オランダ遠征２０１２秋・その３

ナイメーヘン１５ｋレースを明日に控え、エリートの部の有力選手やマネージャーらが
続々とオフィシャルホテル入りし、現地の緊張感も高まってきています。
名城、京産両大学の選手６名も午前中に最後の調整練習を終え、準備万端です。

↓今日の午後、主催者が催したコーチング講習会がホテル内で開かれたので少し
　覗いてみました。講師は女子マラソンの草分け的存在で今は亡きグレテ・ワイツ選手
　（ノルウェー）の旦那のジャック・ワイツ氏。現在はオランダ陸連の契約コーチとして
　同国陸上中長距離の強化に関わっているとの事。
　グレテ・ワイツはマラソンランナーとしての実績が目立ちますが、１０代の頃は
　短距離、跳躍、投てきなど様々な種目に取り組んでいたとの事。その後、８００ｍに
　転向、更に徐々に距離を伸ばしていったワイツ選手。
　第１回ヘルシンキ世界陸上優勝、ロス五輪マラソン２位、ＮＹＣマラソンで９回優勝
　（５連覇含む）などの写真や動画もあり懐かしい思いでした。


↓今大会のエリート選手コーディネーターのユリー氏（左から２番目）。
　３回目となる今大会での彼との仕事ですが、色々と配慮して頂き感謝です。
　名城、京産両大学のスタッフともすっかり仲良くなりました。


↓夜は有力選手・スタッフ対象のテクニカル・ミーティング。主催者からレースに関する注意
　事項がＰＲ意思統一されました。
　今大会女子の部にはロンドン五輪１万ｍ金メダリストのＴ・ディババ（左テーブルの黒い服）、
　同五輪マラソン金のＴ・ゲレナ（共にエチオピア・左テーブルの赤い服）も参加。
　同じ宿舎、レストラン、そしてこのミーティングなど、世界の超一流選手の振る舞いを直に見る
　事が出来る機会も今回日本から参加の若い選手達にとっては大きな財産、思い出になることと
　思います。