道楽人日乗

ツイッターのまとめ。本と映画の感想文。
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映画「マジンガーZ INFINITY」

2018-01-14 19:29:28 | アニメ感想

志水淳児監督

僕も、小学生の頃マジンガーZに熱狂したくちで、それなりに楽しみにして劇場に行った。それにしても流行りなのか知れないが量子論とか並行世界とか頭でっかちすぎ。戦闘シーンの迫力と細部描写はよかったのに。綾波風な自称アンドロイドとかいうのが出てきて魔法少女的振る舞いに及ぶのは見ていて痛々しい。こんなアニメの最大公約数的なまとめ方しか無かったのだろうか?

子供の頃あこがれた、半身透視図をラストで見せるあたり、作り手と共感できるところもあるけれど、なんかよく分からん理屈でZが巨大化して、機関車みたいなインフィニティ・マジンガーとおもに殴り合いの闘いに至るラストの大騒動はアホらしくて苦痛でした。映画の冒頭で旧キャラクターの絵柄で「それから」のいきさつが主題歌に乗せてダイジェストで示されるのだが、本編でくどい現代風?キャラクターになってしまい魅力半減。僕がおじさんになっったからそう思うのだろうか? 兜甲児もあしゅら男爵の男の方も声のトーン高すぎ。世界中の祈りを込めて、必殺の一撃っていうのも平成ガメラみたいだし。エヴァンゲリオンの影もつよいし、ビジュアルのクオリティにお話のそれが追いついていない印象。
兜甲児と弓さやかの結婚も結構だが、中学生のような恋愛模様は滑稽だ。

公開二日目の田舎の映画館でパンフレットが売り切れというのは如何なる事態なのか(ほしいわけじゃないけれど)。僕が見た回は日曜昼でお客は5人だったが。

ピサの斜塔の近くで大勢で空を見上げていた人達は具体的に何をみていたのだろう?

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