Orizinal Buffer Boosterのフット・スイッチを交換した。
今迄仕様していたAlpha製6pスイッチから、国産?のガチッと踏むミヤマ製フット・スイッチに交換した。
明らかにAlpha製の方が、通電後1発目に踏んだ時のノイズが小さくて、踏み心地も抵抗少なくて良かったんだけど、問題は音色である。
フット・スイッチでも音色はかなり変わるのだ。
Alpha製を使用時のバイパス音の音色は、高音域と低音域それぞれのトップの音域が削れ中音域にピーク感があり、まとまり感の有る落ち着いた感じで悪いワケでは無いけど、アンプ直時と比べてしまうと抜けがイマイチで、何かフィルターがかかっている様な音像に聴こえる。
多分、一般的にはこの音色が普通レベルのバイパス音なんだと思う。
ちなみに、Exotic AC Boosterのバイパス時の音色も同じ様聴こえる。
この音色しか認識してなければ、何の問題も感じなかっただろうけど、厄介な事に自作でエフェクターを製作してたりすると、ちょっと満足出来なかったりするのだ。
市販品だと思いもしないけど、自作モノだと自由に選択出来る分、交換したらどんな音色に?音色的に良くなる?とか、欲求と好奇心が止まらない状況に陥ってしまうのだ…。
それで満足出来ずに交換って事に成るのだけど…。
交換した国産?のミヤマ製のフット・スイッチの音色的志向は、音の抜けは明らかに良くて、音色のレンジ感はアンプ直に割合と近付いた様に聴こえる。(全く変わらないって事では無い)
音質的にはAlpha製とは逆で、高音域と低音域のトップはさほど削れて無いが、中音域は少し減った様な音像に聴こえる。(若干ドンシャリ気味?って感じ)
しかし、出音にフィルターがかかって無い分、レベルの劣化が少ないバイパス音が良い感じである。
この音色に中音域がもう少し増せば、かなり望む音色に近づくのだけれど、そんな簡単にはいかないし、フット・スイッチのバイパス音の話なので、回路を改良してどうとかの話では無い分なかなか難しい…。
ちなみに、Klon Centaurに使用されているCalring製のフット・スイッチも試したが、Alpha製に近い音色に聴こえた。
Ture Bypass回路であっても、エフェクターを通す事で音色は確実に変化する。
その要因となる1番の原因はフット・スイッチだと思う。
音色変化の少ないエフェクター用のフット・スイッチって存在するのだろうか?
同日追記.
内部配線材のバイパス音が通る部分を、普通のシールドBelden 9778を分解?して、配線部分を使用して配線仕直した。
直す前の配線材もBelden製の内部配線用のヤツを使用していたので、音色の印象は近い感じだけど、今迄物足りなく感じていた中音域が少し増えて、音像が前に出てきて倍音も増えた様に聴こえる。
かなり良い感じだ!今までよりも豊かな音色に聴こえる。
ちょっと満足度が増した!