Stand Fish !

あくまで、長年の個人的な経験と、たくさんの失敗、勘違いや間違いをしながらも身に付けた、音楽・楽器の話を中心に…。

必要な時間を経て…。

2016-12-24 21:03:08 | 日記
目指す音が明確なコピーでは無く、自分で考え造ったモノの場合、求める音色の到達点は最初は今と違う位置にある。
その時点では完成形に思えていても、少し時間が経過するとその到達点が、まだまだ低かった事に嫌でも気付いてしまう。
最初から1発で今現在の音色クオリティに到達する事は、自分の経験値ではまだ不可能に近い。
毎回、その都度その時の感覚で良しとする、思い描いた音色に到達するまでには、日々使用しながらでないと見えてこない。
ある意味余計?とも思えるくらいの、試行錯誤する使用時間が必要みたいだ。

でも…もしかしたら、今回こそは!Orizinal Buffer Boosterの完成形に、到達出来たのかもしれない…。


多分?明らかに自己満足の話…。

2016-12-23 09:24:00 | 日記


Orizinal Buffer Boosterのフット・スイッチを交換した。
今迄仕様していたAlpha製6pスイッチから、国産?のガチッと踏むミヤマ製フット・スイッチに交換した。
明らかにAlpha製の方が、通電後1発目に踏んだ時のノイズが小さくて、踏み心地も抵抗少なくて良かったんだけど、問題は音色である。

フット・スイッチでも音色はかなり変わるのだ。

Alpha製を使用時のバイパス音の音色は、高音域と低音域それぞれのトップの音域が削れ中音域にピーク感があり、まとまり感の有る落ち着いた感じで悪いワケでは無いけど、アンプ直時と比べてしまうと抜けがイマイチで、何かフィルターがかかっている様な音像に聴こえる。
多分、一般的にはこの音色が普通レベルのバイパス音なんだと思う。
ちなみに、Exotic AC Boosterのバイパス時の音色も同じ様聴こえる。

この音色しか認識してなければ、何の問題も感じなかっただろうけど、厄介な事に自作でエフェクターを製作してたりすると、ちょっと満足出来なかったりするのだ。
市販品だと思いもしないけど、自作モノだと自由に選択出来る分、交換したらどんな音色に?音色的に良くなる?とか、欲求と好奇心が止まらない状況に陥ってしまうのだ…。

それで満足出来ずに交換って事に成るのだけど…。
交換した国産?のミヤマ製のフット・スイッチの音色的志向は、音の抜けは明らかに良くて、音色のレンジ感はアンプ直に割合と近付いた様に聴こえる。(全く変わらないって事では無い)
音質的にはAlpha製とは逆で、高音域と低音域のトップはさほど削れて無いが、中音域は少し減った様な音像に聴こえる。(若干ドンシャリ気味?って感じ)
しかし、出音にフィルターがかかって無い分、レベルの劣化が少ないバイパス音が良い感じである。
この音色に中音域がもう少し増せば、かなり望む音色に近づくのだけれど、そんな簡単にはいかないし、フット・スイッチのバイパス音の話なので、回路を改良してどうとかの話では無い分なかなか難しい…。
ちなみに、Klon Centaurに使用されているCalring製のフット・スイッチも試したが、Alpha製に近い音色に聴こえた。

Ture Bypass回路であっても、エフェクターを通す事で音色は確実に変化する。
その要因となる1番の原因はフット・スイッチだと思う。
音色変化の少ないエフェクター用のフット・スイッチって存在するのだろうか?

同日追記.

内部配線材のバイパス音が通る部分を、普通のシールドBelden 9778を分解?して、配線部分を使用して配線仕直した。
直す前の配線材もBelden製の内部配線用のヤツを使用していたので、音色の印象は近い感じだけど、今迄物足りなく感じていた中音域が少し増えて、音像が前に出てきて倍音も増えた様に聴こえる。
かなり良い感じだ!今までよりも豊かな音色に聴こえる。
ちょっと満足度が増した!







歪みモノには9V電池!

2016-12-18 22:25:43 | 日記


今更だけど、歪みモノ・エフェクターは電池起動の方が良い音色である。
特にKlon Centaurは電池起動だと1割り増しで良い音色に聴こえる。
それは自作Cloneとて同じ事である。

今日、あらためて電池起動の音色の良さを再認識したが、現実的にはパワー・サプライでの電源供給が基本だけど、今後時々は9V電池起動での音色を楽しむ事にした。

ちなみに、その電池にしてもCentaurに使用する9V電池は、アルカリ電池でなければいけない。(Centaurの説明書に明記してある)
しかし、そのアルカリ電池にしても減りが早く、使用不可近くまで減ると段々と「ピー!!!」って感じの高周波ノイズが、少しずつエフェクター音に混じり出す。本当に減ってしまうとかなりデカイ音で、このノイズが鳴り出すが、毎回意表を突かれて結構本気で驚く事に成るw(故障では無く、電源昇圧回路が影響したノイズ)






棚から牡丹餅的素晴らしいさ!

2016-12-16 20:21:01 | 日記


先日自作したAC Booster Cloneを早々と解体して、1個前に自作したCentaur Cloneに戻した。

理由は簡単で、Calring製のフット・スイッチに交換する事で、音色がさらに本物に近付く事を知ってしまったのと、さらにVolポットを本物と同じCTS製のモノに交換してみたい欲求を押さえられなかったのだ。

しかし、肝心のCTS製Volポットの10kBカーブのモノが手に入れられ無い…。
Klon社自体がCTSにオーダーしたモノを使用している事もあり、同じ抵抗値、カーブのモノは、自分レベルの入手ルートでは購入不可に近い感じだ。

その為に前の2台のCloneには、代用品としてAlpha製のVolポットを使用していたが、本物と同じフット・スイッチ使用による音色の変化に嬉しくなって、次はVolポットをCTS製に交換したら?って期待度が上がり、妥協案で手に入れられるCTS製10kAカーブに交換してみた。(2連Volは最初から諦めた)

結果的に音のクリア度は少し減るが、低音域が増したのか音色が太く、歪みの密度が増した様に聴こえる。(微妙な違いでしかないのだけれど)
まだまだ試行錯誤の段階での認識だけど、音の腰が低くく成って、暖かい感じの歪みで、気持ち良い納得の音色である。

ただ、この暖かい音色変化の要因がCTS製Volポットだけの効果なのかは、実際のところ確定は出来無いのだ。
自作してて配線材が少し不足な事もあり、ところどころにBelden製のシールドをバラしたモノを使用してみた事も、その音色に影響を与えてる事は間違いないと思う。

棚から牡丹餅的だったけれど、また1台とても満足度の高いCentaur Cloneが出来たのだ。

それにしても、AカーブとBカーブではセッティング位置が全然違うのが面倒だ。
Bカーブを使用時と同じ音色のセッティング探しが、微妙過ぎて少し慣れが必要だ。

2台共同じ音色だけど、セッティング位置が全然違う。



Calring製フット・スイッチ

2016-12-10 20:57:22 | 日記


自作Centaur Cloneのフット・スイッチを高信頼性なCalring製に交換する事にしたが、注文したフット・スイッチが今日早速届いた。

さらに本物に近付ける為に、自分で出来る最後の部品交換だと思って、期待と、期待と、期待と…期待しか無かったが、結果的に交換して本当に良かった!

何故に⁈最初からCalring製のフット・スイッチを使用しようと思わなかったんだろうか?ちょっと後悔してしまった。
もちろん、フット・スイッチだけの話では無いが…。

1個1個部品を本物と同じモノか、本物に近いクオリティのモノに交換する度に、その都度少しずつ音色的に本物に近付いていったけれど、本物とCloneの音色にはもはや個体差ぐらいの違いしか認識出来無いくらいの完成度である。



ついでに、前から部品だけは揃えていたDCジャックを、本物と同じミニフォン・ジャック・タイプのものを追加してみた。


少し予感もしていたが、コレも双方で音色の違いが明らかに認識出来た。
交換する前は、単にDCジャックのタイプ違いくらいの感覚しか持って無かったけれど、明らかにスイッチクラフト製ミニフォン・ジャックの方が音がハッキリして良い感じだ。
別に普通のDCジャックが駄目って話では無くて、比べてみるとミニフォン・ジャックがクリアで良い様に思えた。

もちろん?こんな事を知ってしまったからには、もう1台の方も交換するしかないのだ。