『インビクタス 負けざる者たち』

おっと。。 またぽやーんとしている間に日が経ってしまいましたが。。 今日は昨日見てきた映画『インビクタス』のことを書きます。 国際的な圧力により悪名高きアパルトヘイト（人種隔離政策）が廃止され、旧白人政権下で27年半も獄中生活を強いられたネルソン・マンデラが、初めての黒人参加の選挙の結果、新しい大統領に選ばれた1995年の南アフリカ共和国。 黒人たちは歓喜に沸きあがり、白人たちはこれから始まるか . . . 本文を読む

『南極料理人』

先日、『南極料理人』という映画を見に行きました。 過酷な環境にも関わらず妙にほのぼのとしている世界観といい、メンバー同士の絶妙な間といい、笑いとペーソス溢れるストーリーといい。。 非常に私のツボにはまる素敵な映画でした。 この映画は、南極で観測のために一年半を過ごした8人の男達の悲喜こもごも溢れる日常を、毎日食べるごはんを中心に描いた作品。。 南極と聞くと、昭和基地しか知らなかったのですが。 . . . 本文を読む

『悲情城市』と『台湾人生』

ご無沙汰しております。。 気持ちの余裕がないのと、気持ちの切り替えがうまくできないのとで、なかなかいいペースが見出せず、なんとなくブログから遠ざかっておりました。。 あまりに久々すぎて、記事の書き方を忘れてしまいそうな勢いですが。。 ずっと、見よう見ようと思いつつ、なかなか見る心構えができなかった、ホウ・シャオシェン監督の名作、『悲情城市』をやっと見ることができたので、そのことを書きます。 第 . . . 本文を読む

『小三治』

先日、『小三治』という映画を見てきました。 落語家の柳家小三治さんのドキュメンタリー映画です。 いい映画でした。何度も見たくなる。 で、もう一回見てしまいました（笑）。 私、落語は嫌いじゃないですが、全然詳しくなくて（というか限りなくド素人に近いです。。）、実は柳家小三治さんを存じ上げなかったのです。。落語ファンの方に怒られそう（苦笑）。というくらい大御所の方なんですよね。。 そんな私がなん . . . 本文を読む

『めがね』

今日は木曜日、レディースデイで映画1000円の日♪ ということで、前から見たかった「めがね」を見てきましたー。 「かもめ食堂」の荻上直子監督の作品です。 レディースデイということもあり、平日の昼間だというのに映画館は大盛況。。 ストーリーはというと。。 春先、とある南の島に人生を一休みしにやってきた主人公タエコ（小林聡美）。。 彼女を待っていたのは、「たそがれる」のが得意な個性的な面々。。 民宿 . . . 本文を読む

『殯の森』、『長江哀歌（ちょうこうエレジー）』

（ちょっと付け足しましたー。） 今日は旧暦8月15日、中秋節。中秋の名月ですね。 幸い雲一つない空に輝く満月。。あれ？ちょっとまんまるじゃない？ と思ったら、どうやら月齢13.6、ちょっと満月には届かない。。 今年はずれてるみたいですね。 でも、明るい月の中にはちゃんと餅つきをするウサギ？逆立ちする蟹？が見えました。 中国や台湾の人々は月餅を食べてお祝いしているのかな。。 日本にいる私は月見団子は . . . 本文を読む

『傷だらけの男たち』

行こう行こうと思いつつなかなか行けないままここまで来てしまったのですが、公開も間もなく終了＆レディースデイで1000円。。。 ということで昨日、見てきました『傷だらけの男たち』。 金城武が酔っ払いの探偵役。。ぐらいしか予備知識がないまま見に行ったので（ちょっと予備知識なさすぎですねー。。すいません。。）、いろいろびっくりしてました。。 え？トニー・レオンがいきなり強盗殺人！って被害者は奥さんの . . . 本文を読む

『藍色夏恋』

梅雨は。。。なんて書いていたけど、今日はスカッといい天気！ たっぷり汗を吸ってすっかり重くなった布団も干せていい気分。。 外では蝉の声も聞こえてやっと夏が来た？ 今日みたいな夏夏した雰囲気にぴったりな映画、『藍色夏恋』。 そうです、周杰倫監督・主演映画『不能説的秘密』のヒロイン、グイ・ルンメイ（桂綸鎂)ちゃんが出演していたというこの映画。。（私は知らなかったのですけど、ルンメイちゃ . . . 本文を読む

『ヤンヤン 夏の想い出』

先月末に台湾の映画監督、楊徳昌（エドワード・ヤン）さんが7年間の闘病の末に結腸癌による合併症のため59歳の若さでなくなったとのこと。。 エドワード・ヤンさんといえば『ヤンヤン　夏の想い出』。この映画が公開されたのは7年前の2000年頃。ということはちょうどこの頃から癌と闘っていらっしゃったのでしょうか。。公開当時、映画館でも見たのですが、結構内容も忘れているので、追悼の意味もこめて改めてレンタルで . . . 本文を読む

『バベル』

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督。。（言いにくい。。）の、前作『21g』が胸にぐっとくるすごい作品だったので、巷で話題の『バベル』を見に行ってきました。 感想を書こうと思ったのですが、これ、簡単には咀嚼できない映画です。。。 なんと言ったらいいのか。。。 　 ちょっとネタバレっぽい内容もありますので、知りたくない方は読まないでくださいね。といっても、この映画の場合、ストーリーを少々知っ . . . 本文を読む