竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

激動の2010年を振り返る

2010年12月31日 | 自然エネルギー
2008年に世界を襲った金融危機は、後者の流れにはまだ多くのルールの整備が必要なことも示唆しているが、大きな流れは変わるまい。これから当面の政治の世界で起こることは、政党から人(個人の議員)へ、官から民(政治家ではなく「市民」)へ、そしてボーダレスに世界中でつながる市民(個人)が作り上げる「仕組み」の誕生であろう。その大きな流れを考えると2010年もまんざらな年でもない。大きな転換期としての意味を、2020年に振り返った人々が感じ取るだろう。私もくさらず、不満ばかりを頭にめぐらさず、来年は前向きにむかって行こうと思う。 . . . 本文を読む

23年度予算案と自然エネルギーの憂鬱

2010年12月25日 | 自然エネルギー
昨日菅内閣で初めての予算案が閣議決定された。大幅な借金経営を続けることになり、マスコミ各社、多くの識者から落第点の評価が出されている。 今回の予算案は、民主党(一応国民新党との連立政権)として、はじめて独自に作られた予算案でもある。昨年の12月に決定された22年度予算案は、大枠は自民党が作成したものをそのまま踏襲したからだ。 しかし多くの識者がすでに指摘しているように、菅主導ならぬ「官主導」の国民 . . . 本文を読む

緊迫する東アジア情勢の中で(第1部)

2010年12月05日 | 自然エネルギー
日米安保の存在意味・第1部を書いた直後に鳩山総理の突然の辞任劇があり、菅直人内閣が誕生し、新内閣の品定めなどしているうちに、民主党の党首選で菅直人と小沢一郎の一騎打ちがはじまり、その最中に尖閣諸島での中国漁船の衝突事件が起こる。中国で反日デモの嵐が吹き荒れたと思ったら、海上保安庁職員による中国漁船衝突映像の流出事件、それで終わらず北朝鮮からの延坪島(ヨンピョンド)への砲撃事件と続く。北朝鮮に面した黄海西側ででは米韓軍事演習が空母ジョージ・ワシントンを擁して展開し、引き続き日本海では日米合同の軍事演習中。東アジア情勢が一気に緊迫の度合いを深めている。ウィキリークスによるアメリカの外交公電の暴露という「おまけ」までついて、中国や北朝鮮がらみの内部文書の暴露もまた、東アジアの政治バランスを大きく揺るがしている。(長くなってしまったので第1部と第2部、2回に分けて流す。) . . . 本文を読む