笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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志村動物園のこと

2014年06月30日 | テレビ
先日
うっかり
志村動物園を見てしまいました。
娘が好きなので
それを横で見ていたわけなのです。
苦手なものは見ないと決めているけど
まるまる全部見ちゃったから
書かずにはいられないので
書く。

『天才!志村動物園』は毎週土曜日夜の7時からやっている
志村けんさんを園長とし
さまざまな動物を紹介する人気バラエティ番組です。
調べたら2004年からやってやんの。

非常に分かりやすく
お茶の間の興味をひく番組で
わたしは常々心底どんびきしております。

コンセプトは
動物
こども
人気者
です。

かわいい
感動
努力
などを織り交ぜているところは
むしろすがすがしいくらいです。

出演している人々に罪はありません。
なぜなら
ネームバリューにおいてのみ起用している感がすごいから。

このあいだは
きゃりーぱみゅぱみゅさんが
少し前は
芦田愛菜ちゃんが出てた。

出演者の力が及ぶところはごくわずかで
この番組の舵を握るのが
編集だと思っています。

笑うところには
笑い声のSEを。
泣くところでは
感動的なBGMを。

このあいだびっくりしたのは
志村さんが犬を散歩させていて
市場などでおやつをもらうんですけど
人間の食べ物を食べるたびに
「チャッチャチャーン!」
とファンファーレが鳴っていたところ。
「よくできました!」
という意味でのファンファーレなのだろうけど
はたして
それはいいの?
この子は人間の食べ物たべても良いの?
この犬がいいとして
それを見ていた視聴者の子どもとかが
むやみやたらに餌をやることを良しとする
刷り込みにならないかな?
え?PTA的?
いやいや
どんな場面においても
作る側の意図が強すぎる演出には反対です。
扇動って知ってる?

とにかく分かりやすい。
みんなが見て大丈夫。

ということ(だけ!)にこだわっている。
その象徴として
さまざまな動物に餌をあげてみよう。
という企画で
グロイもの(爬虫類系が生物を食らう様)にはモザイクかけてた。
動物を扱う番組が
動物と真っ向から対峙しなくてどうするっ。

だから
そんな番組じゃないのだ。
あたりまえだけど野生的で残酷で
理性などない
わたしたちも含めて動物を見せる番組じゃない。

かわいくって
楽しいのをガンガン見せて
みんながチャンネルを合わせてくれればそれでいい。

そういえば山奥でモデルが数人、合宿のような形で日本犬を育てる企画(なんじゃこの企画)
ほかの犬とケンカになっちゃうから
一旦、元気のいい犬をケージに入れただけなのに
モデルのひとりが「ごめんね…」と言って泣きだしたのには
笑っちゃった。
情緒不安定かよっ。

一昔前のテレビの演出という気がしてならないけど
まあそれでも
志村さんは元気で色っぽいし
ハリセンボンは面白いし
ベッキーは相変わらずよい仕事をしています。

また
ホンジャマカの石塚さんと
三トアナの
食いしん坊企画コーナーは
楽しさが爆発した良いコーナーでした。

いいとこもあんのよ。

ただまあ
ベタなこと言って申し訳ないけど
嫌い!
見たくない!
見せたくもない。
でも娘は喜んでみているから
隣で演出に対する文句を言いながら見ております。
そのうち一緒に見てくれなくなるな。

派手なBGMや演出は
子どもを引き付けるってことを
こういうテレビをつくっているひとは
よくわかってるんだなあ
って子どもができて初めて気付きました。
子どもが見るといえば
大人も「どれどれ?」と見るのよ。


ちなみに
『人志松本のすべらない話』に
娘は「なにこれー!!ぜんっぜん面白くない!」
と私さながらの文句を言ってました。
確かに、すべってた話だったけど!
結局
ものすごい能力が必要で大変なことでも
テレビで流すと
並列に見えてしまう不思議。

テレビにお金が集まるシステム
もうやめたらいいのに…
って最近新しい仮説ができた。
けど、これはまた別の話。
ではまた水曜日に。

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