NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

アラレのお届け

2013年11月24日 14時19分18秒 | Weblog


7月、秩父市荒川から親子4匹の保護依頼
母猫は依頼者宅にお腹が大きくなって捨てられました
3匹の仔猫が外で産まれました
母猫はベタベタ猫であっても
仔猫は2ヶ月くらいまで
外で育った為に人慣れしていませんでした

依頼者宅には他にもたくさんの猫が飼われています
これ以上増やす訳にはいかない
何とか仔猫だけでも懐かして里子にとの依頼

幸いにして仔猫の1匹はすぐに
ベタベタ仔猫に変身
お陰で間もなく小鹿野町に里子に

しかし、残りの2匹はとても懐かず
不妊手術を済ませた後
私の部屋へ入りました
それから3ヶ月

なかなか懐いてくれない為に
2匹のメスに命名
アラレ、センベイと名付けました

アラレは間もなく人慣れして
私にベタベタとなった為に
もうそろそろ大丈夫だと募集に踏み切ったのです

2週間ほど音沙汰がなく
ダメならシェルター猫にしたいと
思うほど愛らしく可愛い子猫となりました

先々週の募集で里親が決定した銀河
募集削除していたのですが
銀河に応募して頂く事となり
事情を説明後、アラレも募集に出ている事を伝えました

ぜひアラレを見学したいとの事
親子で見学に来られて決定
お届けとなりました

狭山市の分譲マンション
花火と命名されました
お届け時は隠れたものの
すぐ出てきてトイレ完璧、ご飯も食べたとのご報告
嬉しくて眼頭が熱くなりました

1日経ってアラレがいない
その寂しさに鼻水が止まらない
センベイも時折、探すそぶりに
私まで辛くなる

里子に出さなければ良かったのだろうか
いや、時間が解決してくれる
もう少し、この寂しさをセンベイと
分かち合いながら
時が経つのを待つしかない

3ヶ月間もアラレとの生活
里子に出す為に一生懸命に人慣れさせる努力
それだけに里子に出たら嬉しいはずなのに
寂しさと良かったのだろうかと
悩む自分が情けない

アラレ、センベイのような性格も良く
まったく存在感のない猫は
シェルターにいても問題なく
増えたとの意識もないほどの猫

去年、里子教育子猫が3ヶ月を過ぎた時
シェルター猫としました
サワ君とサビ子ちゃん
今年は残っていません
里子教育に向かない子猫は引き取っていないからです

いつもいつも辛い思いに前に進む事が出来ません
センベイはとても懐かない為に
依頼者宅に戻す事になるでしょう
優しい顔のアラレの事は面会者、見学者に
知られていました
アラレ、花火となって幸せに
いつでも帰って来ても大丈夫だよ~

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