企業の社会的責任(CSR)ということが、盛んに言われているが、ここでは国家の社会的責任について論じてみようと思う。
CSRでは、従業員、顧客、投資家、地域住民、環境といったことについて責任を負わなければならないということが基本的概念であるが、これと同様なことがNSRについても言えるであろう。確かブータンだっと思うが、国家が国民になすべきことは国民の幸福量の最大化であるということを言っていた。 . . . 本文を読む
表題では、健康な会社と病気の会社としたが、いろいろな組織についても言えることなので、そのつもりで読んでもらいたい。
私は仕事柄、いろいろな組織・会社、いろいろな組織・会社の人と会うが、訪問した最初の雰囲気で大体分かるように思う。どんな組織か、どんな会社か、どんな社長か、従業員はどんな人達かといったことが漠然とした感じではあるが、分かるのである。もちろん、私は超能力者ではないので、ぴったりと当 . . . 本文を読む
会社の健康ということを考えてみたい。人の健康に、肉体的健康と精神的健康の両面があるように、会社の場合にも肉体的健康と精神的健康の両面から考えることができるであろう。人の場合に、肉体と精神が別物ではあるが、実は神経やホルモン等でつながっているように、会社の場合も肉体的側面と精神的側面はつながっていると言って良さそうである。
「健康な肉体に健康な精神が宿る」と、確かクーベルタンが言ってオリンピッ . . . 本文を読む
「初め良ければ、すべて良し」という言葉と、「終り良ければ、すべて良し」という言葉がある。これは、私の解釈かも知れないが、「初め良ければ、すべて良し」は、良いスタートをきれば、その後は順調にことが進むということであり、「終り良ければ、すべて良し」は、物事は結果がすべてで「途中でいろいろあっても、結果が良ければよいのだ」ということであると思う。
私はIT導入に関しては、「初め良ければ....」の方を . . . 本文を読む