車輪とビール

次の人生を模索する日々

FUJI24h耐久を観戦して参りました

2022-06-06 17:55:56 | 生活
 3年ぶりの24h耐久を観戦して参りました。正直やる気になれば昨年も観戦できなくはなかったのですが、コロナ禍でちょっとおとなしめにしてまして。
 今年はワクチンをモデルナ3本ぶち込んでますし、世間の理解も進んでおりますし、そもそもレース観戦中は基本外で誰ともしゃべらない。
 「じゃぁええやん、よっしゃいくぜ」な気分でございまして。

 今回は本当に楽しみでチケットも「なんか面白チケットかったろ」と思いつつも、、、直前にチケットを調べるという体たらく。
 しかし運の超良いことにROOKIE RACING応援チケットがまだ買えまして。この応援チケット、何がいいって最近できたガレージ見学もついておりまして。「これや」でぽちーで。



 久々にめちゃ興奮したわ。まだまだ出来立てで見た目通り超きれい。それはそう、一般人に公開するのは初めてだったようで。4人目の入場でしたw
 もちろん開発機材などは内緒でしたが(それはそう)、設備の雰囲気は本当に最先端を感じましたねぇ。
 ユニークなのはメカニックのトレーニング設備に力を入れておられたところ。Simとか最新の良い設備はほかにもいろいろあるのは間違いないのですが、それ以上にめちゃ良いところにメカニックのトレーニング設備を配置されておられた。
 「メカニックもアスリート」、最近のレースを観戦していると本当に感じます。

 大きく見ると「移動 → 全体像 → マシン解説 → 移動」の流れだったのですが、マシン解説には超一流エンジニア 東條力氏から直接生のマシンを観ながら解説を聴けるという超贅沢イベントに。貴重な体験でございました。
 ピットウォークとの違いは参戦生車両をぺたぺた触ってもO.K.というところ。
 トップフォーミュラやGT、初めて触りましたわ。しなやかでございました。

 また、立ち位置も制限がなかったので「フロントタイヤとサイドポンツーンの間に立つ」という恐らく死ぬまでの思い出になりましたねぇ。あぁ、いい思い出。あぁ、いい思い出(大事な事なので2度言いました)。
 オタクにやさしい、最高じゃん。

 9時半ぐらいから11時前ぐらいだったでしょうか、本当に素敵なイベントでこれだけで「チケット代やっす」となりましたなぁ。
 ROOKIE RACINGのオタクになるわ(ちょろい)。
 もともと大嶋和也選手のファンでしたので大きく心持ちは変わりませんが。SCでチームル・マンがよくなった起点となった(と感じている)大嶋和也が買ったJAF GPの観戦ポイントがガレージ前の13コーナーだったこともあり、勝手に感慨深いです。



 そこからはこれや。飲んだくれた。飲んだくれるのが俺の24時間。
 決勝スタート前から酩酊、酩酊しながら花火を観る、寝落ちして瀕死で睡眠。そしてエキゾーストで目を覚まして日の出を見る。そして二日酔いを覚ましてゴールを迎える。そして感動して帰宅。これ。これが私の24時間スタイル。This is 贅沢!!
 無事、楽しみすぎて全身バラバラ。参加者の皆さま、お疲れさまでした。


 今回 [ 酩酊 or 二日酔い ]の中でそのほかも興味深い点がいくつかありましたので一筆。
 やはり私も自動車業界で働くおじさん。このスーパー耐久24h FUJIはトヨタ色が強めだったのですが、今年は日本メーカーの実験場として様々な興味深い技術が投入されておりましたね。キーワードは巷でよく聞く「カーボンニュートラル」。
 トヨタとスバルは水素、日産とマツダはコンセプトの差はありますが、テーマとしてはカーボンニュートラル・フューエル。
 「レーシングカーは爆音でなくては!」おじさん、内燃の迫力は大きく落ちていないことを肌で感じることができ、これにはニッコリ。
 「水素はどう作るか、危ないんじゃない」という印象もありますが、ENEOSも本気のようで今後のインフラの注目点になるかも。
 e-fuelはエネルギー収支でトントンになるのもえぇやん、ってコンセプトもこれまた面白い。マツダのアブラムシ燃料なんか、ハードとソフトの両方ともディーゼルと同じテクノロジーが使えるようですし、いろいろあるんだなぁと酔っぱらいながらも勉強になりました。

 成瀬さんから続く豊田章男社長スピリッツが大きな潮流になりつつあるこの昨今、私も良い車づくりに役立てるよう流れに乗っていきたいものです、とも思いました。
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