突然の原稿依頼があり、ようやく書き上がりました。
つくづく文才がないことに気付きました。
国会が終わってからの方が、
政治の舞台が賑やかになってしまっているのはどうしたものか。
これまでの政治動向をみていての雑感を少々。
◆鳩山総理および政府
1・迷走から元に戻れずこれが本来の姿でしょうか。
2・皇室の政治利用はいけません。
3・奥さん同伴の行動は減りませんね。
◆小沢一郎さん
1・中国でも韓国でも嬉しそうな表情。
2・リップサービスが過ぎます。本音かな。
3・国内でもあのくらいの笑顔で。
4・政府のことは知らん顔、中国政府のためには動くのか。
◆自民党
1・谷垣総裁のメディアへの登場回数が少ないのは戦略?
2・大島幹事長、石破政調会長はもう少し攻め方の研究を。
3・参院選の公約「消費税のアップ」は早めに撤回を。
4・皇室利用問題で安倍元総理がメディアに登場。
顔色があまり宜しくない様子。
民主党は小沢一郎さんの私物となってしまいました。
虎の尾を踏まないように、
全神経をそこに集中させている議員が多くなりました。
一方、自民党は責任者不在のままです。
お飾りの総裁ですし、
長老たちが考えることは自分たちのことばかり。
政党としての賞味期限が切れてしまったのでしょうね。
「自民党をぶっ壊す」と吼えた小泉元総理は、
「今頃になって壊れたか」と思っているのでしょうか。
民主党、自民党、どっちもどっちと言ったところです。
鳩山政権の迷走が続いています。
しかし、内閣支持率は下がる気配はなく高止まりのまま。
どうやら事業仕分け劇場が人気の源のようです。
こうした状況をみていて、
先の総選挙で積極的に民主党を応援した人たちが、
「木を見て森を見ず」というところから抜け出ていない気がします。
「木」は自分が応援した民主党代議士。
政務三役になったり、
事業仕分け人になったりした姿をテレビで見ていて大満足で、
応援して良かったと心から思っているのでしょう。
「森」は民主党あるいは連立政権とすると、
その「森」を見たりすることは面倒でしない様子です。
どうせ誰がやっても同じじゃないかという気持ちが
心のなかにあるせいでしょうか。
自分たちが選んだ政権という意識があまり無いようなのです。
加えて「難しい話しは分からない」と言われる場面に、
管理人が出会うことがしばしばありますが、
そのたびに政治とは何なのかと悩んでいます。
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排他的、独善的な政治観の持ち主が言える筋合いではないことです。
今日のエントリーは少し別の視点から。
医師会などこれまで自民党を応援していた各種団体が、
民主党に靡いていく状況にあるのは周知の事実。
それぞれに利益追求のところがあるのですから、
時の権力者に擦り寄ることには目をつぶるしかありません。
しかし、宗教団体は別な対応が望まれたはずです。
憲法で守られた信教の自由が保障され、
宗教法人法では非課税の加護も受けているのですから、
俗世の喧噪から一歩離れた立ち位置が大切だったと思うのです。
選挙目的の地方行脚の一環であることは分かっていたのですから、
あえて「全日本仏教会」会長で松長有慶・高野山真言宗管長が
面談する必要があったのでしょうか。
せめて寺院のナンバー2や事務方のトップが
会う方が無難であったと思います。
仮に小沢さんが説法を受けに来たとしたならば、
トップが会い教示をする必要があったでしょうが。
時の権力者に会いたくなってしまう気持ちも分からなくもないですが、
一応、俗世から離れた聖なる世界にいる方ですから、
宗教家の矜持をもって厳しく対応して欲しかったです。
まぁ、鳩山総理より小沢幹事長の方が
権力者と仏教界も見ているのでしょうね。
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小沢民主党の本音かそれとも政局の一手なのか。
山岡国対委員長が永住外国人への地方参政権付与法案について、
議員立法での提出を検討していることを自民党側に打診したとのこと。
これには呆れるばかりです。
仮に本音だとしたら、
山岡さんは「党議拘束をかけない」と言っているようですが、
議員たちの投票行動が有権者の声とは
イコールになっているとは思えませんから、
この問題は国民の信を問うべきくらいの重さがあるはずです。
国民が「間接的」にしか関われないことを利用するのは、
如何なものかと思います。
一方、政局の一手だとしたら、
賛成、反対に分かれる議員のあぶり出しなのでしょうか。
しかし、あぶり出したとしても次の一手が見えてきません。
小沢さんに付いていこうという議員たちが、
民主党ばかりか自民党にもいるのですから、
小沢さんの本音を知りたがって自分の考えで投票などしないでしょう。
いずれにしても小沢さん本人が隠れていますから、
意味が分からない一手でも周辺が騒いで、
いつの間にか意味が出来上がるパターンではあります。
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