飛行機模型 工房濱治 製作日誌

主に飛行機のプラモデルについて、現在工房で製作している物についての記事です。

脚庫マスキング

2005-10-30 | FOCKE WULF Fw190 D-9

下塗りをするために脚収納庫のマスキングをしています。テープでマスキングをする時は一度カッティングマットにテープを貼って、都合のいい大きさにカットした後にチマチマと貼ってますが、今の所これが一番効率的な方法じゃないかと思ってます。テープは粘着力の具合が世界イチ(と勝手に想像している)のタミヤの物しか最近は使ってないです。願わくば幅広のテープも他と同じ仕様にしてもらえれば有り難いのですが。若干粘着力が弱く、テープの質も違うんですよね。
このキット、上面の主翼と胴体の間に隙間が出来てしまいまして、そこを今回はエポパテだけで埋めたのですが、そうするとリベットを打つ際に強度不足でパキッと外れてしまうのですね。これからそこの強度アップと共に修正をいたしますです。手戻りはなかなかイタタ…なものですな(´・ω・`)。

接合線

2005-10-28 | FOCKE WULF Fw190 D-9

主翼と胴体の接合線を埋めていっております。都合良くパネルラインで分割されていれば問題ないのですが、そういうわけではありませんので接合の痕跡が残らないように面イチに整形しています。モールドを痛めないように削っていくのは骨が折れますが、この辺がバッチリ決まっていると見栄えがいいんですよね。1000番のペーパーまで仕上げたらこの部分だけ下塗りをしてみて、スジ彫りとリベットや具合の悪い部分を仕上げる予定です。その前に脚庫のマスキングをしなきゃですね、大変だ。

スピンヤスリ

2005-10-27 | FOCKE WULF Fw190 D-9

ちょっとしたヒケを埋めるような時(写真ではプロペラの根元)は、硬化が早いので主に瞬間接着剤+硬化促進スプレーを使ってます。最近はウエーブのハイスピードか高強度しか使ってないですねぇ。お徳なわりに使い易いので満足しています。
で、それを削って行く時に便利なのが中央の電動ハブラシを改造したスピンヤスリです。コイツのいい所は反復円運動なので回転のトルクに引っ張られない事で、時として非常に便利です。グーグルで「スピンヤスリ」で検索すると最初に作った人のサイトがヒットすると思いますので、詳しくはそちらをご覧下さい。どちらかと言うと荒めのサンドペーパー(240番~180番程度)を付けた方が具合がいいようです。
プロペラは下から瞬着を持った物、スピンヤスリで削った物、最終的に仕上げた物です。

ゾルくらべ

2005-10-21 | FOCKE WULF Fw190 D-9
さて、キャノピーマスキングの記事の時にコメントをいただきましたマスキングゾルの使用感について、忘れないうちに記事を書いとこうと思います(^^)。

写真の左からモデラーズ、クレオスのネオ、マスコール、そして現在絶版のクレオスの昔のゾルですね。
今回は昔のやつはさておくとして、まずモデラーズのマスキングゾルですが、これは買ってから使わない期間が長かったためかゲル状になってまして、かき混ぜてみたもののダマがひどくて使用不可能でありました(´・ω・`)。新しく買って来る根性も無かったため今回は試してません、すみません。ネオもその傾向がありましたが、何とか使用可能でしたのでこれだけを今回は試してます。フタにハケらしき物がついてまして、「これで塗れ!」という主張だと思うのですが、そんな器用な事は私には出来ませんので、一旦ミスターカラーの空き瓶に移し替えて、いつものように爪楊枝で置いていきました。もう少し粘り気があった方が使いやすいかと思いますが、特に問題は無かったです。ただ、厚くなってしまった部分の乾燥はとても遅いようですね。マスコールの乾燥はそこそこ早いですし、確認してみましたけどダマになってるような事もなかったです。まぁ、こまめに使ってかき混ぜてるおかげでダマになってないだけかもしれませんが。ちなみに、キャノピーの緑の部分がネオ、紫の部分がマスコールを塗った部分です。

で、ワタクシ的結論ですが、次もやっぱり慣れているマスコールを使うと思います。それが手に入らなかったらネオを使うと思います。(モデラーズはちょっと高いしね[400円]) それか、ハセガワのカット出来るヤツを試してみるとか? 四の五の言ってますけど、慣れちゃえば何でもいいような気がするな。

98式水偵 完成写真

2005-10-17 | 98式水上偵察機

98式水上偵察機の完成写真をフォトアルバムにアップしました。
フォトアルバム

全体を撮るのは1/48よりも1/72の方が楽なような気がしますが、細部写真は1/72の方が難しいですね。私のコンパクトカメラではマニュアルの撮影でも焦点距離によってある程度絞りの値が決まってしまうため、ズームを使いながらだましだまし撮影してます。デジタル一眼もそろそろ購入しようかと思っているのですが、今だに単焦点のマクロレンズの他にズーム付きの標準レンズも購入するかどうか迷ってるんですよね(´・ω・`)。購入予定のカメラはニコンのD70sで、レンズは60mmマクロの予定ですが、詳しい方のアドバイスなどありましたら何卒プリーズ!でございます。

キャノピーマスキング

2005-10-14 | FOCKE WULF Fw190 D-9

いつものようにマスキングテープの細切りとマスキングゾルでやってます。最近はハンブロールの製品は品薄で写真のマスコールはなかなか店頭に無いようです。今は平行輸入が出来ますので、急ぎでなければ困る事はありませんが、やはりお店で安定供給して欲しいですね。
ゾルは筆で塗ると洗浄が大変ですので、爪楊枝の先にすくって「ぼてっ」と置くように塗っていってます。延ばすと何かと都合が悪いので、正に置いていくという感じです。

士の字

2005-10-13 | FOCKE WULF Fw190 D-9

ようやく士の字になりました。ここから下塗り終了までが一番大変なんですよね。こうして見ると魅力的なフォルムで格好いいですな。接着剤の乾燥やパテの硬化待ちの間にキャノピーの磨きやマスキング、小物の処理なんかをやっております。リベットを打つ機体は、2度手間を防ぐために接合部分を中途半端にしか打ってませんので、全体を整えながら残りを打っていきます。なかなか進んでませんので、もっとペースを上げたいな。

リベット

2005-10-09 | FOCKE WULF Fw190 D-9

新パーツが届きましたので翼を貼り合わせ、今回は1機だけですがチマチマとリベットを打ってます。写真左上のリベット打ちツールも部分的に試してみたのですが、少し大きすぎる感じでしたのでニードルを使いほぼ全面に打ってあります。多少省略した箇所もありますが、スケール的にフルリべッティングと呼んで差し支え無いと思います。図面と並べてますが、間違い捜しはしないで下さいね(^^)。打った部分のプラが白くなってますので今の所見やすいですが、実際に塗装をすると、これより目立たない感じになるはずです。大袈裟すぎないのが好きですので、近付けばようやく見えるくらいを狙ってますが、果たして仕上がりはどうなる事でしょう? コンパスは寸法を写すためのもの、ステンのメッシュは等間隔に打つためのゲージです。

リベットを打つ前に翼端灯を透明材に置き換えてます。伸しランナーを埋め込んで成型してますが、ごく細かなパーツは流し込み接着剤を表面に塗るだけで透明度が回復されたりします。

ピトー管

2005-10-07 | FOCKE WULF Fw190 D-9

細々した箇所の記事ばかりのような気もしますが、ピトー管です。キットのパーツはあまりにもメルティなので、強度アップも兼ねて作り直しました。真鍮パイプと真鍮線、銅パイプを組み合わせて削り出してます。ドイツ機となると、こういう所をちゃんとしなきゃと思ってしまうのですが、何故なんでしょうかね。

【追記】ピトー管の受け付けは終了とさせていただきます。メールを下さった方はハラハラしながら返信をお待ち下さいませ(^^)。(10/12)