日本のアニメを検証するのココロだ～～（その７）

トントン：今回は昭和４２年（１９６７年）か。この頃は東映マンが祭りとか劇場でやってたな。

ミンミン：夏休み前の終業式の後、教室で映画の割引券とか配ったりして。教師からしてダフ屋の様だった。

トントン：結構この年は当たり年で、悟空の大冒険、黄金バット、かみなり坊やピッカリ・ビー、リボンの騎士、マッハGoGoGoや・・・。

ミンミン：パーマン、冒険ガボテン島、ピュンピュン丸、ちびっこ怪獣ヤダモン、スカイヤーズ5 、おらぁグズラだど・・・などワケのわからないモノも多くあった。

トントン：面白いのはカラー番組が定着して来た中 パーマンやスカイヤーズ5 はモノクロ作品だった。予算の関係だろうか？？

ミンミン：手塚治虫の作品が目立つ。悟空の大冒険、リボンの騎士など今でも人気がある。中でも黄金バットとマッハＧＯＧＯＧＯは好きでよく見ていた。

トントン：黄金バットは第二次大戦中に街頭紙芝居として登場した作品。昭和４２年放送スタートに備えて製作は、第一動画の日本人スタッフが韓国に派遣され、韓国人スタッフを指導する形態で制作されている。国産初の逆輸入アニメなんだと。

ミンミン：ふ～～ん、俺はスポンサー大塚製薬（食品）のボンカレーとオロナミンＣのＣＭシカ覚えていないが。

トントン：西遊記を題材にした冒険コメディアニメ。主人公・悟空の「言葉遣いが汚い!」とＰＴＡからの批判を受けて、放映打ち切りに追いこまれた。

ミンミン：マッハＧＯＧＯＧＯは竜の子プロダクションの名作でアメリカに輸出され『Speed Racer』として大ヒットした。

トントン：パーマンは藤子不二夫の作品でＴＶアニメでは手塚氏に並ぶほどの巨匠だ。ドラえもん、プロゴルファー猿、ハットリくん、オバＱ・・・と数知れない。

ミンミン：もちろん当時は２人とも生きていたから藤子不二夫だ。リボンの騎士は・・・

トントン：ほとんど見なかった。