花咲かせましょう

庭に花を、話に花を咲かせましょう

都会の紅葉狩り その4 上野公園

2007-11-29 21:39:14 | 暮らしの中で

なんだか遊びまくりの一週間で顰蹙を買いそうな私です。

紅葉は日に日に変化するので、じっとしていられないのです。

今日は上野の東京都立美術館に「フィラデルフィア美術館展」を見に行きました。

  

アメリカの建国の記念の地、フィラデルフィアが誇るコレクション。初めて日本に公開されたそうで、確かに見ごたえがあります。

コロー、クールベ、ピサロ、ドガ、モネ、ルノワールなどのこれまでに見たことのない作品、ピカソ、マチス、そしてアメリカの作家のメアリー・カサットやジョージア・オキーフなども見ることができて、とても満足でした。

昼食は上野精養軒ですませ、その後は谷中のほうに歩いてみました。

そして、かの伝説の店「愛玉子(オウギョウチ)」を発見。
台湾の植物の実を摩り下ろして絞ったものをゼリーのように加工したデザートです。これ一つで長年店を続けています。

            

                      

店内も実にレトロ、おじいさんが一人で店番をしています。
そして、なんとも嬉しいというか、珍しいというか、コップに熱い白湯を入れて持ってきてくれるのです。
今までに白湯が出たというところは記憶にありません。
我々が年寄りに見えたのでしょうか?若い人にも白湯を出すのでしょうか?

谷中銀座でお惣菜を買って家路に着きましたが、なんだか面白い一日でした。


都会の紅葉狩り その3

2007-11-27 21:09:21 | 暮らしの中で

しつこく都会の紅葉を追いかけています。

今日は高尾山に出かけてきました。

曇り空ですがそれほど寒くもないので、往きはリフトに乗りました。

両側は色とりどりの紅葉に囲まれ、その中をこれまた色とりどりのリフトが軽やかに動いています。

今が見ごろと報道されたためか、平日というのにたくさんの人が次々に上がってきます。

確かに見ごろでした。
薬王院の周りは素晴らしい紅葉で、はるばる訪ねた甲斐がありました。

昔は薬王院を横目に見ながら、更に上の高尾山頂上、小仏などを目指したものですが、薬王院の階段を上がっただけで膝が「もう、結構」といってます。
山歩きもだんだん遠のきつつあります。淋しいです。


目黒川歩き 五反田から品川へ

2007-11-25 17:29:50 | 川歩き

しばらく休んでいた川歩きですが、今日は久々の再開です。

よく晴れて、風もなく絶好のお散歩日和なので、「さあ、目黒川の続きを歩きに行こう!」と連れ合いを誘い、先回の終着点五反田からスタート。

川はあまりきれいとはいえないものの、折りしもの紅葉と、お寺の屋根がちょっと東京に居ることを忘れさせてくれる風景です。

しかし、ここは品川区大崎一丁目付近、高層ビルが。やはり都会でした。

そろそろ北品川に近いあたりで、こんもりした森のなかに荏原神社を見つけて入ってみました。これが中々格調の高い神社で、立派な狛犬さん、そして本殿の建築がとても凝っていて、ふと屋根を見上げると龍が顔を覗かせています。

    

ここを抜けると旧東海道品川宿でした。日曜日で殆どの店がシャッターを下ろしていてなんだか淋しい道を抜けて、八つ山橋から品川駅に出て本日はこれにて打ち止め。
いつもに比べると歩き方が足りない感じですが、連れ合いもやっと風邪から解放されたところですし、私もいまひとつ体調が本復していないので無理は禁物と品川から新宿駅西口行きのバスに乗って、いつもとは違う目線で東京見物をしました。


マスコット ねずみ

2007-11-24 20:22:56 | 暮らしの中で

かこちゃんが瞬く間に蔓延させてしまったマスコットねずみ。

私も遅れを取ってはならじと型紙をファックスで送っていただき、早速作り始めたら、すっかりはまってしまい、あっという間に30匹ほど作ってしまいました。
太ったの、やせたの、目玉の黒いの、赤いのとやりだすと凝ってしまうのが私。

孫に作った洋服の余り布が山ほどあるので、目玉用のビーズとフェルト、尻尾用のコードを買いましたが、綿も家にあったので材料費は殆どかかりませんでした。百円ショップに行って黒い小さなお盆を買ってきてのせてみました。

「そんなに作ってどうするの?」と連れ合いにあきれられていますが、いいんです。作るのが楽しいいんですから。小ギレの欲しい方どうぞ遠慮なく声をかけてください。小花模様の布をたくさん持っています。


カミングアウト

2007-11-23 20:21:19 | 暮らしの中で

この頃「実は私は・・・・でした。」とカミングアウトすることが日常的に見られますが、私もカミングアウトしてしまいます。

ここ数年耳の聞えが悪いなあと感じていました。おととしくらいに聴力検査をした時には年齢相応の軽い難聴といわれていたのですが、この頃夫に「お前さんは耳が悪いね。」としばしば言われるようになり、時には言った言わないで喧嘩の元にもなることが多くなったので、先日風邪をこじらせて喉の炎症がひどくなったときについでに耳鼻科で聴力検査をしてもらいました。

すると中程度の難聴、とくに高音が聞こえにくいから、補聴器を着けた方がいいかもしれないといわれ、思い切って補聴器をつける気になりました。

リオネットのデジタル補聴器耳穴式を作り、今日から着装しています。

自分の食べ物をかむ音まで聞こえるので、食事の時にははずしますし、一人で居るときには必要ないので着けません。

人とのコミュニケーションを助けるためと、時々聞こえなくてイライラしていたテレビのドラマのせりふやナレーションを聞き取るためにも役立ちそうです。

    

デジタルなのでパソコンで機械を調整します。右が出来上がった私の補聴器です。自分の耳穴の型を取って、ぴったり入るように作ってあります。

こんなに小さいのにものすごい性能で、ちょっとウットオシイくらい音を拾ってくれます。テストの時に別室で紙を繰っている音まで聞こえるのにはびっくりしました。聞こえすぎるというのはストレスにもなるので、徐々に耳を慣らして自分の身体の一部にしたいと思っています。


都会の紅葉狩り その2

2007-11-20 19:58:48 | 暮らしの中で

先日は目黒川沿いの道を散策して、秋を感じてきましたが、今日はパソコン教室の帰りに善福寺川緑地を訪れてみました。

目黒川沿いの道はいかにも都会の遊歩道という感じでしたが、善福寺川緑地はそれに比べると、大きな木が多く、森林浴をしながら散歩ができます。

秋の陽はまだ3時前というのに、長い影を作っています。

     

散り敷いた紅葉を踏みしめながら歩く午後の散歩はとても心が癒されます。
一人で歩くというのもなかなかいいものです。

         

ユリノキの梢を透かして見える青空、地面をピンクに染めるサザンカ。
いずれも心地よく目に入ってきます。

和田堀に池にはオナガガモやマガモも飛来しており、カメラを構えた人が数人いるので、聞いてみたらカワセミの登場待ちとの事。
木陰で一休みするカワセミの姿をカメラマンに教えて貰って見る事ができました。

通り道なので大宮八幡を覗いてみたら、十月桜や大宮桜が開いていました。
この桜は冬桜といい今頃開花する珍しい種類です。

今日はカメラを忘れていったので、すべて携帯電話のカメラで撮りました。


都会の紅葉狩り

2007-11-18 20:15:40 | 暮らしの中で

まさに小春日和に誘われて、散歩に出かけようと連れ合いを誘ったのですが、振られてしまって、「じゃ、一人で出かけようっと」とはっちゃんのブログで見た目黒川の紅葉を見に行きました。

はっちゃんの写真ではとても素晴らしかったのですが、ちょっと時期を逸してしまったようで、下に落ちている葉のほうが多い状態。仕方なくきれいな葉をベンチにのせて撮影。

川も花筏ならぬ、桜の葉の筏がゆらゆら。

 

目黒川沿いの道は中目黒の近くではしゃれた感じのブティックやカフェが増えて、桜の時期でなくても結構な人出で、昔の目黒川沿いの淋しい道を知っている私には隔世の感があります。

その続きで、中目黒から代官山を経て渋谷まで歩きました。

代官山の交差点の近くで、ショウウインドウに眠る大きな白熊発見。
殆ど等身大で、それが頭を動かして寝ているのです。どんな仕掛けになっているのかしばらく眺めていました。
ロボットの発達している時代に別に珍しくもないのでしょうか?
私以外に立ち止まる人もいません。

 

代官山は一味違ったファッションを楽しむ人が往来しています。
観察してみると、今年は断然ブーツがトレンドのようで、様々なブーツが闊歩していました。
私も若い頃は無理をしてはいたけど、外反母趾になってしまった今はただであげるといわれても履く気にはなれません。

 

 


お茶の例会 11月

2007-11-15 21:43:06 | 私のお茶遊び

今月は炉開きといって、今までの風炉を片付けて、畳に切った炉に炭をついでお客様をもてなします。

旧暦の10月の最初の亥の日を玄猪といい、この日に猪子餅を食べ、邪気をはらい、子孫繁栄を祈願したという古事から、炉開きには猪子餅を食べるという習慣があります。丁度こ日あたりから、寒くなり火鉢に火を入れたとか。

 

右側は干菓子ですが、丁度今年の干支の猪のお盆に竜田川です。(どちらも鶴屋吉信製)

炉になると火の美しさが際立ちます。

これが初炭といって、最初に炭をついだ状態です。

             

            これが約2時間経過した炉中の様子です。

炉の中に新しく炭をつぎたして、釜の水もたして、最後に釜の蓋を切るお点前さんです。(これを後炭点前といいます。)

本日の床の間の花は椿西王母とコバノズイナの照葉です。
そして炉開きにかざる茶壷です。

  

 


新しい大丸東京

2007-11-11 20:49:45 | 携帯から

東京駅にできたエキナカ「GranSta」見物に。

改札を出ないで買い物ができるというのが、うたい文句のエキナカが次々にオープンしていますが、今日はその一番新しい施設が「GranSta」です。
47ショップがあるそうで、たまたま日曜ということもあり、人でムンムン。

あまりの人におそれをなして、これは又平日にでも来てゆっくり見直すということにして、これもまた11月6日にオープンしたばかりの大丸東京新店の13階に腹ごしらえに行きました。ここもまたすごい人でどの店も入店を待つ人が列をなしています。こりゃ駄目だと諦めて帰りかけたところ、催事場に「Tokyo名舗銘品店」 という看板が目に入りました。
クイーン・アリスと青柳がコラボをしたと二人の写真入りの案内です。「なになに?何が食べられるの?」と見ると結構美味しそうな料理がのっています。3,500円というのはランチにしては高すぎるけど、今回限りの限定で、そう簡単には入れない両店、ちょっと冒険してみようかと入ってみました。

    

手前は小さな二段重ねは上の段がお造り、下がお赤飯と白いご飯の幕の内、に漬物、小さなカップは吸い物、左上の白い皿にステーキとサラダ。これにデザートは和食によくついてくる果物のゼリー寄せ。お茶は出ません。
ステーキは結構なボリュームだけれど、青柳の担当している和食の部分がちょっと貧弱、「これで3,500円はちょっと高すぎるんじゃないの?どうりですぐに入れたと思った!」とそこに担当者がいたら文句の一つも言いたい気分でした。

「鳥つね」の親子丼にはすごい行列があり、最後尾の看板が立つほど。世の中正直です。

大丸は地下から入ったので、外から全容を見ようと出てみたら、旧大丸はもう覆いをかけられて工事待ちの状態でした。長距離バス乗り場なども場所を移動しているので、間もなく大規模な工事が始まるでしょう。

東京駅近辺には高層ビルが増えて、人の流れも以前とは変わっているように感じました。

            途中のビルで見たクリスマスツリーです。
            もう、こんな季節が巡ってきたのですね。