GreenNova活動奮闘記!!

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高尾 いろりの里 ごん助 帳場内石張り工事  その1

2012年09月14日 | 代表 下川のブログ
皆様おはようございます。
残暑は続きますが、朝晩は涼しくなりましたね。

本日からお送りするのは、高尾にある囲炉裏焼のお店「ごん助」様の帳場内(受付)を石張りにする工事です。
今回の工事7月中から話があったのですが、私としては楽しみで楽しみでしょうがありませんでした(笑)

施工前は帳場内はすべて荒木田土の土間でした。

「この土間は、とても味がある雰囲気が演出できるが、風が入ってくると表面の土が舞ってしまい非常に埃っぽくなってしまうという悩みがある」

と社長がおっしゃってました。

そしてコンセプトは「囲炉裏の里にふさわしく上品に仕上げてほしい」でした。

色々考えましたが、ご提案したのは「石張り」です。
このブログでも何度かお伝えしてきたように、石にも彩のきれいな石英岩「ジュラストーン」や「アルビノ」などいろいろありますが、『洋』のイメージなので、今回は『和』の代表石ともいえる「御影石」を使うのはどうか?と私の中で考えがまとまり打ち合わせに挑みました。

ひとえに御影石といっても色は「白」「サクラ」「サビ」など色々あり、表面の仕上げも「バーナー」や「ビシャン」などいろいろです。

ごん助の帳場内は少し暗くアンバーなイメージなので、石の色は「サビ」辺りが非常に明るすぎず優しいイメージになるのではないか?と考え図面を引いてみました。

御影石を乱張りにすることは非常に珍しいのですが、私的にどうしても乱張りでやってみたいという思いが強く図面を引いてみたのですが・・
とてもうるさい・・(うるさいというのは図面的に騒がしいとか落ち着きがないとかそういう意味です)

やはり基本の張り方の中にところどころアクセントをつける方がいいかな・・と最終的に下の図面のようになりました。

基本のイメージは四角の御影石で引いていきますが、ただ四角に張っていってものっぺりとしてしまうので所々に乱張りを入れていきます。(薄茶色の部分が乱張りになります)

この図面で社長にOKを頂いたので着工です

そうそう、忘れていましたが今回は土間から廊下に上がる場所に「沓脱石を二つ据える」という工事も同時に進行します。

明日は完成イメージを現状と比べたいと思います