ももさん

へたれアクアな日記とかをべろべろと垂れ流したいだけみたいです。

水田雑草2009 (ホシクサ編2/2)

2009-08-15 | 水田雑草

今度は去年発見したポイントへ。 
ところが部外者が常識の範囲で覗き込める道沿いに今年は生えていない!そこで辺りを見渡すと田に隣接する畑で仕事をしているご婦人を発見。タイミングを見て声を掛けたところ田んぼの所有者の方でしたので、事情を簡単に説明。なんと快く敷地内のうろうろ採取許可を頂けました!

ああ、こころおきなく気になったポイントを散策できる喜び。
ずんずん敷地内を進んでいくと、キクモやら出てきて少し様子が変わった田の淵を覗き込んでみると・・・


あったあった!水が濁っていて分かり難いけど確かに群生していました。

うっとり


後方で作業中のご婦人が「どんなのー見せてー」と仰るので一株お持ちしたところ、予想通り反応はイマイチ。やはり去年見沼区で興味を持たれたご婦人のように一般の方は、花芽がバシバシ上がったチクチク水上株の方が受けがよろしいようで。というかどこの農家の方ももそうでしたが、自分の田んぼに毎年大量に生えているはずの草なのに初めて見たご様子。興味の無い人からしたらやっぱり只の雑草なんだなぁと再認識。


「お前、どうせ見せるならもっとイケてる株見せとけよ」
すいません。

さてホシクサ編はここまで。次回はその他色々編。


水田雑草2009 (ホシクサ編1/2)

2009-08-15 | 水田雑草

友人や身内が夏の漫画祭りに参加している中、別の区へ行ってきました。
今回の田園地帯は非常に広大なので丸一日使う覚悟で気合入れています。

15分ほどで現地着。
まずは今回初めて見つけた休耕田から。適度に水が残っていて植生も豊富そう。こりゃ期待出来そうだと思ったのですが・・・

いきなり発見!


お隣に長細いのも。ミズニラの仲間かも?


ところが畦から観察できる範囲では疎らにポツンとある程度で、結局5株程度しか発見できず。許可を頂いて長靴でズブズブ中心部まで踏み込みたいなー。


僅かに見える写真左端が先ほどまで観察していた休耕田。次はちょっと右にずれてコナギや背の高い雑草が茂るグズグズの藪へ。こういった背の高い雑草だらけな湿地性の藪には、何も無いだろうと決め付けていたのですが・・・


デカルチャー


よく目を凝らしてみましょう。


なんだろう。ここのは今までのキネレウムと比べて大きいというか結構雰囲気が違う気が。


毎度のことながらプルプル手を伸ばしてズームでライブビュー撮影。


花芽



そして除草剤の影響か、何故か綺麗に枯れているラインがあります。左側の色の明るい枯れ草ラインが足場でそれ以外は底なし沼。

これまた期待などせず覗き込んでみると
なんとも一際チクチクした連中がギッシリと!


うわぁ しかも奥の藪にはなにやら長い花芽が


標準レンズのズームだとこれが限界!


それにしても、こんなに鬱蒼とした藪の中にも彼らは息を潜めているというのか・・・
もう、どういうところにあって、どういうところにないのか、サッパリ分かりません。

さて、一発目から幸先いいなーと思ったのもつかの間、結局この日は6時間掛けて膨大な数の田んぼ、休耕田を覗きましたが、ホシクサとなると結局ここと去年見つけたポイントでしか発見できず。

後で休憩していたお隣の農家さんに聞いたところ、この休耕田は大分昔から放置されているのだとか。なるほど、やっぱりあるところにはパッと見では分からない土地の歴史というか、それなりの理由がありそうです。田んぼや休耕田でホシクサを狙うとなると完全に運なのかも知れませんね。

つづく


水田雑草2009 地元編(2)

2009-08-04 | 水田雑草

先週また覗いてきました。


踏み込んでいるように見えて、ものすごく片手を伸ばしているのです。


スバラデース
数も増えまくって株自体も大きくなってますね。


ちくちくウニウニ


そして水中株の群生!


去年からずっとこれが見たかったのです。


前回見当たらなかったキクモがちらほら。


トノサマガエルかな。私、小学生から13年間イモリを飼っていたのですが、アマガエルでも飼育9年目突入なんて話も聞くので、大事に飼えば長寿で人にも馴れる国内両生類をまたいつか飼ってみたいなと思っています。探せば見つかると思うんですがシュレーゲルアオガエルなんかいいかも。


タニシだらけ。収穫後の田打ちされて干上がった田を知っているとホントどこから沸いてくるんだろうと思います。そういえば9にスライムつむりは見かけませんな。




雲行きが怪しくなってきたので退散。


水田雑草2009 地元編

2009-07-13 | 水田雑草

走行距離20000km間近の愛車のカブを気まぐれで点検に出したら、あれよあれよと見積もりが膨れ上がりTB便を見送って余った予算など一瞬にして消滅。
でもエンスト気味だった彼の機嫌も治り青空の下、バルバルと軽快に帰路の途中、ふと、寄ってみるかとあの場所へ。


実は6月の頭にも一度覗きに来たのですが、その時はたっぷり水が張っていて草なんか全く生えちゃいませんでした。一応近くで休憩していた田の関係者さんに変な人じゃないですよと断りを入れてからレッツウロウロ。

どうやら一度目の水抜きが終わったあとみたい。

ウリカワ?去年採取した株は植えてまもなく溶けてしまいました。リベンジしようかな。


マツバイ(ヘアーグラス)かな?
日本産でもショートタイプがあるという話を聞いたことがありますが、もしやこいつが?なんて。


さて、去年は目がくらむほどの数の花芽を上げ、重機の入る10月の収穫期とともにあっという間に姿を消したあのコ達はどうなったのだろうと、10画以上ある田の中で唯一確認できた一画へと赴き、青々と茂った稲から目線を下ろしてみると・・・












右も


左も


奥まで続くホシクサ天国!収穫期や田打ちに重機で揉まれたことなど何処吹く風。でもきっと毎年繰り返されている光景なんでしょう。


む~まだ子株が大半だけど可愛いなぁ~。去年は花芽が上がった彼らしか拝めなかったのでこれは感動!何気に草関連で今年一番テンションが上がってしまいました。


話を聞くとどうやら今日が2度目の水入れの日だったみたい。ということは今日が花芽無しの水上ホシクサを見られる最後の日だったということでしょうか?でも今度は水中化した水田雑草が色々拝めるかも。


ミステリークレイフィッシュ”クリムゾン・ブラッド”発見。自慢のハサミは再生中?

取り合えず今日はなんとなく寄っただけで採取の用意はしていないため手ぶらで退散。
近いうちにまた別の場所も色々回ってみよう。因みに先月、白く色づいた野生のハンゲショウを求めてあちこちウロウロしたけど見つかりませんでした。また来年なのかな。

-------------------------------------------------------------------

先月末巻いた去年採取の上記同ホシクサの種もなぜか急に発芽中。

うーんカロヤン。


地元ホシクサの種取り

2008-12-27 | 水田雑草

9月に地元のさいたま市見沼区で採取したホシクサ。

実は先月、何個か花芽を崩してみたのですが種らしきものが出てこなかったので、また来シーズンか~なんて落胆していたのですが・・・

さらに一ヶ月放置

草体はもう根元からカラッカラ。(周りに生えているのは勝手に生えてきた謎の雑草)


でもなんだか先月より花芽が若干開いている様子


おや、このポンと弾けた花芽・・・


これも中になにかありますぞ

くしゃくしゃっと

やっぱり!なんと種ってこんなちっちゃいのか・・・。
もしかしたら先月崩した花芽の中にすでにあったのかも。


3つの花芽を崩して約50粒ほどでしょうか。

さて種蒔きですが、この寒い季節に加温した腰水栽培で発芽するものでしょうか?