笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

先週「怒り新党」に見た談話について

2012年11月02日 | テレビ
怒り新党しか見ていない。
うそうそ。
見たけど、特筆して書くことが見当たらない。
テレビ番組を語るという主旨において
瞬間的な出来事をピックアップする方法もあるが
蓄積データから結論付けて書くことのほうが
圧倒的に多い私です。
うすうす感じてたことが頂点に達するその時に
書くよね。
今はデータ蓄積時期のようです。

さてここいらで
怒り新党のことを記しておこうと思います。
もちろん毎週見ています。
見逃せない
というほどではないけど
なんか見ておかないとな
と思って見ております。

「怒り」メールを元にした前半と
「日本三大○○」という特集を見る後半。
どちらも
MCが
あーだこーだ言う
トークバラエティです。

これを見ていると思いだすのは
大学のときに授業を受けていた
談話分析
です。

その授業で必ず出される課題は
「徹子の部屋」のディクテーション。
ディクテーションは
しゃべったことの書き起こしですね。

それによって
どのような手法で
話を進めているか
分析するわけです。

この番組を見ていると
マツコさんの会話方法ばかりが目立つ。
なぜなら有吉さんは自己を開示しない。
マツコさんはその逆で
典型的な自己開示型だ。
自ら「身を削って…」
とおっしゃるが、
それは女性に多いコミュニケーション方法であり
自分の失敗談や
ダメなところを見せることで
共感性や距離を縮める効果がある。
「あんたも身を削りなさいよ!」
とマツコさんは言うけど、
そうなったら大変だ。
「どっちが悲惨か」合戦で会話の収集がつかない。
女子同士が集まると
誰が一番悲惨か話は一番盛り上がることではあるけど。

有吉さんのコミュニケーションの特徴は
他者を攻撃すること。
この番組が始まった当初は
スタッフを批判するところから始まった。
「怒り」のお便りのチョイスが
どーしよーもなかったからだ。
批判や怒りを糸口に
会話が面白く転がっていく。
今週は
ハガキを送ってくれたひとが
ムカついている相手に突っかかっていた。
これ、面白かったですね。

まあそんな
揚げ足取り。
つまらない分析は置いておいて、
今週は一個見つけたから
書こうと気持ちが動いた。

それは
結婚式の知りたくもない新郎新婦のプロフィール
についての「怒り」メールが来たときである。

有吉さんならどんな結婚式に?

という流れになり
宙づりだね
と有吉さん。
そこでマツコさんが
にやにやと

それくらいやんないと皆が、国民が納得しない
笑い物になってくれないと。
中途半端なおしゃれな式をあげてごらん。
後で後悔するから。

という内容のことをちょっと長めにおっしゃったのです。

それを見て私。
アー嘘だな。
と。
あのにやにやが出たとき
前も思ったけど、
にやにや
が出たときは
嘘だ。
心にもないから
嘘をつく顔になっているのだ。

これまでの蓄積データから
マツコさんは
有吉さんに結婚してほしくはない
と思っているはずだ。
ひとりでさびしく死んでいく独身孤独話
を共感しあって話ている場面が
多々ある。
ただそんなときでも
マツコさんは
自己開示によって
結局自分だけが孤独である
と、結論付ける。
そして、たぶん有吉さんが一生独身であるわけはない
と考えてはいるが
信じたくはないんじゃないかな
と私は疑っている。

そこへきて
有吉さんが結婚式をするなんていう
妄想話を
必要以上に盛り上げていた
ということは、
逆に嫌だったんじゃないかな
と思ったのだ。

だってね。
その回の
マツコちゃんの結婚式に対するコメントは
こうよ。

あれはご祝儀を払う儀式であって
参加したいなんて誰も思っちゃいない
自分が祝いたい友達なんてひとりかふたり。

私テレビの前でびっくり。
結婚式好きなんです。
何度参加しても
いいもんだな
って思う。
行く前は面倒だよ。
お金も取られるし、
どうせ友達である花嫁は調子ぶっこいてるだろうし。
それでも
やっぱり
人と人が家族になるって
素敵なことだなあって感動してしまうのさ。
あと親戚縁者みんなそろい踏みで
観察のしがいもあるし、
一大コントのようで
ワクワクする。
儀式って、途中で何が起こっても面白いじゃないですか。

でもそう思えないということは
それ以上に
何かしらの闇を結婚式に抱いているからでは。

そんな心持の人が
有吉さんの結婚式なんて
妄想できますかっ?っての。

その証拠として
有吉さんの結婚式案は
2つしかない。
「やらないか、サルティンバンコか」
とまとめていた。
え?やらないもチョイスにあんの?

どんな結婚式でもいいじゃん。
というのが、普通の意見だと思う。

まあなぜマツコちゃんの言い方をそんなふうに勘ぐったか
というと、
わたしも有吉さんに結婚してほしくない
って思っていたからなんですが。

だからちょっと推察しすぎたかな?
とも思う。
でもなー
あの言い方
決め付け、
人に指をさして言いきるジェスチャー。
あやしすぎる。

ともかくも
あの「にやにや」は嘘。
前も女関係の話のときに出た。
からかうことで
場を盛り上げようとしてるの。
だから悪くはないし、
結局
嘘をつけないひとだな。
と思うんです。

関係ないけど
夏目アナのハガキの読み方は
いいね。
感情がこもっている。

今んところ
怒り新党に関しては
こんな感じです。
面白さに慣れる
って怖いですよね。
同じスタッフで作ってる
夏目さんの新番組を見ましたが、
あれは…
内容は
女性を意識したかんじで
悪くないし興味深いと思ったけど、
スタッフが堂々と夏目さんに話しかけ感じが
嫌いなので
もう見ないと思います。

では~

最新の画像もっと見る