HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第663話≪「平成21年度センター試験実施結果の概要」(多くの科目で目だって前年を下回った)≫

2009年02月16日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、大学入試センターは2月5日、「平成21年度センター試験実施結果の概要」の実施結果を発表しました。

 発表内容を見ますと、
     志願者数 ⇒ 543,981人(昨年543,385人
     受験者数 ⇒ 507,621人(昨年504,387人)
     受験率  ⇒ 93.32%(昨年92.82%)
     平均の受験科目数 ⇒ 5.79科目(前年5.81科目)

 となっており、得点調整は行わないと、既に発表にされています。

 科目別平均点は、
     英語(筆記+リスニング:-12.6点)
     国語(-6.1点)
     数学I・A(-2.3点)
 など、多くの科目で目だって前年を下回りました。


 これらの実施報告を踏まえ、旺文社では、科目別の平均点並びに受験者数から、「平成21年度大学入試センター試験(確定:本試)平均点一覧」内で、今年度の加重平均を以下のように算出しています。

  ◆文系標準型:527.9点(900点満点/昨年より20.3点のダウン)
  ◆理系標準型:531.2点(900点満点/昨年より17.2点のダウン)
  ◆文理共通型:523.9点(800点満点を900点満点に換算/昨年より22.5点のダウン)

 結論として、昨年より大幅なダウンであり、今年度の国公立大入試は2次試験でいかに得点を伸ばすかがカギとなる・・・・・と締めくくっていますよ。


 又、Z会のZ-style「Eye-z」でも「2009年度入試速報センター試験結果 得点状況(確定版)」で分析しておりますので、参考にクリックしてお読みください。

 特に、「英語」と「数学」の解説を抜粋してみますと、

 ◆英語:英語の長文読解問題が難化したために、筆記試験の平均点は10.24点ダウンし、二年連続低下した。リスニングは5.42点下がり、2006年度のリスニングテスト開始以来、4年連続で低下し、過去最低の平均点となった。
[筆記200点+リスニング50点]を一般的な成績利用方法(250点を200点に圧縮)で算出すると 111.24点となり、昨年に比べて12.53点下降する計算になる。

 ◆数学:昨年は数学IAは12.25点と大幅にアップ、数学IIBは2.07点と若干アップしたが、今年はどちらもダウンした。とはいえその変動幅は小さく、数学IAが2.35点、数学IIBは0.15点ダウンした。

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