笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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キングオブコント2012 を見て思ったこと

2012年09月26日 | テレビ
キングオブコント
の余韻を引きずっているのは
毎度のことです。

バイきんぐ

最初のネタをして
「教習所だからね!」
と小峠さんが言った瞬間
客席のほうから
ドンドンドン!
と笑いと一緒に足踏みが聞こえました。
すごく沸いていた。

審査員は準決勝で敗退した芸人さん100人が採点をする。
第一回大会に
司会のダウンタウンの松本さんが
こだわったことのひとつですよね。

松ちゃんは
たしか
オンエアバトルの審査方法をあげて
視聴者に採点をあおぐなんてバカ
芸人を審査していいのは
芸人だけだ
と言っていた気がします。(こういうとこあいまいなのは私のブログの特徴)

松本さんを神格化しているわけではありませんが
私もそう思っています。

芸人と非芸人の間には
決定的な目線の違いがあると
思うんです。

今回のキングオブコントで
これもっとウケてもいいのになあ
と思う個所が多々あった。
でも
そう思う個所の多いコンビは
そんなに点数をとらなかった。

「ブラマヨとゆかいな仲間たち」のゲストで
平成ノブシコブシで出演したときに
言っていた話です。

同期と比べて売れる足掛かりをつかめず
焦っていた吉村さんに対して
「いまじゃない」
と徳井さんが言ったそうです。
その理由は、
「そで率」と徳井さん。
舞台でネタをやっているとき
そでのモニターで
どれだけ芸人が見にきているか。
その人数が多いと
そで率が高いという。
そで率の高い芸人は
たとえそのとき売れてなくても、
その道を守ればいつか絶対ブレイクする。
焦ってキャラを変えたりすると
ダメになっていく。
だから
平成ノブシコブシはそで率が高かったら
いつかは売れると分かっていた
と徳井さんは言います。

バイきんぐの前評判。
すごく高いのを知っていました。
あと芸人さんの口から
バイきんぐのことを
よく耳にし、目にした。
そのことを心から信じてなかったと
正直申しましょう。
なぜなら数年前
実際にネタを見たとき
全然ピンとこなかったからです。
わたしは
性格的にものすごく疑りぶかいので、
自分で感じたことしか
信じません。
情報としては入れておくけど、
自分は違うぞ。と。
本気で笑うまで、
信用をしないことにしている。
(これは女子社会を生き残る上で発見したコツなんですが、それはまた別の話)



要するに
ちゃんと加工されてからじゃないと
私のような
シロウトは
分からないのです。
きれいに磨かれたあとの
一般受けもきちんと考慮されたポップさが
身についてからでないと
ピンとこない。
商品加工されて
店頭にならぶ状態にならないと。
だからバイきんぐが
そで率高いことにも
きっと気付けない。
そんな私は
加工が巧いだけのものをも
受け入れます。
加工だけ良くて別にこっちはね、
ほんというと構いやしないんですが。
それでも…(松ちゃんの理論に戻ると)
結局
私のようなものは
ネタを審査してはいけないよな
と思うんです。
上記のように
芸人さんに見えているものが
私には見えていないのだから。

これはたくさんネタを見ただけでは
気付けない何かかもしれない。
実際に、
厳しい世界で戦って
多くのものを見て
考えたひとだけが
見いだせる何かなのか。

いつも言っているけど、
だからって
芸人側の思考が絶対
とも思っていない。
見ている側には見ている側の
柔軟さや軽薄さがある。
あくまでも審査をする
という点において
芸をしないひとは
ああしろ
こうしろ

口を出してはいけない
ということを言いたい。
とか言って、どこかで言ってたら
すいません。

長々書いてしまったけど、
審査はしないけど
面白い面白くないは言う。

わたしはネタだけでいうと
以下の順で面白かった。
1位 バイきんぐの一本目
2位 バイきんぐの二本目
3位 しずるの一本目
4位 うしろシティ一本目
5位 さらば青春の光二本目


ちなみに
我が家にいる
プチお笑い評論家
6歳の娘のランキングは。

1位 トップリードの二本目。
2位 うしろシティの二本目。
3位 さらば青春の光の二本目。
4位 うしろシティの一本目。
だそうです。
とくに
トップリードの
セリフの一部が「めぇー」に変わるところと
「格好いい(ハート)」と女が出るところが
「おもしろかったよーー」
としみじみ言っております。
家でモノマネもしております。

みんなちがってみんないい。はなこば。

ではまた~

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