Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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The Elms / The Great American Midrange (2009)

2010年04月23日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
8曲目 "The Little Ways" / 9曲目 "Back To Indiana" / 10曲目 "This is How The World Will End"

 The Elmsと言えば2nd「Truth, Soul, Rock & Roll」だと思い込んでいる僕としては、前作3rd「The Chess Hotel」が少し消化不良だったということもあって4枚目となる本作は不安半分、期待半分といったところでした。でも全くの取り越し苦労。良いです。。

 派手なギターのバッキングで始まる1曲目から最後の12曲目までロックありバラードありと緩急バランスよく並べられた曲順は、しばらくしてアンコールとでも言えそうな隠しトラックの13曲目が始まると言う演出もあって、少しライブを意識したのかなという印象があります。。
 個人的にミドルテンポの曲は結構重要で、そこが飽きずに聴けるかどうかでアルバムの善し悪しが決まると言ってもいいかもしれません。今回のアルバムはその出来がかなり良いです。じっくり聴かせてくれます。また激しいロックもしっとりとしたバラードも歌いこなすボーカルの歌唱力も相変わらず素晴らしい。オススメ曲にも挙げたアルバム後半の8曲目から10曲目の流れは、そのミドルテンポの曲の出来と様々なタイプの曲を歌いこなすボーカルの実力の両方を十分堪能出来るハイライトだと思います。。

 程よいポップさを兼ね備えたストレートなギターロックバンドという印象の1stや2ndに対して、3rdではライブ映えしそうなギターのバッキングやリフを前面に押し出した骨太ロックバンドへと変化していった彼ら。今回の4thは簡単に言ってしまえばそれらの良いところを集めた中間の音かなと。共同プロデューサーとして1stや2ndで組んでいたBrent Milliganが名を連ねていて、もしかしたら初心に戻ろうとした結果がその中間の音になったのかもしれません。いわゆる今までの集大成ですね。。

 実力は申し分無し。あとは売れるだけだ。。



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