竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

参議院山口補選の結果を踏まえて

2013年04月29日 | 原発
昨日、山口県で参議院補選が行われました。自民党からもと下関市長の江島氏、脱原発候補として民主党の平岡元法務大臣が無所属で立候補しました。結果は29万票対13万票とダブルスコアで平岡さんが負けました。残念な結果ですが、先日立ち上げた「脱原発政治連盟・緑茶会」も平岡さんを推薦していましたので、少しコメントします。

以下、寄せられた意見への返信コメントとして書いたものですが、ここに私の想いは込められています。
まず原発の再稼働を阻止するべきだ!と主張される方の意見への返信です。

**さん、全くその通りだと思います。
そのためにも、今度の参議院選挙、議席数で勝たないと行けません。
昨日の山口県参議院補選では脱原発の平岡さんが自民党候補にダブルスコアで負けました。
投票率はなんと、38.68%と40%すら切っているそうです。
2010年の参院選の投票率を23%以上下回ったそうです。
選挙に行かない有権者が、この日本の政治をつくっていると言いたくはないのですが、もし投票率が前回参議院選挙と同様の60%だったら、約30万票が動くことになります。当選した江島候補の得票は28万票ですから、これを上回る棄権票ということになります。

有権者の大多数が「脱原発」をめざすのであったら、こんなことをしていたらいけない!とは思いませんか。
平岡候補が民主党だから?元野田内閣の法務大臣だから?選挙公約に「脱原発」は小さくしか書いてないから?
山口県参院補選の結果、何が起こったでしょうか。
まだこれからですが・・、原発推進の勢いはとても大きくなったでしょう。平岡さんは上関原発建設計画の中止を掲げて戦い負けたわけですし、共産党の藤井候補もそうようにそれを掲げて2人でダブスコアで負けたのだから、自民党的には有権者は「上関原発新設」を求めたのだ!と結論づけるかも知れません。

参議院の勢力は、まだ与党は113(維新も加えて)、野党は124ですが、今夏の参議院選挙でこれが逆転すれば、いよいよ原発再稼働も原発新増設も堂々と協力に進められることになるでしょう。それを止めるカギは緑茶会ではなく「有権者」が握っているということです。緑茶会は、この現実を本当に有権者に知ってもらいたいし、何がなんでも棄権しないでほしい!と訴えたいと思います

コメントはここまです。
「緑茶会」に対しても、賛否両論が激しく寄せられています。
しかし否定的な意見の多くは、結局「主張の純度」を求めておられます。
そうするとたとえば共産党の候補者が良いではないか!的意見になります。
緑茶会は比例区候補では共産党候補者も推薦していますし、まださらに増やす予定です。
しかし、選挙区では基本的に共産党を推薦しても議席確保にならないと判断しています。
もちろん、そうではない、ここでは議席確保は可能というご意見があれば真摯に聞かせていただくつもりです。

緑茶会は「全知全能の何者か」がすべてを決定するという組織ではなく、皆さんのたくさんの意見が寄せられることで、いろいろな方向性が定まって行くという性格の組織です。
ぜひ、遠くから槍を打ったりするのではなく、直接にご意見をよせてくださるとありがたいと思います。

緑茶会サイトはこちら
http://ryokuchakai.wordpress.com/comment-page-1/#comment-39




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