私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

刺身のツマの役割(雑学)

2006年05月12日 | Weblog
   
       写真と内容は異なります。近くの野川公園の新緑です。

先日、ちょっと気が利いたお店で、日本食の料理をいただきました。

隣の席には、若いご夫婦と子どもさんが座っていました。
子どもさんが、刺身のツマを食べようとしたら、「駄目よ、飾りなのよ。下品でしょ」と食べるのを止めていました。

刺身のツマを食べるのは下品?(それを聞いて、私の箸も止まりました)
私は酒のツマミが来るまで、それをつまんでいたのです。

その若夫婦は、刺身に添えるツマなどを単なる飾りものと思っているのでしょう。

また、この添えもののツマを食べずに残す人が多くいらっしゃいますが、寿司のガリなどは生もにあたらない作用があったり、酸性のものを中和させるとか、消化を助けるとか、口の中の脂っこさを除くなど、いろいろな役割や役目があります。

つまり、お料理をより美味しくいただくための添えものであり、必需品なのです。

もちろん、季節感や盛り付けの豪華さを演出している意味では、装飾性が強いのも事実だと思います。

しかし、下品であるとか飾りだと思われている人は、料理を美味しくいただいたり、体に良いこともご存知ないのでしょう。

同じことは、洋食にも言えますね。
パセリやクレソンなどについても同様ですね。

雑学の雑学:
女房をツマ(妻)と呼ぶのは、一説では、刺身のツマと同じく目立たぬ存在で、いつも寄り添って夫を引き立てる役回りであり、なくてはならない存在がツマ(妻)だと言われています。

しかし、現代社会は状況が大きく変化しました。

ツマ(妻)に何かを言われても、オッと(夫)とかわすことも出来なくなってきております。

みなさん、この機会にツマの役割や役目を、再認識してはいかがでしょうか?

yuki
コメント (16)
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