売り物にもしないブドウを何故5年も作っているのか。
そんなことを書こうと思ったら、何のことはない2年前に全く同じ事を思い
書き込んでいる。
以下、2年前の今日のブログを再掲。
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知り合いにブドウを配り歩いていると、良く言われる。
売り物にはしないのですか?と。(^^;
そりゃあ、そんなことを考えなくも無い。
肥料代も、ガソリン代も掛かるのだ。
しかし、月一で青い灯赤い灯に飲みに出たとして、一年間で使う費用は
おそらくブドウ栽培の経費を遥かに超える。
自分は、呑みに出ることは付き合い意外絶無なので
その分をブドウに回していると考えるわけ。
つまり、これは道楽なのだ。(^^;
ブドウ栽培という趣味道楽。
趣味にカネのかかるのは当たり前。
しかもだ、呑みに行って喜ぶのは店の人間だけだが、
ブドウを喜んでくれる人は両手に余る以上ある。
こんな楽しい道楽はない。(^^;
といいつつだ、実はもっともな理由があるのだ。
それは、出荷するとなるとその労力が半端じゃない。
きっちり房の掃除をして、重さと大きさごとに分けてパッキング。
この条件がなかなか厳しい。
そもそも、売りさばく相手を求めねばならないし。(^^;
それらの労力を考えると、幾ばくかの収入では見合わない、
と考えるわけ。
そのへんがプロとアマチュアの姿勢の差として出る。
それにしても、生産者と消費者の間の大きな溝は埋めようも無いのだろうか。
その間にある流通機構が、農産物の味や農薬使用の有無を評価せず
単に、形、大きさだけを評価対象としている。
そして、消費者は味の薄い、使われた肥料や農薬が全く未知な
形だけ整った野菜、果物を買わされている。
なんかおかしい。
おかしいけど、これが現実だ。
このおかしい現実をさらに進めていくことになるのがTPPか。
産地と消費地をさらに離していこうとしているのだから。
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もう仰有る通りで御座います。って自分で書いたんだけど。(笑)
で、手抜きの更新ついでに、本日の一枚は、これまた
2年前の7月29日に載せた画像。
全く同じものを今日挙げようとしていたので、、。
今日の昼もコレ。夏はやっぱりトマトうどん!(^^;
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