花川倶楽部

  こども達に 豊かな里を手渡すために

無駄のない美しさ

2017年03月29日 | いろいろ
大神神社の二ノ鳥居の向かって左手前。

そうめん処 森正

堅牢な土塀と立派な御門の内側は、
細い桧の柱6本と葦簀(よしず)を渡した屋根で、
前庭がすっぽり覆われて、
地面を掘って、石で囲っただけの焚き場に、
無造作に太い薪が何本も放り込まれ、
パチパチ音を立てて燃えていました。
細い柱や梁は煤で黒光り。
テーブルや腰掛も素朴でちょうどいいサイズ。
冬の防風と、夏の日よけを実現したこの空間は、
楚々としてとても美しい。
ホッと一息つける優しさがありました。

居間や縁側から屋外にでるその中間。
半屋外の5,6坪の軒下スペース。
人が寄ったり、作業したり、
干し物したり、育苗したり。
武骨にならず、軽やかな造作とするための参考になりました。

にゅうめんも美味しかったよ。

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