Stand Fish !

あくまで、長年の個人的な経験と、たくさんの失敗、勘違いや間違いをしながらも身に付けた、音楽・楽器の話を中心に…。

非常識なスピーカー・ケーブル

2016-08-23 16:32:14 | 日記


最近ますます使用頻度が増しておりますFender'83Concert Ampの、スピーカー・ケーブルを何本か自作して、パワー菅を6L6の時と5881の時との音色の違いを補正するのに使い分けています。
乱暴に表現すると、6L6は低音域と高音域が増した感じで、5881は高低音域が詰まった感じで、中音域が豊かな感じです。

基本的には5881を使用した音色が好みで、オプション的に6L6を使用してます。


スピーカー・ケーブル#1

偶然に使用してみたら、凄いConcert に合っていただけのパターンですが、このアンプには基準値的ななスピーカー・ケーブル。

アンプ側がFender純正のスピーカー・ケーブル(VibroKingに使用していたモノ)+スピーカー側がモンスターケーブル製のスピーカー・ケーブルで、2種類のスピーカー・ケーブルを繋ぎ合わせたモノ。
音色的には高音域がしっかりと再生されて無いのか、マイルドな音色で高音域が弱くて古い感じの音色だけど、音像的には太い感じで好きである。
その原因は、Fender製の方がさほど再生能力が高く無いからだけれど、ちょい足しした高性能なモンスターケーブルの効果か、アンプのリヴァーブ音がかなり良い。アンプから出てくる原音の後ろの方に、リヴァーブ音がハッキリと聴こえてくる感じで心地好い。(アンプ搭載のリヴァーブ色が薄い)
自分的にはこのスピーカー・ケーブルの音色が基本の音色。

スピーカー・ケーブル#2

上記のスピーカー・ケーブルと同仕様だけど、フォーンをスイッチ・クラフト製を使用。(もともとの仕様はシールドとフォーン部分がプラスティック?製の一体化の安いモノ)
音色的にはフォーンがスイッチ・クラフト製に変更した事により、高音域がしっかりと出る様に成った。その分、アンプ自体の原音が硬い感じ(高音域が普通に再生されているだけ)で、リヴァーブの印象が何故か?普通にアンプに搭載されている様なリヴァーブ色が増した。

スピーカー・ケーブル#3

#1、#2の中間的な感じの音色で、高音域もしっかりと再生されていて、さらに中音域が豊かで、古い感じのVintage Toneでもある。

コレに使用しているスピーカー・ケーブル材は、Old Belden製のスピーカー・ケーブルに、やはりモンスターケーブルを繋ぎ合わせたモノである。

こちらのスピーカー・ケーブルを使用時のリヴァーブ音は、#2程では無いが少しだけ普通のアンプに搭載されているリヴァーブ感が感じられる。(当たり前なアンプ搭載のリヴァーブ音色)
この事から、高音域の再生能力が低い方がリヴァーブの音色が、あまり自己主張が少なく、自分的には良い感じな様だ。

このスピーカー・ケーブルは主に6L6管使用時用である。中音域が増す事で少し硬さを減らす効果をねらっている。

ある意味非常識な仕様であろう、スピーカー・ケーブルを2種類を繋ぎ合わせたモノを使用しているのは、Fender '83 Concert Ampだけだけど、そんな仕様のスピーカー・ケーブルが何故か?良い感じの音色が得られるんだから、常識や理屈はあまり関係無いパターンである。

良くも悪くも…。

2016-08-17 22:21:09 | 日記
多分、自分的には今後どんな歪モノが出てこようが、今現在使用しているモノだけで必要無い様な感じです…。

現在の流行の主流?…なのかは個人的な見解ですが、Fazz等のギター+Ampの音色を極端に変えたり、最近本当に多い何々のアンプの音色を再現したりする、いわゆるシュミレート系のモノは、自分にはさほど必要無いんだとゆう事を、最近に成ってやっと認識、選択出来たのです。
自分でも最初は本気でシュミレート系に心奪われた感じだったけど、結局は使用しているAmpの音色から掛け離れたモノは、使用して行くと段々と感覚的に違和感を感じて、自分の場合は気分的に落ち着かなく成って行くみたい…。

基本的にそのAmpの音色を凄く気に入って使用しているのに、他のアンプの音色をペダルで再現する事に必要性が無いって事を、紆余曲折を経た上で自分でやっと認識出来たのだろうが、何よりも現在使用しているklon Centaurや、その自作Cloneモノ×3台や、自作TS808 Clone×2、Orizinal Buffer Boosterが非常に満足度の高いので、自分の出したい音色にはこの中から3台程選択すれば良いんだから、別に他の歪モノは必要無いのだ。

実際、本物でもCloneでも、Centaurが1台有れば、自分が必要な音色を非常に高いクオリティで1台で出せるんだから、今後どんな歪モノが出てきても必要性は感じ無いだろう。

他人のブログを読んでいて書いてあった事に「そうなんだ⁈」って思った。どうやら世の中的にCentaurを神格化してたり、所有しているだけで偉い様な感じが、風潮?なんだと書いてあったが、そんな話に自分なりの反応を…。
自分は別に世の中の評価が高いから、”klon Centaur”を神格化してたりしてるわけでも無いし、普通に「ちょっと価格高くない?」って大昔に購入して、長年使用してきて、その間他の歪モノ同様にぞんざいに扱っても来た時期もあったし、後生大事に保管してるわけでも無いけど、紛れもなくその音色が素晴らしい事は事実だし、何より壊れてしまう事がこわくて、必要以上の台数を自作してしまったくらいに、その音色が使えるスゴイ良い音色なのだ。(個人的にアンプ自体のちょっと歪み出すセッティングに、クランチ・ブースター的に使用した時の凄い強力な音色が最高!)

完全に世の中の流れに乗れてない人の話でした。





2016夏バージョンはかなり良い!

2016-08-14 20:39:55 | 日記


コレは83年製Fernandes製ストラト・タイプの、インプット・ジャック・プレートを取り外した後の残額です。
長年ほったらかしだった、このギターを再構築して使用する様になりましたが、このインプット・ジャック・プレート部分を取り付けてある、ネジのネジ頭がバカに成ってしまっていて、素人には取り外しが不可能だった…。

他の配線部分は全て交換して、かなり音色が向上していたので、さほど無理をしてこの部分を交換しなくても、十分良い音色だったので、正直心残りだったがそのままで使用していた。

しかし、先日意を決して、正に無理矢理ジャック・プレートを取り外した…。

格闘の甲斐があってなんとか取り外しに成功した。
しかし、当然な結果だけどギターのボディに若干のキズが付いた。
本当の意味での無理矢理の取り外しだったので、想定内の仕方無い結果である。

その後、ジャック・プレートを通販サイトからGibson製のを手に入れて、昨日オールドBelden製の配線材、スイッチ・クラフト製のフォーン・ジャックに交換して、念願だった完全再構築が終了した後に音出ししてみた。



結果、交換前と比べても、さらに太い枯れた倍音豊富な古臭い音色に成った。
枯れた古臭い音色の要因は、使用しているオールドBlack Catコンデンサの影響が高いんだと思うけど、かなりの満足度である。
試しに、現行品でもあるSOZO製のコンデンサでも鳴らしてみたが、コレだと若干硬めで元気な感じの良い音色だけど、BlackCatの様に枯れても無いし、古臭い音色でも無かったので、コンデンサの影響なのは間違い無い。

それにしても良い音色である!
フロイド・ローズ搭載のギターとは思えない、かなり見た目とのギャップがある古臭い音色で(当然良い意味で)、嬉しくギターを弾いております。
フロイド・ローズ搭載や、ネック上部が細い等、自分的には若干弾きにくい要因があるギターだけど、その古臭くて良い音色が、そんなマイナス要因に勝っているんだから、今後も喜んで弾いていこうと思います。

今回のインプット・ジャック部分の効果効果で、今迄以上にかなり気に入ってしまった!


お気に入り!

2016-08-09 21:17:22 | 日記


これまで幾度となく中身が変わって、Zendrive〜Centaurに変化しているこの紅いケースを使用した歪みモノ・エフェクター。

今回やっと!完全に納得出来るクオリティのモノが完成した。

迷走した結果ちゃんとした?Centaur Clone に落ち着いた。
以前の様に有り合わせの部品では無くて、ちゃんと2連Vol Potを使用した結果、かなり良い音色のCloneが完成した。(低音域が豊かなちょい歪みがお気に入り!)

最近のお気に入りで毎日喜んで使用しております。