員全員やる気のない弱小チーム。思春期まっさかりで、女性の裸を見ることしか頭にない部員たちに、美香子は優勝したらおっぱいを見せる約束をしてしまう。以来、俄然やる気を出して部活に励むようになり、少しずつ成長を見せる男子バレー部。美香子は、本当におっぱいを見せなければいけないのか?!

テレビ「ドラえもん」や「やぐちひとり」などの構成作家、水野宗徳の初の小説が映画に。インパクトの強いタイトルだが、なんと実話に基づいた汗と感動を呼ぶ青春ストーリーなのだ。優勝したら“美香子先生のおっぱいが見られる”ことになり、突如、練習に励みだした男子バレー部。次々勝ち進んでいくうち、彼らの気持ちも変わり始め…。主演は、綾瀬はるか、青木崇高、仲村トオルほか。『ニセ札』でも難しい役柄をこなし、実力を見せている青木崇高の悩める青少年ぶりが初々しい。仲村トオルのトボけた教師役にも注目だ。監督は、『逆境ナイン』『銀色のシーズン』など、青春ストーリーを得意としている羽住英一郎。（goo映画）


【五つ星評価…….☆】


『人のセックスを笑うな』を上回る、チケットが買いにくいタイトルになっています。

僕はチケット購入は一貫して対面購入なんですよ。

もちろんＴＯＨＯシネマズカードは持っていますが、vitで映画のチケットを買おうとは一度も思ったことはありません。

ただ、こういったタイトルを付けられてしまうと、vit購入方向に少し心が揺れてしまうのは仕方がない事だ。

でもね、こんなもんは堂々と言ってやればいいんだ。

俺をいくつだと思ってんだ！？

今月でとうとう３０になったよ、３０に。

“おっぱい”や“セックス”なんて言葉で照れるほどウブなお子様じゃないんだよ。

ハッキリと言えば良いハッキリと。

モゴモゴ言って、店員の女の子に「はい？」って聞き返されるくらいなら正々堂々「おっぱい！」と言いましょう。



はい、前置きが長くなってしまいましたね。

まず思ったのは、現代の中学生と１９７９年当時の中学生の“おっぱい”に対するイメージってかなり違うと思うんだ。

今の中学生だったら“おっぱい”なんてパソコンですぐに見れるけど、当時は道路や橋の下なんかに落ちてるエロ本くらいでしか見る機会はない。

まぁ、実体験ってことになると話は違ってくるでしょうし、ヤッてる奴らはヤってるし、ヤッてない奴らはまったくヤッてないと思う。

でも、中坊男子くらいの“おっぱい”に対する憧れなんて、現代も昔も本質的な部分では何も変わっていないんじゃないかぁ～って思います。

あんなもんだと思うよ、今も昔も。ただ、現代にはそんな健全な奴らを誘惑するコンテンツが溢れすぎてるってことだけだ。

映画としては、観賞前の印象では『フレフレ少女』のような残念なストーリーになってしまうのかな？と思っていましたが、わりと基礎はしっかりしていたような気がしました。

成長する過程がやっぱり浅かったけど、もう時間の関係でこれは仕方がないでしょう。

そこは良いです。

ただ、７０年代の風景の作り込みがイマイチだったような気がしました。

道路を行き交う車なんかは雰囲気出してましたが、それ以外に７０年代を思わせるモノはなかったかな？よく考えれば電話とかあったとかな…。

良かったのは、感動エピソードの部分がバッチリ客の心を掴んでいたところ。

綾瀬はるか演じる“美香子”の過去にしても、中学生時代の“美香子”に大後寿々花を起用するなどしっかり描かれていたのも嬉しい。

あと“おっぱい”を絡めた小ネタが、合わせ技でジワジワと効いてくる感じも良いですね。

一つ一つは大したことないんだけどねwww

“美香子”と元カレのホテル？でのネタは面白かったですwww

あとキャストに関しては、綾瀬はるかが良かったことは言うまでもないですが、主演男子部員の幼馴染で女子バレー部員役で出てた子役？がめっちゃ可愛かったんだけどあれ誰？

キャストに名前出てなかったから分からないけど、とにかく可愛かったですww

もっとストーリーに絡んでほしかったな～。そこはかなり残念でした。


総合的に見ると、大声で「ナイスおっぱい！！」と叫ぶくらい面白かったわけではないけど、そこそこ楽しめる作品だと思いますよ。






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