Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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Paul Weller in Zepp大阪。

2006年04月09日 | ひとり言。
「パッパッパッパーパラッパー、パッパッパラッパー、ウォーオ」。。
いまだにライブのラストを飾ったTHE JAM時代の名曲「Town Called Malice」のこのフレーズが 頭を離れません。兄貴と共に全員がコールし、会場全体が揺れたその日最後の曲。

会場のアナウンスがもうすぐ始まると告げるとあらゆる方向からポールコール、そして手拍子。会場の温度が少し上がったかのように感じながら、ひたすら兄貴の登場を待つ。
客電が落ち、兄貴とバンドメンバーの面々が登場。軽く片手を上げ観客のコールに答えると、ニューアルバム「As Is Now」から「From The Floorboards Up」で 一気にヒートアップ。兄貴に助走は必要ナシ。 会場もそれに答えるかのように揺れる。曲のブレイクで右手を振り上げ人差し指を突き上げる。鳥肌が立った。兄貴はTHE JAM時代から何一つ変わってなかった。ギターの弾き方もあの頃のままだ。それだけで良かった。

バンドとの相性も抜群。キーボードが不参加のため、たった4人で作り出された音はまさに「バンド」の音だった。小細工なしのこの編成は兄貴にもぴったりだと思う。所々で折り込まれる即興的な演奏がホントにスゴい。圧巻だった。コレが50歳を目前にした男のライブなのか?兄貴は何度目かの絶頂期に今いるんだろう。それは本編セットの最後、名盤「Stanley Road」から「The Changingman」を聴いて確信した。。
そして本編終了。もちろんこのまま引き下がれない。直後にポールコールと手拍子が起こる。あんな演奏を聴かされたのだから当然だろう。

兄貴は戻ってきた。かなり上機嫌のようだ。さらに会場をヒートアップさせる。ステージを動きまくる。そして例の「Town Called Malice 」だ。イントロのベースが聴こえてきただけで歓声が上がる。「パッパッパッパーパラッパー、パッパッパラッパー、ウォーオ」。。兄貴と一緒に合唱だ。
4人が肩を組んでステージ中央に並ぶ。深々とお辞儀をするとゆっくりと去って行った。もちろんファンのみんなは「Town Called Malice」がくればラストだとわかっていたが、客電がつくまでポールコールは鳴り止まなかった。。

ホントに今回のライブを観れてよかった。特筆すべきはニューアルバムからの曲が過去の名曲に劣らずカッコイイということ。ロックのレジェンドではなく、まだまだ現役でありモッズ番長であり兄貴なのである。当日買ったTシャツはずっと大切に持っていよう。5月に出るライブアルバムも楽しみだ。



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