行徳平兵衛の徒然

とりあえずは奥の細道の自転車放浪記

平兵衛の「奥の細道」-1 深川~両国

2008年06月02日 | 奥の細道
2008年3月23日(日)晴
東西線門前仲町下車。東口より地上へ出ると深川不動堂の門前町だ。ここは成田山新勝寺の別院で,寺宝などの展示があり無料で見学できる。
東に数百メートル進むと富岡八幡宮の境内に突き当たる。参道に面して神輿庫があり、中には行徳の16代浅子周慶作の大神輿が燦然と輝いている。屋根は24kgの純金で覆われ、多くの金剛石を散り嵌めた鳳凰の鶏冠は2,010個のルビーで飾られ、4カラットのダイヤの目は眼光鋭く辺りを睥睨している。製作の地行徳からは、多くの船を従えてこの地まで船渡行したそうだ。
境内裏の相撲塚を見学し、1km北の海辺橋袂にある採荼庵(さいとあん)跡へ向う。芭蕉が奥の細道へ出発した場所で、草鞋を履き笠と杖を持った芭蕉像(目次の写真)がいざ出立の構えだ。
清澄庭園内の芭蕉句碑等を訪ね、小名木川に架かる万年橋を渡ると芭蕉庵史跡・展望庭園に出る。隅田川越に佃辺りの高層ビルが見えるが、芭蕉の時代はさぞ長閑であったことだろう。公園内には芭蕉像と多くのパネルが展示されている。近くの芭蕉稲荷(写真)は芭蕉庵のあった場所で、「古池や ----」の句碑や祠がある。500mほど北に芭蕉記念館があり、庭に句碑や像そして館内には芭蕉庵跡で発見された蛙や多くの資料が展示されている。
隅田川の遊歩道に降り、広々とした川面や遊覧船を追うカモメ等を眺め、また竪川水門を迂回し、一之橋下の放置されたボロ舟等に立腹しながら、京葉道路をぬけ、東京水辺ライン両国発着所へ到着した。千住への船は4月13日まで運休との事で今日の散策は此処で終了とした。
今日の歩行距離6km


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