年の瀬に考える

今日は今年最後の大学出勤。
研究室には誰も居なかった。しばらくして、岩手出身の修士２年が登場。
放医研で収集したデータを研究室のサーバにコピーするために来たと・・・
そうしておけば、データ解析を自宅で行うことができます。

明日から大学は全学お休みです。
お休み期間に一度出勤してみようかと思っていましたが、止めることにしました。

AERA最新号から東浩紀という方が巻頭コラムの執筆者に加わったようです。
「ぼくがいま最も深刻だと感じているのは、実は社会の保守化でも排外主義でもなく、どんどん酷くなる『忘れっぽさ』である。」例として、相模原障害者施設の殺傷事件はかつての「酒鬼薔薇事件」や「秋葉原通り魔事件」と比べて忘れられさが早い、という意味のことを書いてます。

私は小泉元首相の時の「ワンフレーズポリティクス」からそのような傾向が強まっていると感じています。物事を深く考える必要はないのだ、と思わせるようになってしまった。橋下、安倍と続きます。

週間ダイヤモンド最新号には、水野和夫氏が語る、終わりゆく資本主義の先頭に立った日本という記事が載っています。成長戦略などと言うよりも持続可能社会を構築する方が圧倒的に優先度が高いはずです。借金額を少なく見せるために補正予算でより多くの借金を行う、という姑息な手段も使ってます。このままでは日本は完全に破たんします。

何度も書きますが、安倍政権には早く退陣してもらわなければいけません。
真珠湾訪問に公開質問状 安倍首相が試される不戦の本気度；アベは質問状に回答するだろうか？
公開質問状全文はここ。