「死のエラー」

編集画面

13日の金曜日、休暇でテニスから帰った午後3時でした。　
ブログを見ようと「DELL娘」の電源を入れたら、こんな画面が表示されました。　

はじめて見るブルーの画面です!！
いつものように立ち上がりません。
ブログも見られません！！
ウンともスンとも言いません！！
　「DELL娘」が死んだ！？　
　電源を入れなおしてみてもダメです。

　　何だって!！　画面の文字を見つめます
　

　「訳のわからんハードエラーでっせーー！！
　　メモリダンプ（HDDへエラーの状況時の状態を記録する）を見てちょー！！
　　ＰＣの管理者か、テクニカルサポートへ連絡してちょー！！」
てなことを言っているらしい。
　
　　　「DELL娘」の管理者は花おじだもんね。
　　どれどれ、もう一度電源を入れなおしてみましたが、同じです。
　ハードエラーということは、機械的に壊れたということじゃないですか！

まあ、幸いにもDELLサポートが待機している時間帯でした。
早速、電話してみました。
数分間「お待ちください」のメロディが流れた後で担当者に繋がりました。
落ち着いた声の女性でした。名前を聞くと韓国姓です。でも流暢な日本語です。
症状を伝えると、すぐに指示がありました。
「DELL娘」はハードの自己診断機能を持っているのでチックしてくださいとのことです。
電話をつないだまま手順を教えてもらいました。
数分後の診断結果は「異常無し」でした。つまりハード的には壊れていないのでした。
残念ながら「WindowsXP」が異常となったようです。
（専門的に言えばレジストリーが何らかのタイミングでおかしくなった）

ハードの故障ではないことが判って少し安心しました。
で、解決の方法は「WindowsXP」の再インストールが一番の近道とのこと。

「わかりました。ありがとうございます」と電話を切りました。

自慢じゃないけど「再インストール」なら、もうお手のもの。
購入後にハードディスクのパーティション設定で、すでに2回経験しています。
こんな日のためにハードディスクを「Ｃ」と「Ｄ」のドライブに分けていました。
ほとんどのデータは「Ｄ」に保存しています。
再インストールは「Ｃ」を削除しての書き込みですから「Ｄ」のデータは無傷で残ります。
回復への見通しがついたので、明日の土曜日にゆっくりと作業することにしました。

その日の夕食後に、このエラーコードは何ぞや？？　と興味が湧いてきたので調べることにしました。
「DELL娘」は当然使えないので、「バイオ９８ノート」の出番です。
Ｇｏｏｇｌｅの検索でエラーコード「STOP: c0000218 Unknown Hard Error」を入力してみました。
すると、出てきました。
ずばり「c0000218エラー（Unknown Hard Error）を考える記事」です。

そこには、このように書いてありました。

このページに来られた時点でおおよその見当はつきます。ひとまずお察し申し上げます。
C0000218はWindows2000がリリースされた当初から発生が確認されているエラーであり、
にもかかわらず今にいたるまで完全な解決策が編み出されていないという
Windows最凶クラスのエラーです。
この原因不明の凶悪なエラー症状から、「死のエラー」という別称で呼ばれています。
このエラー症状はWindows2000/XPにおいて、レジストリ部分のファイルの破損によってOSが立ち上がらなくなるものです。
OSロゴが現れた後のブルーバック画面にエラーメッセージが白文字で表示され、以後リブートを繰り返します。（以下略）

　そういうことだったのか！！
　いままでは98とＭｅだったから見たことない。
　Windows２０００とＸＰ特有の解決不能の病気だったんですね。
　それにしても「死のエラー」なんて呼ばれているなんて知らなかったーー！！
　「有名なんだ！！」と、なぜか嬉しくなったりして。
　以下、詳しい解説が書いてありましたが、、難解。

そして、「発生の状況」の中には次のような解説がありました。
何かをインストールしてレジストリが書き換えられる最中や完了後など、
Windowsが動作しなくなってリセットした場合などに、このようなことが起きた場合が
該当すると思われます。
ハード的な問題はないので、技術力のある方は回復コンソールを用いた
レジストリデータの修復による方法を、技術力に自信がない方はデータ救出の上、
再インストールされることをお勧めします。

と親切に書いてありました。
DELLサポートの見解と同じです。安心しました。

そこで、原因らしきものを思い起こしてみました。
１．先日、記事の下書きを「メモ帳」に書いて保存しようとした時に
　「メモリーがいっぱいで保存出来ません」とのメッセージが出ました。
　　　　　たいしてメモリーも使っていないのに、何でだろう！？
　　　　　その時は再起動して回復しましたので、、
２．これに遡って思い出したのは、「DELL娘」で作業中に食事時間が来て呼ばれました。
そこで作業中なのにノートの蓋（液晶画面の部分）を閉じてしまったことがありました。　
蓋を閉じると「スタンバイ」になる設定なんですが、「DELL娘」が忙しい最中にスタンバイが来て、その時にレジストリ書き込みが完全に出来なかったのかも知れません。
　　すべて、あわてんぼうの花おじのせいだったのかも知れません。　

　翌日の土曜日、朝9時から作業を始めました。
　かれこれ4時間後に「DELL娘」は見事に蘇生しました。　
　「WindowsXP」の再インストールそのものに40分。
　その後の各種ドライバーのインストールが2時間ほどかかる。
　さらに、Officeなどの自分のソフトインストールなどで1時間ほど。

　　反省
　思えば「13日の金曜日」に「死のエラー」とは、偶然でしょうか？？

　これからは、作業が完全に終わってから閉じることにします。
　また、何かのソフトを新たにインストールする場合（アップデートも含む）には、
　確実に「再起動」をして、その後でゆっくりと電源を切ることにします。

　皆様も、あわてないようにして下さいね。