■オススメ曲■
1曲目 "Good Enough" / 2曲目 "Seriously" / 5曲目 "Only One"
何の予備知識も無しに、その名前と値段だけで衝動買いしたアルバム。案の定、その名が示すようにLoggins & MessinaのKenny Logginsの息子でした。それにしても "Crosby" で "Loggins" なんて、こんな名前、反応するなと言う方が難しいですね。。
そんなことは抜きにして、これがなかなかの良盤でした。1曲目 "Good Enough" のフックの効いたメロディーとキャッチーなギターリフで「良いもん見つけた！」と思ったくらいです。特に目新しいことはやってないのにここまで魅力的に聴こえるのは、やはり楽曲がしっかり書けているからなんだろうなと。。
その楽曲に関してはバンドメンバーとの共作がほとんどを占めています。そもそも前作のデビュー盤はバンド名義だったようで、ソロ名義としてはこの作品が初となるみたいです。。
プロデュースはJohn Alagia。その繋がりでJohn Mayerが3曲目 "Time To Move" でギターソロを弾いています。また名手Matt Chamberlainが全編に渡ってドラムを叩いてますね。。
最初にこのアルバムを聴いた時、楽曲自体もそうですが、声質も近いとあってGlen Phillipsがすぐに思い浮かびました。そしたらなんと6曲目 "Radio Haert" で共作しててビックリ。影響はかなり受けているんじゃないかなと思います。なのでGlen Phillipsのファンにもオススメです。。
今回のアルバムは若干プロデューサーであるJohn Alagiaの影響が大きい気もしますが、このまま経験を積んで洗練されていけば、さらにスゴいものを聴かせてくれそうだなという期待が持てるアーティストだと個人的には思っています。今後が楽しみです。。
Crosby Loggins - Seriously
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